NPO

更新日:2024年01月25日

NPO・NPO法人

NPOって?

 NPOとは、「非営利組織」という意味でNon-Profit Organizationの頭文字をとった言葉です。
 したがって、その字の通り、株式会社などとは異なり、営利を目的としない組織・団体の総称です。
 市民サービスの新たな担い手として、社会貢献活動(営利を目的とせず、公益的な活動)を行う民間の非営利団体(NPO)の重要性がますます認識されています。

非営利団体って?

 営利を目的としない市民の自主的、主体的な社会参加活動で不特定多数の者の営利(利益)や地域住民の生活及び地域社会の維持発展に寄与することを目的とした活動を行う団体をいいます。
 したがって、出資者への利益配分を行うことを目的とした株式会社などとは、目的自体が異なります。
 また、事業で利益が発生した場合は、スタッフ等に配分はできず、次年度の事業実施のために繰り越すこととされています。

NPOとボランティアとの違いは?

 個人の自発的な意志によって一定のグループ又は個人で活動していることをボランティアといいます。
 一方、規約や会則が整備され、事業計画書や予算に基づいて、一定の組織体制のなかで活動している団体をNPOと呼称します。NPOのうち、所轄庁の認証を受けた団体をNPO法人と呼びます。

ではNGOとは、どう違うの?

 NGOとは、Non-Governmental Organizationsの頭文字をとった言葉で、「非政府組織」という意味です。
 政府組織ではなく、国際交流や国際的な協力をする組織で、代表的なものに日本国際ボランティアセンター(JVC)や国際オリンピック委員会(IOC)などがあります。

どうしてNPOの活動が必要なの?

 これまで、行政と企業が市民生活に必要な「公共」サービスを担ってきました。
 しかし、公平性、効率性を求められる行政と、利潤を求められる企業だけでは、複雑化、多様化する課題に迅速に対応することは困難になってきています。
 行政サービスとして享受することもできず、その間で困っている人に対して、小回りの利くサービスを提供するには、行政でも企業でもない中間的なセクターであるNPOの活躍が必要なのです。

NPO法(非営利活動促進法)はなぜできたの?

 平成7年の阪神・淡路大震災では、ボランティア活動の重要性が広く国民に認識されました。
 また、少子・高齢化が進む社会状況のなかで、特に福祉分野におけるボランティア活動への期待は、ますます高まっていました。
 こうした中、市民が行う社会貢献活動を推進するために、法人格の付与についても簡便な認証制を設けるなど、活動しやすい仕組みを整えるため、議員立法によって『特定非営利活動促進法』が成立しました。

NPO法人になるためには?

 特定非営利活動促進法(通称NPO法)で定められる要件を満たして所轄庁に申請し、所定の手続きを経て、認証される必要があります。
 認証までの審査については、活動の内容や質について審査されるのではなく、活動や事業を盤石に実施するための組織としての要件が整っているか否かで認証が決定されます。

NPO法人になるとどうなるの?

 NPO法人になれば、会社と同様、団体名で各種契約をしたり、財産を取得することができます。また、団体名義での銀行口座開設や借り入れが可能です。
 しかし、NPO法人だからといって、非営利活動以外の事業については、所得税、地方税は非課税とはならず、税の軽減は特にありません。
 また、事業終了後は、所轄庁への事業報告書や決算書など、一定の書類提出などが求められます。

NPO法人設立の手続き

 NPO法人の設立等については、ひょうごボランタリープラザにお問合せください。

関連サイト

高砂市内のNPO法人

高砂市で活動されているNPO法人をご紹介します。

各団体の活動内容について、詳細を確認したい場合は、直接各団体へお問い合わせください。

 

高砂市内のNPO法人

団体名

(主な活動分野)

活動内容 問い合わせ先

特定非営利活動法人てのひら

(保健、医療又は福祉の増進)

年老いても安心して暮らせるような、そして障がいを持っても在宅で過ごせる、そんな住みよいまちづくりを目指しています。

 

