高砂市水道事業100周年記念誌
93/108

◆浄水場の耐震化 管理棟や調整池などの貯水施設の耐震化は完了し、今後は浄水処理施設の更新時にあわせて耐震化を実施する予定です。◆管路の耐震化 平成28年度末で基幹管路の耐震化率が1.6%(耐震管0.34㎞/基幹管路総延長21.10㎞)と対策が進んでいませんが、今後は、計画的に整備を行い、耐震化率の向上を図っていきます。高砂市水道事業 100周年記念誌2.強靭な水道 水道施設の健全度が低下しないよう定期的な診断・評価が行われ、適切に施設更新をし、基幹管路・浄水場・配水池のすべてが耐震化され、給水管についても適切な材質や仕様により耐震性を向上させることが求められています。また、相互応援協定などの災害時や緊急時の給水体制の整備や効果的な訓練についても求められています。◆緊急連絡管等 隣接する加古川市との緊急連絡管を設置し、定期的に訓練を実施しています。 また1998(平成10)年には、兵庫県及び県内市町と「兵庫県水道災害相互応援に関する協定」を締結し、災害時の相互応援体制を整備しました。ほかにも、市内水道建設業者18社と災害時応援協定を締結しています。 加圧給水車の配備・非常用給水袋・仮設給水栓などの備蓄を行っています。第5章 未来へ歩み続ける水道事業91

元のページ  ../index.html#93

このブックを見る