高砂市「多様な性」に関する取組方針
本市では、第5次総合計画において「育み、認め合い、元気に生きるまち」を基本目標の1つとし、年齢、性別、障がい、出身、文化によらず、すべての人が安心して暮らすことができるまちの実現を掲げるとともに、「高砂市人権教育及び啓発に関する総合推進指針行動計画(第3期)」及び「第3次たかさご男女共同参画プラン」において、性的マイノリティの人権に関する問題を取り組むべき課題の一つに位置付け、啓発や研修などに取り組んでいます。
しかしながら、社会における性的マイノリティ当事者への理解が進まず、偏見や差別・配慮に欠いた対応など、性的マイノリティ当事者は日常生活のさまざまな場面において困難や生きづらさを感じている現状があります。
本市では、これらの課題を解決していくために、社会における多様な性に関する理解の促進を図りながら、一人ひとりの生き方や価値観を認め、互いに尊重し合い、すべての人が安心して暮らすことができる社会をめざした取組を進めます。
具体的な取組
(1)性的マイノリティ当事者に対する支援事業
1.高砂市パートナーシップ・ファミリーシップ制度の導入
2.性的マイノリティ電話相談の実施
3.性的マイノリティ当事者に配慮した環境づくり
(2)市職員、市民、地域、学校・園、事業所等に対する啓発事業
1.市職員に向けた啓発
- 市職員を対象とした研修の実施
- 市職員向けガイドブックの作成
2.市民、地域に向けた啓発
- 市民や地域を対象とした講演会やセミナーの開催
- 啓発チラシの作成
- 市民向けガイドブックの作成
- 市広報誌、市ホームページにおける情報発信
- まちづくり出前講座の実施
- 市SNS等を通じた情報発信
3.学校・園に向けた啓発
- 教職員を対象とした研修の実施
- 保護者を対象とした啓発
- 園児・児童生徒に向けた啓発
- 当事者の園児・児童生徒が安心して園・学校生活を送ることができるよう課題解決に向けた取組
4.事業所等に向けた啓発
- 事業所や医療機関など、関係機関に向けたチラシの作成
- 事業所における「SOGIEハラ」防止に向けた講演会の開催
更新日:2023年04月01日