縁の輪2022 No.20 山田 和成さん

更新日:2023年07月24日

本市では市の特性、資源を活かしながら、様々なつながりの中で生活している市民の方を取材し、高砂市における魅力ある暮らし方をリレー方式でご紹介します。

たくさんの「住みたい」「住み続けたい」が実現できる街として、高砂市民の方はもとより、市外の方にも選んでいただけるよう、本市の素敵な魅力をお届けしていきます。

高砂で何か新しいことに挑戦しませんか?

そらまめと書かれたのれんの前に立つ白い服の男性の写真

■高砂市居住歴

生まれ育ちは大阪です。43年前、当時高砂銀座商店街にあった割烹「ふくべ」に、和食職人の見習いとして修業に来たことが高砂市との縁の始まりです。

■仕事について

高砂銀座商店街の古民家「高砂や」の奥座敷で、茶そば・穴子のせいろ蒸しのお店「そらまめ」を経営しています。6年前までは地方のホテルで和食の職人として働いていましたが、手の神経の病をきっかけに一度仕事を辞め、次の道を探していました。

そんな中、高砂商工会議所の方から、古民家再生プロジェクトの一環で「高砂や」の奥座敷でお店を構えてみないか、というお話をいただきました。昔と比べ賑わいがなくなった商店街でお店を構えることに迷いはありましたが、商工会議所の方から空き店舗活用の助成金制度について丁寧に教えていただいたことが後押しとなり、お店を開く決心をしました。

今の自分にできること、また古民家でできることを考え、ふくべで働いていた当時人気だった「穴子のせいろ蒸し」を中心としたメニューを取り扱うことにしました。開店当時は様々な不安がありましたが、マスコミの取材や口コミで噂が広がり、今では県外からも多くの方にお越しいただいています。

■高砂市に来て良かった

高砂市に来た当時は、町が一体となって盛り上がる秋祭りの文化に驚きました。今年ももう少しで秋祭りの時期なので(取材日:10月4日)、町が団結して盛り上がっているのを感じます。

また、高砂は謡曲「高砂」発祥の地であり、有名人や偉人を多く輩出している地でもあります。今後ますます、活気のある町になって欲しいと願っています。

■私のおすすめ・お気に入り

工楽松右衛門旧宅や高砂神社などの歴史ある場所や、特産品の竜山石など、高砂市にはこんな場所・モノがあるということを多くの人に知ってもらいたいです。

飲食店では、寿司「藤吉郎」や京懐石「輝高」など、こだわりを持って頑張っている若い人が多く、私自身も利用させてもらっています。

■移住を考えている人へメッセージ

最近では古民家を活用したお店も増え、少しずつ賑わいをみせています。私自身もそうでしたが、新しいことを始める際には商工会議所の方々が親身にサポートしてくださるので、これから何か始めたい人のきっかけ作りや、空き店舗を活用したい人などにおすすめしたいまちです。

この記事に関するお問い合わせ先

政策部 シティプロモーション室(移住定住)

〒676-8501
兵庫県高砂市荒井町千鳥1丁目1番1号

電話番号:079-441-9904

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