縁の輪2022 No.27 千代延 涼子さん

更新日:2023年07月24日

本市では市の特性、資源を活かしながら、様々なつながりの中で生活している市民の方を取材し、高砂市における魅力ある暮らし方をリレー方式でご紹介します。

たくさんの「住みたい」「住み続けたい」が実現できる街として、高砂市民の方はもとより、市外の方にも選んでいただけるよう、本市の素敵な魅力をお届けしていきます。

車がなくても快適に暮らせる

カフェののれんの前に立ってほほ笑むエプロン姿の女性の写真

高砂市居住歴

高砂出身の主人との結婚を機に移住し、居住歴は24年になります。

高砂市での活動について

 令和3年8月から山陽電車伊保駅の近くで「bird street(バードストリート)」というカフェを経営しています。昼間は営業していない「居酒屋とりみち」の店舗を間借りし、毎週木曜日と、月に一度日曜日にも営業しています。

 もともと料理が好きで、自分のお店を持ってみたいな~という軽い気持ちはありましたが、挑戦するきっかけがありませんでした。コロナ禍で休業していた「とりみち」の大将と世間話をするなかで、試しにお昼やってみたら?という話になり、店舗を貸してもらえることに。あかんかったら辞めたらいいや!という気持ちで、無理のない程度に週1回、1日10食から始めました。当初は、知り合いしか来てくれないかもと思っていましたが、SNSの効果も大きかったのか、今では1日約30食完売するように。自分の作った料理を家族以外の人に喜んで食べてもらえるのが嬉しくて、毎週楽しく営業しています。

高砂市の魅力について

 高砂市に移住する前は今よりも田舎に住んでいたので、車がないと生活ができず、不便な思いをすることも多くありました。高砂市は坂が少なくコンパクトな町なので、徒歩や自転車で快適に生活することができています。また、海・山・川の自然に囲まれた地域なのに、自然災害が少なく、安心して暮らせます。

 子どもが小さい頃は、当時高砂町にあった子育て支援センターに毎日のように通っていました。ボランティアの先生が常駐していたので、すぐに子育ての悩みを相談でき、子どもが家族以外の人と接する機会も作れたので、こういう場所があって良かったと今でも思っています。他所の自治体では待機児童問題をよく耳にしますが、高砂市は“待機児童がゼロ”なので、自分自身も自分の周りでも、困っている人を見たことがありません。

私のおすすめ・お気に入り

 レトロな雰囲気の高砂町が好きです。高砂町では古い町並みを生かして、若い人がたくさん活躍しています。なかでもお気に入りは、若いご夫婦が営業されている「上田珈琲焙煎所」さん。古民家をオシャレにリノベーションした素敵な空間で、美味しいコーヒーをいただけます。

 高砂町以外でも、「コーヒー伊保崎」さんや「東インド商店」さんにもよく訪れます。高砂市には、隠れた名店が点在していますよ。

移住を考えている人へメッセージ

 高砂市はコンパクトな市なので徒歩圏内で快適に、また自然災害が少ないので安心して生活できます。高砂市には派手さはないですが、隠れた名店がたくさんあります。ぜひ、お気に入りのお店を探しにきてください!

この記事に関するお問い合わせ先

政策部 シティプロモーション室(移住定住)

〒676-8501
兵庫県高砂市荒井町千鳥1丁目1番1号

電話番号:079-441-9904

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