縁の輪2021-移住・定住編-「たかさごで輝く魅力人」No.3 加納正一さん

更新日:2022年04月12日

高砂市で市の特性、資源を活かしながら、様々なつながりの中で生活している市民の方の高砂市における魅力ある暮らし方をリレー方式でご紹介します。 高砂市民の方はもとより、高砂市がたくさんの「住みたい」が実現できる街として市外の方に選んでいただけるよう、本市の素敵な魅力をお届けしていきます。

本家串焼忠助 加納正一さん 「高砂に魅せられた熱き料理人!」

薄暗い部屋の中で、本家忠助と大きく書かれた垂れ幕の前で左手でガッツポーズをし、右手で串焼きの並んだ皿を持った笑顔の男性の写真

高砂市居住歴

生まれも育ちも高砂市です。

仕事について

初代である父親が屋台での営業を始めてから、昨年11月29日で55周年を迎えました。

高砂市にお住まいの方はもちろん、市内の企業で働いている方にもよく利用してもらっています。「忠助に来たいから」という理由でわざわざ出張を高砂に持ってこられる方も。「高砂にくる値打ちがある!」と思ってもらえるようなおもてなしをするため、食材は地場の物にこだわり、また見せ方にも工夫をしています。串焼き・日本酒はもちろんこの店の売りですが、自分自身の熱い人柄や、人脈というのが一番の売りだと思っています。

コロナ禍において、この時代を1軒だけで立ち向かっていくのは難しいですが、街に魅力のある店が増えればそれを目的に来る人が増えると思います。また、そこには「負けん気」も生まれます。自分の店だけでなく、地域で団結して高砂市を盛り上げていきたいですね!

高砂市に住み続ける理由

この店がある限り、ここに住み続けます。当初は分家を作る予定で「本家串焼忠助」という店名にしたのですが、今ではこの本家で根を張り、お客さんの「居場所」となれるようどっしりと陣を構えています。

曽根町の「酒商川十」の川西千秋さんとの出会いは大きいですね。川西さんのご縁で、播磨の酒蔵10蔵とも交流が生まれました。遠方からこの店目当てに来てくれたり、明石や姫路に行かなくても、「高砂でこんな店がある!」と自慢できる店を目指していきたいです。

また、私の高砂愛は尽きず、市外での講演などをさせていただく折には「高砂の本家串焼忠助、加納正一」と名乗り、これからも高砂を発信し続けていきたいと思います。

私のおすすめ・お気に入り

海がきれいなので、個人的にはあらい浜風公園をもっと生かしてはどうかと思っています。海があって、山があって、高砂町の古い街並も綺麗で、決して京都に負けていない、これは高砂ならではだと思う。人口なんかも、ちょうどええ街です。

移住を考えている人へメッセージ

海・山・そして祭りがある!

移住先を考えることももちろん大事ですが、移住してからがもっと大事。一度祭りに参加してもらえれば、仲間の輪を広げられるというのが高砂の良さでもあると思います。店でも一期一会で終わるのではなく、人との出会いの場、美味しい料理、お酒との出会いの場として利用してもらえれば。そんなコミュニティの場所を提供していきたいですね。

この記事に関するお問い合わせ先

政策部 シティプロモーション室(移住定住)

〒676-8501
兵庫県高砂市荒井町千鳥1丁目1番1号

電話番号:079-441-9904

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