家族や地域で防災会議をしましょう

更新日:2022年01月06日

 大切な命を守るために、災害時にどのような避難行動をとるのかが重要になってきます。
 「マイ避難カード」(以下のリンク参照)のように、事前に「いつ」「どこへ」「どうやって」避難をするのかを決めることは大変有効です。

 しかし、決めた「いつ」をとらえて、避難をすることができるのでしょうか?
 災害発生のおそれがある場合は、たくさんの情報が飛び交うため、特に高齢者の方は、事前に決めた「いつ」をとらえることが難しい場合があります。

 このようなことに備えるためにも、定期的に家族や地域で防災会議を開き、災害から身を守る方法について話し合いましょう。

 

 家族や地域で話し合いを勧められる理由を下記の動画で説明しています。参考として、ご視聴ください。

防災ちょっとムービー~リスクコミュニケーション~

各々の役割分担や連絡方法を決めておく

 先ほど、「マイ避難カード」を作成したとしても、特に高齢者の方は、「いつ」を把握することが難しい場合があると述べました。このような場合、一番心強いのは、身近な人の電話連絡です。
 しかし、「マイ避難カード」の内容を家族や身近な人で共有していなければ、お互いに、「いつ」、すぐに避難するよう電話連絡をすればよいか分かりません。
 まずは、家族や地域で防災会議を開き、取り決めたことなどを共有し、「誰が誰に電話連絡をする」などの役割分担について話し合いましょう。

 また、災害時に連絡を取り合う方法や、避難している場合は、どこへ避難しているのかを確認する方法も考えておきましょう。

備蓄品の見直しや避難場所までの経路を確認

 家族や地域で実施する防災会議では、「マイ避難カード」についてだけではなく、避難する予定の避難場所までの経路についても話し合いましょう。避難の経路などでは、自分が知らない危険な箇所についても、話し合うことで様々な情報が集まり、災害時により安全に避難することができるようになります。

 また、備蓄品についても期限切れなどの確認や、他に必要なものを確認することも重要ですが、備蓄品そのものが、家のどこに備蓄されているのか、避難袋はどこに保管されているのか、などの「場所」についても再確認しておきましょう。

防災ネットたかさごから情報をとる

 災害時に市から出される情報は重要ですが、情報入手のために、「防災ネットたかさご」に登録しましょう。

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