No.13 前橋農園 前橋 瑞紀さん

更新日:2024年03月25日

令和5年度の移住・定住施策の1つとして、本市のふるさと納税返礼品を提供する事業所で働く方を取材し、市の産業を通して高砂市の魅力をご紹介します。

たくさんの「住みたい」「住み続けたい」が実現できる街として、高砂市民の方はもとより、市外の方にも選んでいただけるよう、本市の素敵な魅力をお届けしていきます。

有機稲作でつくる “たかさご米”

稲刈りの様子

前橋 瑞紀さん

仕事内容について

収穫前の稲

高砂市内で稲作農家をしています。以前は神戸市でサラリーマンをしていましたが、27歳のときに父の後を継いで就農し、7年目になりました。現在は市内にある100枚ほどの圃場で、栽培・収穫から出荷まで、夫婦二人三脚で作業しています。

自然相手の仕事なので収穫量が変動したり、会社勤めの時のように決まった休みがとれず大変なことも多いですが、消費者の皆さんに選んでいただき、美味しいと言ってもらえた時にはやりがいを感じます。現在は、緑肥「ヘアリーベッチ」を利用した有機稲作に力を入れています。生産者が勧めるのではなく、消費者に選んでもらえるようなお米作りをしていきたいですね。

商品について

商品名・特徴

たかさご米(ヒノヒカリ)
袋詰めされたたかさご米

ヘアリーベッチを利用して栽培した“ヒノヒカリ”という品種のお米です。冬場、水田に「ヘアリーベッチ」というマメ科の緑肥作物の種をまき、春にすき込んでから水稲を栽培することで化学肥料を減らして栽培しています。もちもちとした食感のお米で、噛めば噛むほど旨味が感じられます。さっぱりとした味わいのお米なので、おかずにもよく合いますよ。

ヘアリーベッチの花

ヘアリーベッチの花

ヘアリーベッチ刈り取り後

春に刈り取りをして…

ヘアリーベッチをすき込む

ヘアリーベッチをすき込んで(耕す)から田植えをします

商品への想い

「このお米はヒノヒカリという品種です。」といって売り出すよりも、自分の作っているお米の特徴を押し出してPRしたいと思い、2年前に「たかさご米」と名付けました。

昨年からは、こども園での田植えや稲刈りなど、農業体験にも力を入れています。普段農業に触れる機会がない子どもたちが農業に触れる機会を提供し、毎日食べている“お米”について知ってもらうとともに、“たかさご米”を知ってもらうきっかけ作りにもなると思っています。現状では、高砂市内でも「たかさご米」という名前を知らない人が多いと思うので、今後は様々な取り組みを通し、たかさご米のファンを増やしていきたいですね。

「高砂市」の魅力

高砂市は小さい市ですが、農業・漁業もあり、工業も盛んです。各地域の秋祭りなど、昔から大切にされている伝統も感じられ、バランスの良い町だと感じています。

市外で暮らしていた時と比べて人と人との距離が近く、周囲の人から話しかけてもらうことが多いので、人の温かさを感じられるのも良いところだと思います。

「高砂市」のおすすめ

市ノ池公園の遊具

市ノ池公園の大型遊具

向島公園で開催される、Night Fantasy Illusion(ナイトファンタジーイリュージョン)がおすすめ。光と音楽・花火で夜空を彩る花火大会で、毎年秋ごろに開催されています。

また、最近大型遊具が新しくなった市ノ池公園も、子ども連れには嬉しい場所ですね。

見ている方へ一言

稲が実る風景

高砂市は、田舎過ぎず都会過ぎず、日々の暮らしにちょうど良い町です。人の温かさを感じながらのんびり子育てができて、遊びに行くときには交通網が整備されているので困ることはありません。都会での暮らしに疲れたな~という人にはおすすめですよ。

市内には耕作放棄地など、現在使われていない田んぼがたくさんあります。専業農家ではなくても、農業に興味がある人がいれば力になれるかもしれません。何か困ったことがあれば、気軽に相談してくださいね。

関連ホームページ

この記事に関するお問い合わせ先

政策部 シティプロモーション室(移住定住)

〒676-8501
兵庫県高砂市荒井町千鳥1丁目1番1号

電話番号:079-441-9904

お問い合わせはこちら