高砂市水道事業100周年記念誌
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第1章 プロローグ(序章)高砂市水道事業 100周年記念誌 「高砂やこの浦舟に帆をあげて…」とめでたい席などで謡われる謡曲「高砂」で知られる高砂市は、兵庫県南部播磨平野の東部にあります。東に加古川が流れ、南に瀬戸内海を望み、古くから白砂青松の風光明媚な泊として栄えてきました。 大阪や神戸などの大都市に近いことや豊富な用水があること、埋め立てしやすい遠浅の海岸などが企業の立地条件となって、機械・製紙・化学・食品・電力などの大工場が進出し、播磨臨海工業地帯の中核となりました。 1954(昭和29)年には高砂町・荒井村・伊保村・曽根町が合併して高砂市が誕生し、その後1956(昭和31)年には阿弥陀村・米田町を合併、翌年、北浜村を併せ現在の高砂市になり、一層の発展をめざしてきました。 市内には、高砂神社・生石神社・鹿嶋神社・曽根天満宮・十輪寺などの社寺や石の宝殿などの史跡も多く、市内各神社の秋祭りなどの行事には多くの人々が訪れる観光地にもなっており、東播磨地域の中核都市として前進しています。14第1節 高砂市の概要

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