縁の輪2022 No.7松本雅夫さん

更新日:2023年07月24日

 本市では市の特性、資源を活かしながら、様々なつながりの中で生活している市民の方を取材し、高砂市における魅力ある暮らし方をリレー方式でご紹介します。

 たくさんの「住みたい」「住み続けたい」が実現できる街として、高砂市民の方はもとより、市外の方にも選んでいただけるよう、本市の素敵な魅力をお届けしていきます。

人情味あふれる、あたたかいまち

長尾楽笑村の看板が掲げられた建物の前で立つ男性の写真

長尾楽笑村組合 組合長

松本 雅夫さん

■高砂市居住歴

生まれてから80年間、ずっと高砂市に住んでいます。

20代から高砂市で農業に就き、今は地元の農家の皆さんと「長尾楽笑村組合」を結成して農業を行っています。

■高砂市での活動

祖父や父親が農業をやっており、20代のころ農業を継ぎました。

平成24年には、地元の農家の皆さんと「長尾楽笑村組合」を結成しました。長尾楽笑村組合では、農業の仕事だけでなく、地元の子どもたちに向けて田植えや稲刈りなどの農業体験を実施しています。農業の楽しさを知ってほしいと思い、8年程前から続けています。

また、最近は核家族化も進んで地域の中のつながりも薄れているので、地域の活動を通して子どもたちに周りを思いやる力を育んでほしいと思っています。将来の高砂市のために、今の子どもたちを地域みんなで育てて、よい町にしていきたいという思いもあり、この活動はずっと続けていきたいと考えています。

■高砂市で農業を続ける理由

周りの人たちの助けがあったこと、そしてその恩を返すために地域に貢献したいという思いがあったからです。

農業を始めた当時は、農業をしながら会社員として大阪や岡山に通う、いわゆる「兼業農家」でした。朝5時半に起きて農作業をして、それから会社に行って、としんどい時も多かったですが、それでも高砂市で農業を続けられたのは、周りの人たちの助けがあったからだと思います。

そのようにして自分が受けた恩を今度は地域に還元して、高砂市が少しでも良くなればと思い、高砂市で農業を頑張りながら農業体験も実施しています。農業体験を通して、少しでも子どもたちが農業や高砂市の楽しい思い出を作ってくれればと考えています。

■高砂市に住んでいてよかったと思うこと

人情味あふれる、あたたかな人が多いことです。

昔から、周りの人から良く声をかけてもらえたし、しんどい時も周りの人たちに助けてもらえました。最近では、農業体験で触れ合った子どもたちの保護者からも、「この間はお世話になりました」と声をかけられることもあります。

周りを思いやる人が多く、あたたかいまちです。

■移住を考えている人へメッセージ

高砂市は曽根天満宮や鹿嶋神社、石の宝殿など歴史深い名所が多くあります。

なにより、高砂市には人情味があってあたたかい人が多いです。体験活動など、子どもたちと地域の人たちとの交流も盛んなので、人とのつながりを大切にしているまちだと思います。

この記事に関するお問い合わせ先

政策部 シティプロモーション室(移住定住)

〒676-8501
兵庫県高砂市荒井町千鳥1丁目1番1号

電話番号:079-441-9904

お問い合わせはこちら