No.3 株式会社名産神戸肉旭屋新田滋さん

令和5年度の移住・定住施策の1つとして、本市のふるさと納税返礼品を提供する事業所で働く方を取材し、市の産業を通して高砂市の魅力をご紹介します。

たくさんの「住みたい」「住み続けたい」が実現できる街として、高砂市民の方はもとより、市外の方にも選んでいただけるよう、本市の素敵な魅力をお届けしていきます。

こだわりの神戸牛と家庭の味方、安心のお惣菜

肉屋と総菜屋を営んでいます。大正15年に初代が創業し97年。私で3代目になります。高砂で生まれ育ち、東京でサラリーマンをした後、店を継ぐために高砂へ帰って来て、30歳で先代から受け継ぎました。

肉屋というものがまだ高砂市になかった頃に、初代が大阪や神戸で修業し、創業しました。当時は一般的に牛肉を食べる文化はなく、会社などの食堂に卸していたと聞いています。
今でも自分で直接競りに行き、自分の目利きで買うということは欠かしません。

昭和の初め頃からコロッケなどを販売し始めて、現在では常時20種類以上のこだわりの総菜を用意しています。先代の頃から共働きする家庭が増えてきて、地域の皆さんの夕食のお手伝いになればと始めました。それからどんどん総菜の需要が増えている感覚ですね。

旭屋の総菜は、スーパーと違って、揚げ物は注文をもらってから揚げますし、添加物も入っていません。会社帰りに総菜や肉を買って、晩御飯に並ぶというような、地域の皆さんに愛されるお店を目指しています。

ふるさと納税で人気の神戸牛すき焼きセット「彩り」、神戸牛ローストビーフを紹介します。

こだわりのすき焼きセット「彩り」

こだわりの神戸牛のローストビーフ

一番人気のすき焼きセットは「ロース・カルビ・もも」の良いとこ取りの詰め合わせです。神戸ビーフ本来のうまみを存分に味わえます。

神戸牛ローストビーフは神戸セレクションで金賞に選ばれたこともある逸品です！

旭屋で出すものは、高砂産をはじめ近隣の市町の農作物を中心に使っています。実際に牧場や畑に出向いたうえで、生産者の顔がわかるものしか使っていません。

ローストビーフは、私がワインのおつまみに何気なく作り出したことがきっかけです。

試しに従業員に食べてもらったら大変好評で、「こんなに美味しいなら皆さんに食べてもらいましょう！」ということから商品化にいたりました。

神戸ビーフの値段がここ最近ではほぼ倍になっている中で、地域の皆さんに気軽に食べてもらえるようなメニューを常に考えています。

お子さんがお小遣いでも食べてもらえるようにと、コロッケの値段を100円以内に抑えているのもそういった思いからなんです。

港町で栄えたということもあり、昔からのこだわりを持った商売人が残る町だと思っています。
「安田大納言のあん玉」「しもむらのあなご」「かつめしの一平」「肉の旭屋」など高砂ならではのものが続いていますし、90年、100年企業がまだ現役で残っています。

昔からの秋祭りがあり、古き良き田舎の良さが残るゆったりした町の中でも電車があるので、交通の便も悪くないことが魅力です。

おいしい食事とお酒が好きなので、荒井の「忠助」さん、「益田食堂」さんがおすすめかな。仕事の後ふらっと飲みに行ったりします。

子どもの頃によく行った曽根天満宮や荒井神社の秋祭り、不思議な生石神社なんかも思い出に残っているスポットですね。

高砂市は天候が安定していて、災害も少なく、子育て世代にも安心して暮らせる町だと思います。

旭屋では地元の食材をメインに使い、添加物を入れない総菜や、注文されてから揚げる揚げ物など、普段からお母さんをしている従業員が、子どもに安心して食べさせられる商品を作っています。

出来立ての総菜や新鮮なお肉で、忙しい家庭の食事をサポートしますよ！ぜひ一度高砂市に来てみてください！

政策部シティプロモーション室（移住定住）

〒676-8501
兵庫県高砂市荒井町千鳥1丁目1番1号

電話番号：079-441-9904

お問い合わせはこちら