No.2 株式会社籠谷 香川真知子さん
令和5年度の移住・定住施策の1つとして、本市のふるさと納税返礼品を提供する事業所で働く方を取材し、市の産業を通して高砂市の魅力をご紹介します。
たくさんの「住みたい」「住み続けたい」が実現できる街として、高砂市民の方はもとより、市外の方にも選んでいただけるよう、本市の素敵な魅力をお届けしていきます。
地産地消にこだわる、たまごやさんのジェラート

写真右 香川さん
仕事内容について
高砂市内に本社を置く「株式会社籠谷」で、現在は企画開発や直販、広報などを担当しています。自社農場や契約農場から毎日届くたくさんの卵を洗卵・選別し、鶏卵加工や販売をメインに行う会社です。その他にも、電気事業部があり、グループ会社には物流会社、飼料・肥料の製造販売会社など、様々な事業に取り組んでいます。

店内には、新鮮な卵や加工品がズラリ
荒井町にある直売店「たまごとジェラートのお店yellow」では、新鮮な卵やジェラート・プリン等を販売しています。これからの暑い時期はジェラートが売れ筋ですが、1年を通して、卵の直売も人気です。自社農場直送の新鮮な卵をバラ売りしているので、必要な数だけ購入することができ、家から持参した卵のパックを再利用することも可能です。
商品について
ふるさと納税の返礼品「素材を贅沢に使用したジェラート7種 8個セット」をご紹介します。
yellowの人気商品のジェラートを店舗以外でも楽しめるよう、カップに詰めました。定番のフレーバーと季節のフレーバーの7種類、計8個入り。Yellowこだわりのジェラートをご自宅でもお楽しみいただけます。
特徴

一番人気はカスタード
素材にこだわった“yellowならでは”の濃厚なジェラートです。卵は、自社農場で採れた奥丹波のたまごの“卵黄のみ”を使用、牛乳は丹波市内の農場のものを使用するなど、国産素材、なかでも地域の素材を使用した、地産地消の取組みを大切にしています。特にブルーベリーは、高砂市内の長尾楽笑村さんで収穫されたものを丸ごと使用。素材たっぷり、自然の味を生かした贅沢なジェラートです。
「自社農場の鶏糞や鶏卵加工時に発生する卵殻を利用し、有機肥料をつくる」⇒「有機肥料を使用して作物を栽培する」 ⇒ 「作物をジェラートに使用する」という循環型の取組みを意識し、SDGsにも力を入れています。
商品誕生のきっかけ
奥丹波に自社農場の美味しいたまごがあり、同市内に美味しい牛乳があるならば、原材料にこだわったここにしかない地産地消のジェラートを作りたい!という思いから、自社でのジェラート製造に取組み、2019年7月からは市内のyellowでの販売を開始しました。
商品への想い
今後は、近隣の果物や野菜を使用した“ここでしか作れない商品”を増やしていきたいです。また、カップタイプの種類を増やし、店頭だけではなく、遠方の方や店舗に来られない方など、より多くの人に味わって欲しいと考えています。
最近では、籠谷陸上部のアスリートも商品開発に参加し、パフォーマンス向上に必須な成分をプラスしたカステラなど、アスリート向けの商品も開発しています。今後も、チャレンジ企業として、様々なことに挑戦していきたいですね。
「高砂市」の魅力
高砂市は、万灯祭をはじめ、地域での活動が活発な町です。大手企業さんの会社もあり、また、ファミリーにやさしく暮らしやすい町というイメージがあります。
昔ながらの町並みが残る高砂町は、レトロな雰囲気を楽しめる町でもあります。特に、工楽松右衛門旧宅の周辺は、観光案内所の結びんをはじめ、古民家をリノベーションしたおしゃれなカフェなどがたくさん増え、町歩きを楽しむ観光客も見かけるようになりました。
私のおすすめ
市内には、すてきな個人経営のお店がたくさんあるので、お気に入りのお店でモーニングやランチを楽しめます。
また、市ノ池公園、向島公園、あらい浜風公園など、市内に自然豊かな公園がたくさんあるので、子どもを遊びに連れて行くのにもぴったりです。
移住を考えている方へ
高砂市には大きな商業施設はあまりありませんが、“もう一度行きたい”と感じる、個人経営のお店がたくさんあります。工楽松右衛門旧宅や石の宝殿など、歴史の発信にも力を入れているので、観光名所や美味しいお店を巡ってみてください。市内には、大きな公園や新幹線がよく見える場所もあるので、子どもも一緒に楽しめます。
高砂市で一日たっぷり遊んだあとには、ぜひyellowのジェラートを食べに来てくださいね。お待ちしています!
更新日:2024年03月25日