縁の輪2021-移住・定住編-「たかさごで輝く魅力人」No.23.24 村田忠彦さん・圭子さんご夫妻
高砂市で市の特性、資源を活かしながら、様々なつながりの中で生活している市民の方の高砂市における魅力ある暮らし方をリレー方式でご紹介します。
高砂市民の方はもとより、高砂市がたくさんの「住みたい」が実現できる街として市外の方に選んでいただけるよう、本市の素敵な魅力をお届けしていきます。
温暖で住みやすく、人も温かい!
■高砂市居住歴
出身は福井県です。結婚を機に、主人の出身地である高砂市へ平成元年に移り住みました。
■仕事について
曽根天満宮の前で、1975年創業のかすてらまんじゅう屋「むらたのカステラまんじゅう」を営んでいます。創業45年を迎えた昨年の春、先代である義母からお店を引継いだことを機に、心機一転リニューアルオープンしました。お店を続けるべきか迷いもありましたが、地元の方々からの「続けてほしい」という声や、「地域の憩いの場を残したい」という想いから、お店を引き継ぐことを決めました。
リニューアルオープンを機に、包装を一新したり、SNSを活用してPRに力を入れたことで、地元の方はもちろん、遠方からもお客さんが来てくれるようになりました。リニューアルしたお店は“可愛い”と好評で、“お店は新しくなっても、変わらず美味しい”と、嬉しいお声を頂いています。これからも、義母から受継いだ味と共に、地域の憩いの場を守っていきたいです。
■この場所でお店を続ける理由
曽根天満宮の目の前でお店をさせていただけることに対して、有難いなという気持ちで日々仕事をしています。祭りや行事の際には、たくさんのお客さんに寄っていただけたり、お宮参りや七五三などのお祝い事で参拝された方々からは、日々幸せや元気をいただいています。
曽根天満宮の横にある松林は曽根の子どもたちの遊び場になっているため、50円でくじを引けるみるくせんべいや、夏場のかき氷も人気です。
■高砂市に住んでいて「よかった!」
何より、この地域の“温暖で住みやすい気候”が気に入っています。元々北陸出身なので、雨も雪も少ないこんなに住みやすいところがあるのかと、移住した当時はとても感動しました。
また、代替わりした今も、お店に義母の顔を見に来てくださるお客さんがいたり、祭りなどでの地域の繋がりも深いので、高砂市はとても“人情味があって温かいところ”だと感じています。
子どもの野球チームや登下校時の見守り活動など、地域ぐるみで子育てに取り組んでいるのも良いところだと思います。
■私のおすすめ・お気に入り
日笠山がおすすめです。散歩がてら気軽に歩いて登ることができますが、頂上からの見晴らしは抜群です!瀬戸内海が一望できるので、景色を眺めているととても穏やかな気持ちになります。お正月には初日の出を拝むこともできますよ。
また、曽根天満宮の梅林もおすすめです。駐車場から境内の梅林までは段差がないので、小さい子どもからお年寄りの方まで楽しめると思います。
■移住を考えている人へメッセージ
とにかく、この穏やかで住みやすい気候を皆さんに知ってほしいです!都会過ぎず、田舎過ぎず、温暖で穏やかなところです。また、祭りなど、昔からの伝統や風習も大切に受け継がれてきているところでもあります。
これから曽根天満宮の梅林が見頃を迎えるので、一度遊びにいらしてください。お店のHPで梅の開花情報も発信しています。その際には、ぜひお店にもお立ち寄りくださいね。
更新日:2023年07月25日