「新型コロナウイルス」高齢者として気をつけたいポイント
「新型コロナウイルス」高齢者として気をつけたいポイント(日本老年医学会作成)
「新型コロナウイルス」に対して、高齢者として気をつけてほしいポイントが、一般社団法人日本老年医学会のホームページに掲載されています。
(以下は、一般社団法人日本老年医学会ホームページより抜粋)
新型コロナウイルス感染症は、高齢者や基礎疾患がある方は重症化しやすいことが明らかになっています。
自分自身を守るために手洗いを中心とする感染予防が必要です。
また、人が多く集まる場所を避けることなどが言われており、家に閉じこもりがちになりますが、高齢者にとっては合わせて「動かないこと(生活不活発)」による健康への影響が危惧されます。
「生活不活発」により、フレイル(虚弱)が進み、心身や脳の機能が低下していきます。
動かない時間を減らし、自宅でもできるちょっとした運動でフレイルを予防しましょう。
日本老年医学会では、先の見えない自粛生活でのフレイル予防について一般向けにポイントをまとめました。ご覧いただき、フレイルを予防し、抵抗力を下げないようにしましょう。
「新型コロナウイルス」高齢者として気をつけたいポイント [895KB pdfファイル]
みんなでできる介護予防
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、介護予防教室の中止、通いの場への感染予防徹底をお願いしています。
一方で、外出の機会を失い、自宅に閉じこもってしまう高齢者の方々の孤独や活動量の低下が懸念されています。
このような状況の中、介護予防に取り組んでいらっしゃる方も、そうでない方も、活動量の維持・向上をめざし、自宅でできる取り組みをご案内します。
いきいき百歳体操
いくつになっても体力をつけることができます!
●いきいき百歳体操はどんな体操?
おもりを使った筋力運動の体操です。6段階に調整可能なおもりを手首や足首に巻きつけ、イスに座ってゆっくりと手足を動かしていきます。
※ おもりがなくてもできる体操があります。
●体操するとどうなるの?
まず、筋力がつきます。筋力がつくと体が軽くなり、動くことが楽になります。また、転倒しにくい体になるので、骨を折って寝たきりになることを防ぐことができます。
●毎日体操するの?
いいえ。筋力運動は週1~2回程度でいいと言われいます。1回運動をしてから2~3日休んで筋肉の疲れを取った方が、逆に筋力がつきやすくなります。
いきいき百歳体操について詳しくは、
高砂市地域包括支援センター(Tel:079-443-3723)までお問い合わせください。
かみかみ百歳体操
食べて・しゃべって・笑顔になろう!!
●かみかみ百歳体操はどんな体操?
食べる力や飲み込む力を保つための体操で、イスに座ってお口の周りや舌を動かします。
●体操を続けていくとどうなるの?
まず、唾液がよく出るようになります。唾液が出ると、お口の中が清潔に保たれ、食べることや飲み込むことが楽になります。また、お口の周りに力がつくので、食べこぼしやむせることが改善されます。
●いつやれば効果的?
いつでもかまいませんが、食事の前に行うと、お口の準備運動になり、むせることの予防になります。週1回以上『いきいき百歳体操』と合わせて行うと、より効果的です。
かみかみ百歳体操について詳しくは、
高砂市保健センター(Tel:079-443-3936)までお問い合わせください。
電話・FAX・メールでの交流
外出しにくい状況の今こそ、ちょっとしたあいさつや会話などがとても大切です。
直接会うのではなく、電話やメールで家族やお友達とお話してみてはいかがですか。
人とつながることで、心が元気になります。
