猫を飼っている方にとっては、ご自身の猫は家族同然の可愛いペットです。しかし、猫が苦手な方、アレルギーの方などもいます。お互いが思いやりを持って、猫を飼っている方は、近隣の方の迷惑にならないよう、責任を持って管理しましょう。

 

『飼い猫』への具体的な対策

 猫の飼い主がその責任をしっかりと果たし、終生その猫を飼育することが猫の問題を解決していくための大前提となります。猫の飼い主責任は具体的には「完全屋内飼育」「繁殖制限」「所有者明示」の3点に尽きると考えられます。

 

1 完全屋内飼育

 家の外は猫にとって危険がいっぱいです。交通事故にあったり、けがをしたり、病気になったりします。迷子になって家に帰れなくなることもあります。また、あちこちでフン尿をしたり、他人の物を傷つけたりして、ご近所でトラブルが発生してしまいます。屋外で暮らす猫の寿命は、完全屋内飼育の3分の1とも言われており、猫自身の健康と安全を守るためにも完全屋内飼育は必須と言えます。

 

2 繁殖制限

 猫は1年に2~3回、1回あたり4~6匹の子猫を産みます。生まれてくる子猫について、すべてを自宅で適切に飼うことは困難が伴います。また、もらい手を見つけることも、とても難しいことです。繁殖を希望しない場合は、不妊去勢手術を行いましょう。

 

3 所有者明示

 屋内で飼育していても、災害や何らかのきっかけで、飼い猫が外に出てしまうことがあります。そういった場合でも、飼い主の連絡先を書いた名札を着けておくと、飼い主の元に帰ることができます。首輪に直接連絡先を書いておいてもいいです。名札は、飼い猫の命綱になりますので、できるだけつけてあげましょう。また、首輪が外れてしまうこともありますので、可能な限りマイクロチップを装着しておきましょう。