高砂市水道事業 100周年記念誌・法華山谷川水管橋1.計画の策定と認可〈1972年〉 第5次拡張計画が完成した1972(昭和47)年、人口の増加は目標を下回ったが、使用水量の伸びが大きかったことから給水量の増加を目的に、目標年次を1976(昭和51)年度とした第6次拡張計画を立案した。2.計画内容 第5次拡張計画から1日最大給水量を約24,720㎥ほど増量し、その水源は加古川の表流水とした。堤内水路から取水し、横流沈殿池(移動式傾斜板付き)、急速ろ過池及び電気機械設備(処理能力28,000㎥/日)を増設することとした。 送配水管については、市内西部地区の送水圧力を増加するため第4送水管(米田水源地〜北浜町牛谷間)として鋳鉄管φ1,000㎜×1,050m、鋳鉄管φ600㎜×2,369m、鋳鉄管φ500㎜×1,330mを布設することとし、配水管は市街化にあわせて計画を変更した。計画では、給水区域を高砂市及び加古川市の米田町船頭、平津地区とし、1日最大給水量を79,800㎥とした。1972(昭和47)年2月3日に事業変更認可申請を行い、同年3月6日認可を受けた。72第5節 第6次拡張計画
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