高砂神社
秋祭りの日程:10月10日・11日
屋台の練り合わせのほか、昔から名高いのが船渡御(ふなとぎょ)神事(3年に1度)で、播州三大祭の一つとして『播州名所巡覧図絵』にも「餝(かざり)船萬千の提灯に月星の光を奪う」と記されています。
宵宮の10日、神社を出立した神輿が町内を巡行して船着き場に着くと、締め込み姿の若衆が神輿を頭上に支えて御座船に遷し、船渡御が始まります。高張り提灯を掲げる供奉船(ぐぶせん)を従えた御座(ござぶね)船が裸の若者たちに支えられて港に向かい、さらに水揚げされた神輿は神社へと還御されていきます。その醸し出す幻想的な雰囲気は、やはりこの秋祭り一番のクライマックスです。

登録日: 2008年2月3日 /
更新日: 2008年2月3日