松右衛門帆
海運業に大きな発展をもたらした画期的な帆布
江戸時代後期、1785年(天明五年)播州高砂の工楽松右衛門が織り上げた松右衛門帆です。
船頭でありながら発明や改良が好きだった工楽松右衛門は、貧弱な帆布を改良し厚地で広幅の帆布織り上げに成功しました。
北前船をはじめとする主要船舶に使用され、江戸時代後期の海運業に大きな発展をもたらしたといわれております。
極厚ながら柔らかい手触りの松右衛門帆の特性をいかしたバックが誕生し、現在高砂から日本全国、世界に向けて発信されています。
更新日:2023年12月13日