【目的】

 野生動物による農作物被害が深刻な地域において、人と野生動物の棲み分けを図るための林緑部の森林整備及び野生動物の生息地や森林の防災等の公益的機能が低下した広葉樹林の整備による野生動物の生育地環境の改善を目的とした県事業。

 

【事業内容】

(1)バッファゾーン整備

 人家に隣接した森林のすそ野を帯状に抜き伐りし、人と野生動物の棲み分けのための緩衝帯の設置。

(2)共生(広葉樹)林整備

 野生動物による被害が深刻な地域の広葉樹林やシカ食害により防災等の機能が低下した広葉樹林の整備。

 

【対象森林】

(1)バッファゾーン整備

 野生動物による農作物被害が深刻であり10ha以上の森林、ただし、集落においてイノシシ被害の防護柵を設置することができる地域。

(2)共生(広葉樹)林整備

・野生動物による被害の深刻な地域の広葉樹林。

・シカ食害等により防災等の公益的機能が低下した広葉樹林。

・1箇所あたりの事業規模おおむね5ha以上。

 

【補助額】

 県による事業実施のため、森林整備のための費用は不要。

 

【その他】

・地元は事業着手までに、事業区域内の森林所有者の土地使用承諾書を揃えていただく必要があります。

・事業完了までに市と森林所有者との管理協定書の締結が必要です。

・事業実施後10年間、市と地元(森林所有者)は、整備を行った森林(バッファゾーン)や管理歩道を適正に維持管理しなければなりません。

・事業効果を高めるため、防護柵が設置済みであること、もしくは設置計画があることが事業の実施要件です。