高砂市水道事業100周年記念誌
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高砂市水道事業 100周年記念誌2.第1回変更(朝日町浄水場の廃止)〈1965年〜1966年〉 第5次拡張計画における新設の堤外集水設備を築造するために必要な堤防横断工事は水利権の関係もあり、早急に建設省(現:国土交通省)からの許可を受けることは困難であったので、堤内地に集水設備を築造し、堤外施設はその分を縮小した施設とした。 また、加古川の水質悪化の影響で朝日町浄水場ろ過池は能力が低下し、ろ過後の残留色度が増加するなど、施設機能は麻痺してきたことから、朝日町浄水場の施設能力1日6,000㎥にかえて、米田水源地に3,000㎥の調整池を2池築造するなど、事業計画の変更を行った。 変更申請は、1965(昭和40)年12月13日に提出し、同年12月23日認可を受けた。 この完成を受けて創設開始から高砂市の水道を支えてきた朝日町浄水場は1966(昭和41)年7月8日に施設廃止となり、その役割を米田水源地が担うようになった。第3章 増え続ける水需要に対応するために(拡張事業)・米田水源地 第1ポンプ室、第2ポンプ室及び調整池(容量3,000㎥×2池)65

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