災害時に備え、非常持出品・備蓄品の準備をしましょう

更新日:2024年12月20日

災害はいつ起こるかわかりません。いざというときにすぐに持ち出せるように、日頃から準備しておきましょう。また、使用するときに支障が無いように、定期的に点検・交換しましょう。

非常持出品

できれば、家族全員に1つずつリュックサックか非常持出袋を用意しておいてください。

いざ避難するときにすぐに持ち出しできるように、目につくところに準備しておきましょう。

非常時に持ち出す最小限の必需品は、次のようなものがあげられます。あくまで一例ですので、家族の人数や構成に合わせて、必要なものを備えましょう。

 

非常持出品の例

通信・連絡機器

携帯電話・スマートフォン 携帯ラジオ(予備電池)
充電器 モバイルバッテリー


 

食品類

種類 非常持出品の主なもの
飲料水

大人1人当たり、1日3リットルが目安

※水は重たいので、量は個別に調整しましょう

食品類

パン(乾パン)、缶詰、ビスケット類など

栄養食・機能性食品

ビタミンやミネラルなどの栄養価が強化された食品など

チョコレート、氷砂糖、塩飴など

 

いのちを守るもの

ヘルメット 軍手・手袋 不織布マスク
タオル 懐中電灯(予備電池) ホイッスル

 

生活用品

携帯・簡易トイレ マッチ・ライター 筆記用具(油性ペン)
ろうそく 使い捨てカイロ 雨具
生理用品 ウェットティッシュ 紙おむつ・おしりふき
レジャーシート 救急箱(常備薬) 高密度ポリ袋
下着類 包帯・ガーゼ・脱脂綿 はさみ・ピンセット

 

その他

現金
身分証明書など

 

非常備蓄品

避難時に備えて、あったほうがいい物を考えるとキリがありませんので、「なければ困るもの」を最低3日分、できれば1週間分準備しましょう。「なければ困るもの」とは、ふだんの生活を維持するのに必要なものですから、特別なものではありません。備蓄品として新しく準備しなくても、家庭のライフサイクルに合わせて、ストックをちょっとだけ増やしておけばよいものもあります。

例えば、食材や加工品などを多めに買い足しておいて、使ったものから買い足していく「ローリングストック」という備蓄方法があります。普段から使っているものであれば、ローリングストックは生活に取り入れやすいと思いますので、ぜひ実践してみてください。

非常備蓄品(なければ困るもの)の例

食品

種類 例示・備考
飲料水 大人1人当たり、1日3リットルが目安
非常食(主食) アルファ化米、ビスケット類、缶詰類など
おかず類(副食) レトルト食品、インスタント食品、菓子類など
乳幼児用食品 粉ミルク、離乳食、乳幼児用おやつなど
栄養食・機能性食品

ビタミンやミネラルなどの栄養価が強化された食品など

チョコレート、氷砂糖、塩飴など

 

生活用品

懐中電灯(予備電池) 折りたたみポリタンク 簡易トイレ・トイレ袋
衣類・下着類 卓上コンロ・カセットガス 寝袋・マット・シート
介護用品 生理用品 オムツ・おしりふき
トイレットペーパー ゴミ袋 アルミホイル
キッチン用ラップ マッチ・ライター 裁縫セット

上記以外にも、自分が生活する上で必要なものを用意しておきましょう。

意外に役立つ身近なものは?

災害時のために、と思ってわざわざ用意していても、ふだん使っていないとなかなか使いこなせません。ところが、逆にふだん使っている物が災害に大いに役立つことがあります。

種類 役に立つこと
キッチン用ラップ

災害で断水したときに、水が無くても衛生的に食事ができます。

食器をラップで包んでから食べ物を盛りつけて、食事をしてください。食べ終わったら、ラップで包んで捨てるだけです。これを繰り返すことで、水で洗わなくても衛生的に食器が使用できます。

卓上コンロ(カセットガス式)・カセットガス

コンロとカセットガスがあれば、停電などでも火が使えるので、普段使いでも、いざというときでも役に立ちます。

また、コンロ本体の使用期限は製造から10年で、カセットガスの使用期限は製造から7年です。備蓄品として長期保管する際は、使用期限に注意しましょう。

 

いちばん大切なことは、「何が必要か?家族構成に合わせて自分たちで考えること」です。ぜひ一度、家族でなにを備蓄するか、どう避難するかなど、自分たちの防災について話し合ってください。

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