エコラムvol.5 3R

更新日:2023年06月12日

新しい年を迎えるにあたり、年末に「大掃除」をされたご家庭が多いのではないでしょうか。「大掃除」で、家の中を整理し、すっきりと掃除して、気持ちも新たにされた人も多いことと思います。捨てたゴミを思い出しながら、考えていただきたいのがゴミを減らす取り組み「3R(3つのR)」です。

 

1つ目のRはReduceリデュース (発生抑制)

3つの中で最も重要なRです。売れるからつくる、つくるから買う、そして使わないことでゴミは、発生します。ゴミを減らすには、まず買い物から見直します。本当に必要なものや、長期間使えるものを選ぶことで、ゴミになる量をもとから減らすことができます。このRは「ものを大事にする」ということにもつながり、普段の生活に取り入れることで、環境にもお財布にもやさしい行動になります。

 

2つ目のRはReuseリユース (再使用)

着なくなった服や使わなくなった家具などを、リサイクルショップなどに持ち込むと、再び使用するきっかけになります。いらなくなった服などが、誰かの役に立つのはうれしいことですね。

 

最後のRはRecycleリサイクル (再生利用)

古紙、ペットボトル、缶など、使わなくなった後、資源として再生することができる物を分別して排出すると、新たな資源をつくり出すことになります。取り出される金属類を「都市鉱山」とか「地上資源」と言い、注目が集まっています。

 

「もったいない」「八百万の神」「いただきます」など、自然や物を尊ぶ言葉が日本語にはたくさんあります。新たな年の始まりに、物を大事にする3R生活を始めてみてはいかがですか。

 

(広報たかさご平成28年1月号掲載)