介護保険事業・・・居宅介護支援事業、地域密着型通所介護(介護予防含む)

高砂市受託事業・・・いきがい対応型デイサービス

ボランティア事業・・・福祉に関する相談助言活動、障がい者(児)との交流、NPO法人立ち上げ支援、高齢者生き活きグループリビングの運営

電話番号:079-442-9161

ファックス:079-442-9162

https://guru-puribinngutenohira.jimdo.com

特定非営利活動法人高砂キッズ・スペース

(子どもの健全育成)

高砂市内の学童保育所、播磨町の学童保育所の運営

平成24年から指定管理者として運営しています。

 

こどものまち(平成20年~)、あそべ~や(社協フェスタ内子どもイベント)、子ども放送局(BanBanラジオと共催)、どんぐりんぐプロジェクト(高御位再生プロジェクトとしてどんぐりを植える。平成24年~)など、こどもの可能性を引き出すイベント事業を展開しています。

電話番号:079-446-3635

ファックス:079-441-9289

https://kidsspace.kodomonomachi.com

特定非営利活動法人こども発達サポートセンター

(子どもの健全育成)

こども発達サポートセンターは、発達に支援を必要とする子どもから成人まで、また発達支援を行っている様々な機関や施設などとの連携によって、地域療育に携わっています。

 

主な活動:児童発達支援、放課後等デイサービス、相談支援・生活介護などの事業を行っています。

電話番号:079-442-6007

ファックス:079-457-9911

https://kodomo-smile.net

特定非営利活動法人タンポポ福祉会

(保健、医療又は福祉の増進)

平成9年に精神障がい者の保護者有志により活動開始しました。

障がいのある方がつながりを持てる場としての居場所、就労訓練の場として小規模作業所を設置しました。

 

平成18年NPO法人格を取得

平成22年就労継続支援B型事業所の認可を取得

平成30年に2箇所に分散していた作業所を1箇所にまとめ新施設を建設

電話番号:079-448-8393

ファックス:079-448-8393

http://tanpopofukushikai.org

特定非営利活動法人のじぎく高砂

(保健、医療又は福祉の増進)

障がい福祉サービス事業者で就労支援A型とB型を行っており、施設内外の様々な作業を通してやりがいを感じるとともに、社会と積極的に触れ合い利用をされる方の目標とする生きがいを持った暮らし実現のため、就労に必要な技術や知識を高める支援を行っています。

電話番号:079-446-3612

ファックス:079-446-3612

https://nojigiku.org

特定非営利活動法人高砂海文化21C

(学術、文化、芸術又はスポーツの振興)

瀬戸内海域の一般市民に対してマリンスポーツや海の文化の普及・振興の事業を行い、港湾利用者には海域の環境保全・安全に関する事業を推進します。全ての市民の大切な資源である瀬戸内海において活力あるまちづくりに寄与いたします。

電話番号:079-490-4790

ファックス:079-490-4798

http://takasago-umibunka21c.moon.bindcloud.jp

特定非営利活動法人いまじん

(子どもの健全育成)

不登校の子どものフリースクール事業、学習支援事業等を行っています。

電話番号:079-447-9508

ファックス:079-447-9508

https://npo-imagine.com

注:上記に記載のNPO法人は、特定非営利活動法人連絡会に所属し、市が実施するアンケートにご回答いただいた団体です。

高砂市特定非営利活動法人連絡会

 高砂市に主たる事務所を置くNPO法人が、相互の連携を密にし、協働して市民福祉の向上に寄与することを目的として設置されました。

連絡会事務局

高砂市社会福祉協議会事務局内

電話番号

079-443-4047

この記事に関するお問い合わせ先

市民窓口室 地域振興課

〒676-8501
兵庫県高砂市荒井町千鳥1丁目1番1号

電話番号:079-443-9006 
(消費生活センター)079-443-9078
(市民相談)079-443-9002

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