No.7 株式会社御影屋 赤井 好さん

更新日:2024年03月25日

令和5年度の移住・定住施策の1つとして、本市のふるさと納税返礼品を提供する事業所で働く方を取材し、市の産業を通して高砂市の魅力をご紹介します。

たくさんの「住みたい」「住み続けたい」が実現できる街として、高砂市民の方はもとより、市外の方にも選んでいただけるよう、本市の素敵な魅力をお届けしていきます。

松右衛門帆の魅力を、高砂から世界へ

御影屋の赤井さん

株式会社御影屋の赤井さん

仕事内容について

御影屋の店舗外観

オシャレなお店の外観

高砂町にある株式会社御影屋で「松右衛門帆」を使用した鞄や小物の製造・販売を行っています。江戸時代に初代工楽松右衛門によって発明された松右衛門帆は、日本最古の帆布と言われています。

高砂物産協会の取組みの一環で2010年に職人さんや神戸芸術工科大学と連携し、松右衛門帆の再現に取組んできました。2016年に株式会社御影屋が誕生し、極厚ながら柔らかく、優しい手触りの松右衛門帆布を、高砂から日本全国、さらに世界へ向けて発信しています。

商品について

商品名・特徴

松右衛門帆 ボディバッグ Leo(レオ)
ボディバッグレオ

性別問わず使いやすいデザイン

松右衛門帆と革を組み合わせ、デザインにこだわった御影屋の人気商品です。かばん製造の本場、豊岡にある会社へ一部製造を委託し、細部までこだわって製作しました。肩紐の付け替えができるので、右かけ・左かけの調節が可能なことや、ポケットが多く小物の収納がしやすいのが便利なポイントです。また、生地の松右衛門帆にはPCV加工を施しているのでお手入れがしやすくなっています。

松右衛門帆 ペインター 各種
ペインターのバッグ

少しずつ模様が異なります

この商品は、松右衛門帆にペイントを施した「ペインター」シリーズです。塗料を調合して色を作るところから始め、1点ずつ手作業でペイントを施しています。商品によって少しずつ模様が異なる1点モノなので、人とは違ったものを持ちたい!という人におすすめですね。ぜひお気に入りの柄を探してみてください。

松右衛門帆の特徴

糸を紡ぐ様子

一般的な帆布は、経糸と緯糸を1本ずつ編んでいるものが主流ですが、松右衛門帆は、経糸2本・緯糸6本を紡いだ糸を双糸引き揃えているので丈夫で耐久性に優れており、当時の海運業の発展に大いに貢献したそうです。

機織りの様子

一般的な帆布に比べて非常に糸が太いので、生地が分厚く丈夫です。また、糸を緩く編むことで編み目が柔らかくなり、生地の手触りが良いのも特徴です。

商品への想い

年代性別を問わず、老若男女に御影屋の商品を手に取っていただき、より多くの方に松右衛門帆の良さを知ってもらいたいですね。そのためにも、今後はアウトドア製品など、様々な分野の商品に挑戦することも考えています。

「高砂市」の魅力

子どもが小さい頃、あらい浜風公園で花壇を整備する活動に参加したことがあります。このように、子どもと一緒に地域の活動に参加できる機会を提供してもらえたのはとてもありがたかったですし、思い出に残っています。

高砂市は、田舎過ぎず都会過ぎず、またコンパクトな市です。必要なものが身近に揃っており、治安が良いのが暮らしやすさのポイントですね。

私のおすすめ

「あらい浜風公園」や「向島公園」は、海に面した景観の良い公園です。浜手に立ち並ぶ大企業の夜景が綺麗に見えるので、写真撮影にもぴったり。海風を感じながら散歩すると、日々の疲れが癒されますよ。

また、高砂町を中心に残っているレトロな町並みを散策するのも面白いです。1本路地に入っていつもと違う道を通ってみると、新たな発見があるかもしれません。

見ている方へ一言

株式会社御影屋では、松右衛門帆を使った小物づくりを体験できるワークショップを行っています。(要予約)タイミングが合えば、生地を織るところを見ることもできますよ。実際に松右衛門帆の良さを感じられる機会なので、高砂市にお越しの際は、是非気軽に足を運んでくださいね。

関連ホームページ

この記事に関するお問い合わせ先

政策部 シティプロモーション室(移住定住)

〒676-8501
兵庫県高砂市荒井町千鳥1丁目1番1号

電話番号:079-441-9904

お問い合わせはこちら