No.15 Bamboo Fam(バンブーファム) 稲岡 玄大さん

更新日:2024年03月25日

令和5年度の移住・定住施策の1つとして、本市のふるさと納税返礼品を提供する事業所で働く方を取材し、市の産業を通して高砂市の魅力をご紹介します。

たくさんの「住みたい」「住み続けたい」が実現できる街として、高砂市民の方はもとより、市外の方にも選んでいただけるよう、本市の素敵な魅力をお届けしていきます。

放置竹林の竹に、新たな命を吹き込む

商品を手にする男性

稲岡 玄大さん

仕事内容について

2021.5月に、竹林整備の一環で放置竹林の竹を資材として利用し、インテリア雑貨やアクセサリーなどの制作・販売を行うBamboo Fam(バンブーファム)の事業を始めました。現在は個人事業ですが、2024.4月に法人化を目指し活動中です。

竹素材のイヤリング

竹のピアス

竹素材のコースター

竹のコースター

商品について

商品名・特徴

オシャレな照明 ちくでんきミニ
ちくでんき

一番人気の丸毘沙門

自然素材ならではの温かみと、優しい灯りが楽しめる間接照明です。竹林整備の際に伐採した竹を乾燥させ、表面を丁寧に削った後、太さの異なるドリルを使用しながら穴を開けています。商品によっては、一つの竹に約3,000個の穴を開けることも…。気の遠くなる作業ですよね。様々なデザインがある中で、一番人気は「丸毘沙門」。丸みのあるデザインが女性に人気です。

制作の一部は就労継続支援B型事業所に委託し、障がいや難病をお持ちの方にも作業をしていただいています。

竹に穴を開ける女性

手作業で穴を開けていきます

ひとつひとつ穴の大きさが異なるものも・・・

商品への想い

現在、人の手で管理されずに放置されている“放置竹林”が増え、全国的に大きな問題となっています。放置竹林には、土砂災害を引き起こす危険性や竹が倒れる危険性など、様々な問題があると指摘されています。現状では伐採後に資材として活用されている竹は少なく、ほとんどが灰になっているそうです。そこで、伐採した竹を加工することで付加価値を生み出し、竹の存在価値を見出していきたいと考えています。

「高砂市」の魅力

高砂市は、古い町並みが大切にされている市だと感じます。特に高砂町では、今も江戸時代からの町割りを見ることができます。シャッターが目立っている高砂町の銀座商店街も、少しずつですがお店が増え、活気づいてきました。

「高砂市」のおすすめ

竹製のベンチ

結びんの前に設置されたベンチ

工楽松右衛門旧宅周辺の雰囲気が好きですね。旧宅の前の道には石畳が敷き詰められ、古き良き雰囲気を壊さずに観光地化してあります。昔からのものを大切に残し、次世代に受け継ぐ良い施設だと思います。

旧宅の隣にある「観光案内所 結びん」の前に、我々が制作した竹のベンチが設置してあるんです。探してみてくださいね。

また、飲食店では荒井町にある居酒屋「忠助」さんや、「じょっぴんや」さんのカレーとコーヒーもお気に入りです。

見ている方へ一言

高砂市は、昔ながらの懐かしい雰囲気を感じられる町です。神社・仏閣や古民家カフェを巡りながらの町歩きにもぴったり。3月1日からは、新たに高砂町の銀座商店街に店舗を構えています。昭和レトロな銀座商店街や町並みを楽しみながら、是非お店にも立ち寄っていただければ嬉しいです。お待ちしています。

関連ホームページ

この記事に関するお問い合わせ先

政策部 シティプロモーション室(移住定住)

〒676-8501
兵庫県高砂市荒井町千鳥1丁目1番1号

電話番号:079-441-9904

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