縁の輪2022 No.15辻 美穂さん

更新日:2023年07月24日

 本市では市の特性、資源を活かしながら、様々なつながりの中で生活している市民の方を取材し、高砂市における魅力ある暮らし方をリレー方式でご紹介します。

 たくさんの「住みたい」「住み続けたい」が実現できる街として、高砂市民の方はもとより、市外の方にも選んでいただけるよう、本市の素敵な魅力をお届けしていきます。

温かくおせっかいなまち

白い壁にかけられたカラフルな水引細工などの前で立つ女性の写真

■高砂市居住歴

親族の家が高砂町にあったため、高砂市は昔から馴染みのある場所でした。自宅の購入を機に高砂へ引っ越し、居住歴は約26年になります。

■仕事について

当時、高砂町で結納屋を営んでいた叔母の家に訪れた際に、結納で使用される水引細工に魅了されました。自分もこれを作ってみたい!と思ったことがきっかけで水引について勉強し、現在は高砂町で水引のワークショップを開いたり、作品の制作・販売を行っています。

ワークショップの生徒さんには、日本の伝統文化を伝え、非現実的な時間を過ごしながら作品作りを楽しんでもらいたいと思っています。基本の結びを覚えれば自分でアレンジができるので、作品の幅も広がり、一つの作品が完成したときには達成感を味わうことができます。作品制作はいつも自分との戦いですが、1本の水引から平面や立体の作品を作り上げていく過程こそが、水引の魅力だと思っています。

■高砂市に住んでいて良かった

実際に高砂市に住んでみて感じたのは、“温かくて良い意味でおせっかいな人が多い”ということです。私の住んでいる地域には昔から漁師さんが多かったので、ご近所さんに魚をお裾分けしてもらったり、同時に捌き方まで教えてもらったりしました。季節の魚をいただけるので、今もスーパーで魚を買うことはほとんどありません。地元の人だけでなく、私のように移住してきた人にも優しい、温かい土地だと感じています。

また、子育てにおいては、待機児童がおらず、常に地域の人が子ども達を見守ってくれているという安心感があります。私も2人の子どもがいますが、安心して子育てすることができました。

■私のおすすめ・お気に入り

向島公園をおすすめしたいです。海と松林が広がる公園は近隣でも珍しく、とても気持ちよく歩けるので、お散歩コースにぴったりです。

また、安く新鮮なものを仕入れることができるので、高砂銀座商店街の八百屋「中屋」さんをよく利用しています。

高砂市は、山あり海あり自然が豊かで、謡曲「高砂」の発祥の地でもある、見どころの多い町だと感じています。

■移住を考えている人へメッセージ

高砂市はこぢんまりとした市ですが、とても子育ての環境が整っているところです。市内各所に大小の公園があり、自然豊かで遊具も設置されているため、子どもが楽しんで遊ぶことができます。良い意味でおせっかいな人が多い土地柄で、地域の人が温かく見守ってくれるので、大人も子どもも安心して暮らすことができますよ。

この記事に関するお問い合わせ先

政策部 シティプロモーション室(移住定住)

〒676-8501
兵庫県高砂市荒井町千鳥1丁目1番1号

電話番号:079-441-9904

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