高砂市職員互助会問題について(債権の放棄)

市民の皆さまへ
 ~高砂市職員互助会問題について~
    平素は、本市の市政運営につきまして、格別のご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
 
 
     1 互助会問題について
 本市の職員互助会問題は、互助会が福利厚生事業として支給した退職生業資金及びリフレッシュ助成金のうち、市の負担金を原資とする部分は給与条例主義に反するとして、平成17年に住民訴訟が提起され「市長は互助会に対し、約6億7千万円及び遅延利息を請求せよ」との判決を受けたものです。
 
     2 本市の債権回収について
 上記の判決以降、本市は債権者の立場を十分に認識し、長きにわたり回収に努め、元金6億6970万5850円のうち、5億8288万2032円を回収し、その回収率は87%となっております。
 
     3 債権放棄する判断について
 しかしながら、残債権については、現状では回収手続きには限界が見え、その回収は事実上、極めて困難な状況にあることから、現状や様々な事情などを総合的に勘案した結果、問題への対応を、別添資料「報告書(その1)高砂市職員互助会について(経緯及び経過)」.pdf [1758KB pdfファイル] 及び「損害賠償請求権等を放棄する理由について」.pdf [47KB pdfファイル]として取りまとめ、本市が有する一切の債権を放棄するための議案を9月定例市議会に提案し、議論の結果、全会一致で議決をいただき、債権を放棄いたしました。
 
     4 今後に向けて
 本市の職員互助会には、組織及び事業執行に大きな問題があり、互助会はもちろんのこと、市にも大きな数多くの問題があったと考えております。このことから、この度、債権を放棄するにあたり、本市としては、別添資料「報告書(その2)高砂市職員互助会について(検証及び総括)」.pdf [1025KB pdfファイル] のとおり、問題の検証と総括を行っております。
 今後、本市としましては、この問題の検証と反省を踏まえ、法令遵守の徹底を図るための仕組みづくり、チェック機能の強化やその体制の確保など、再発防止のための取組みを進めて参ります。また、このような事案が起こったことを真摯に受け止め、これら検証した内容を十分に認識の上、この問題で得られた課題や問題点も検証や反省に止まらず、本市の将来にわたる事業執行や運営に役立て活かして参ります。
 どうか、今後の市政運営につきまして、ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

 令和3年10月12日 高砂市長 都倉 達殊