路線価とは
固定資産税路線価とは?
宅地の評価額を決定する上で基準となる価格で、具体的には、道路に面した標準的な宅地の1平方メートル当たりの価格(単位は円)をいいます。
宅地の評価額は、この固定資産税路線価を基にしてそれぞれの宅地の状況(間口、奥行、形状など)に応じて求められます。固定資産路線価は、概ね地価公示価格の7割を目安にされています。
固定資産税路線価と相続税路線価
路線価と呼ばれるものには、相続税や贈与税の算出の基礎となる、「相続税路線価」もあります。「固定資産税路線価」は各市町村が算定していますが、「相続税路線価」は、各国税局(税務署)が算定しています。
名称 | 目的 | 価格の目安 | 所轄 |
---|---|---|---|
固定資産税路線価 | 固定資産税の課税のため | 地価公示価格の7割 | 市役所 |
相続税路線価 | 相続税・贈与税等の課税のため | 地価公示価格の8割 | 国税局 税務署 |
更新日:2021年10月29日