高砂市水道事業100周年記念誌 概要版
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▼▼上水道のあゆみ竣工工事着手地鎮祭、鍬入式年月日出来事備考加古川朝日町浄水場配水塔工事風景古新水源地(上水・工水)朝日町浄水場加古川市大正12年荒井村への区域外拡張工事高砂市域加古川市米田町地域1月29日【朝日町浄水場等】2月1日【朝日町浄水場等】10月1日[【内第第務22大回期臣変拡に更張変]計更画認】可申請10月25日【朝日町浄水場配水塔】7当時は、上水道賛成派、反対派がともに、演説会等を催し、多くの聴衆が集まりました。賛成派は1922(大正11)年6月9日に町公会堂に100人を集め、町会議員や町役場職員の列席のもと町長が工事実施について協力を仰いだが「未だ十分の諒解は得兼ねた模様であった」と報じられています。(大朝神戸附録1922(大正11)年6月12日)反対派は、町が提出した第2期工事の申請書に「給水人口1万人を1万5千人に増加、なお、2万人まで給水できる施設に変更の上」と記して提出したことで運動の勢いは増し、ついには町税不納同盟を結成して町当局と絶縁する声明を提出し、小学校の同盟休校、軍隊の宿舎割当にも役場からの指示では絶対に応じない状況となりました。1923(大正12)年1月5日、町当局は反対派と意見交換を行い、折り合いのつく妥協点を見出し、調停が成立し、この紛争は終結しました。その後、約1年を費やし、1923(大正12)年12月20日に施設は完成しました。こうして、1924(大正13)年1月1日に高砂町水道事業として給水を開始しました。竣工式は、1924(大正13)年4月3日、朝日町浄水場において盛大に行われました。大正13年当時明治33年~大正10年大正10年~大正11年大正12年~大正13年昭和7年~昭和12年昭和13年~昭和25年昭和25年~昭和31年昭和31年~昭和34年上水道創設県下5番目の早さで給水を開始

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