マダニに注意しましょう!

更新日:2023年05月28日

厚生労働省ダニ媒介感染症予防ポスター

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について

SFTSは、日本に広く分布するマダニによる咬傷で感染します。マダニは森林や草地等の屋外に生息しており、衣類や寝具、食品などの屋内発生するダニとは異なります。

このSFTSは2011年頃、中国で報告されたブニヤウイルス科フレボウイルス属に分類される新しいウイルスによるダニを媒介とする感染症です。国内では、2013年1月に初めての患者が報告されて以降、毎年60~100名程度の患者が報告されています。

症状について

SFTSウイルスを保有するマダニに咬まれてから、6日から14日後に発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)等が出現し、重症になると死亡することもあります。

予防について

マダニは春から秋にかけて活動が活発になります。農作業やレジャーなど野外で活動する際は次の点に注意しましょう。

  • 肌をできるだけ出さないように、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用する。
  • ダニを目視しやすいように、明るい色の服を着用する。
  • 服の上から用いることができる虫よけ剤などを使用する。
  • 地面に直接寝転んだり、腰をおろしたりしないように敷物を敷く。
  • 屋外活動後は、入浴しマダニにかまれてないかチェックする。(特に首、耳、わきの下、足の付け根、手首、ひざの裏など)
  • ペットの散歩後には、ペットの体表をチェックする。

マダニに咬まれたら

医療機関(皮膚科など)で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらってください。また、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関を受診し、マダニに咬まれたことを伝えてください。

詳しい情報はこちらのホームページをご覧ください。

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