高砂市水道事業100周年記念誌
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高砂市水道事業 100周年記念誌 この案は残念ながら実現を見なかったが、その後の水道計画の基礎となっている。塩水の心配がない水量豊かなときに貯水しておく目的で、1914(大正3)年3月に用水溜池を増設している。 面積は合計約19,000㎡、深さは9尺(約2.7m)である。こうして川の水を極力取り込む手段を講ずるかたわら、1903(明治36)年、1910(明治43)年、1912(大正元)年に何か所も井戸の試掘を行っているが、いずれも 質量とも不満足であったため井戸水の使用は断念している。20・高砂市水道50年史 P.51.米田町古新地先加古川量水標附近より引水する。この工費18,000余円1.引水の延長は1,079mとする。  加古川河川敷内水路   延長704m  敷幅 2.7m  小松原堤防掘さく    延長151m  敷幅 0.9m  至高砂堤内水路     延長 1,094m  敷幅 1.8m13m  敷幅 1.2m  群道及び水路下暗渠   延長

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