高砂市水道事業100周年記念誌
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◆技術継承・人材育成 効率的な事業運営を維持するとともに、災害や突発的な事故にも迅速に対応できる組織体制の構築に努めています。水道事業の基幹的な業務には専門性をもった職員が対応できるように、組織体制の強化や人材育成の重要性を市全体で共有する必要があります。 また、専門研修については、(公益社団法人)日本水道協会主催の事務・技術研修会など外部研修の受講のほか、先輩職員による部内研修会を開催し、人材の育成に努めています。高砂市水道事業 100周年記念誌3.サービスの確保 給水人口や給水量が減少する状況においても、健全かつ安定的な事業運営を目指し、水道に関する技術、知識を有している人材を育成し、いつでも安全な水を安定的に供給するために、広域連携等についての検討も行いながら最適な事業形態の水道事業を実現させていきます。◆経営 安全な水の供給の持続の確保には、計画性をもった資産管理とその財源となる水道料金の確保が重要です。人口や給水量の減少による収入の減少は避けがたく、老朽化対策等で更新による経費の増加も見込まれています。常に経営努力をしながら、適切な料金改定についても検討する必要があります。92

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