セアカゴケグモについて
1 セアカゴケグモにご注意ください
セアカゴケグモは、もともと日本には生息していなかった外来種のクモ(特定外来生物に指定)で、生息域を広げており、近年では高砂市内でもたびたび発見されています。
セアカゴケグモは、全体に黒く、背に赤色の帯状の模様があるのが特徴で、メスの体長は約1センチメートルです。
強い毒をもっていますが、元来、攻撃性のないおとなしいクモです。
素手で捕まえたり触ったりしなければ、かまれるおそれはありませんが、小さなお子さんがいる家庭等では注意が必要です。
庭・溝の掃除や花の手入れを行う時は、軍手等を着用しましょう。
日ごろからセアカゴケグモが生息しそうな場所に注意し、クモの巣があれば取り払うなど、生息できない環境づくりに心がけましょう。
2 生息場所
- 日当たりが良く、暖かいところ
- 昆虫や小動物などの餌が豊富にあるところ
例
- 汚水ます、排水溝の側面やフタの裏
- ブロックのくぼみや穴、水抜き管の内部
- 植木鉢やプランターの持ち手や鉢底
- 自動販売機の裏、クーラー室外機の裏、浄化槽ブロアーカバーの内部などの人工的な熱源の周り
- 墓石の花立てと線香立ての間や巻き石などのすき間
ヘルメット、靴、手袋などを長時間屋外に置いていると、その中にクモが侵入するおそれがあるので注意してください。
3 駆除方法
クモに直接、市販の家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)を噴霧してください。
卵については、完全に踏みつぶす等行ってください。
4 かまれたときの処置
余分な毒を水や温水で洗い落とし、医療機関に相談してください。
(かまれたクモを持参すれば適切な治療につながります。)
5 環境省のリーフレット
この記事に関するお問い合わせ先
生活環境部 環境経済室 環境政策課
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更新日:2021年10月29日