縁の輪2021-移住・定住編-「たかさごで輝く魅力人」No.26 金本昌子さん

更新日:2023年07月25日

 高砂市で市の特性、資源を活かしながら、様々なつながりの中で生活している市民の方の高砂市における魅力ある暮らし方をリレー方式でご紹介します。

  高砂市民の方はもとより、高砂市がたくさんの「住みたい」が実現できる街として市外の方に選んでいただけるよう、本市の素敵な魅力をお届けしていきます。

人の温かさや繋がりを感じられる!

納豆の詰め合わせパックを手に、納豆商品が並ぶショーケースの前に立つ女性

■高砂市居住歴

 高砂市に自宅を建てたことをきっかけに姫路市から移り住み、26年になります。

■仕事について

 社会福祉法人あかりの家が運営する「納豆工房なっとこちゃん」で、施設利用者の方と納豆づくりに携わっています。もともと日笠山の麓に作業所があったのですが、約1年前、国道250線沿いに現在の作業所兼販売所を新しくオープンしました。ここで作る納豆は、国産の原材料にこだわり、豆の選別、カップ計量等、すべての工程を手作業で行っています。ありがたいことにリピーターも増えています。一度ご賞味いただければ、豆、本来のおいしさを実感していただけると思います。

 納豆の売上は、利用者のみなさんたちの工賃に繋がっています。社会の一歩を踏み出すお手伝いができるこの仕事に、誇りとやりがいを感じています。職員以上に納豆づくりに熟練している方も多く、皆さんの逞しさに、私も日々パワーをもらっています!

■開業の場所を高砂市内(今現在の店舗)に選んだ理由

  この場所が長い期間空き地であったこと、また、メイン道路沿いなので販売所を開くのに都合が良かったことも理由に挙げられますが、1番の理由は、地域住民のみなさんにご理解いただき、賛同を得られたことだと思っています。これは、温かい人が多いこの地域だからこその理由かもしれません。

■高砂市に住み続ける理由

 高砂市は、人が温かく、子育てのしやすいところだと思います。干渉しすぎないけれど助け合えるような、良い関係でご近所付き合いができ、人の温かさを感じることがたくさんありました。

 都会ではないけれど、田舎でもなく、色々な意味で住みやすいところだと感じています。駅や道路などの交通網に困ることもなく、買い物にも困ったことはありません。

■高砂市に住んでいて「よかった!」

 子どもが小学生の頃から少年野球チームに所属していたので、自分の住んでいる地区のみならず、高砂市全域に知り合いができました。横だけでなく縦の繋がりが増え“人との繋がり”という財産がたくさん増えたことが、今でも、良かったと感じる点です。最近は子どもの数が減ったので活動しているチームも減っていると聞きますが、少年野球でもそうであったように、高砂市は地域ぐるみでの子育てに力を入れているところだと感じます。

■私のおすすめ・お気に入り(場所・食べ物など)

 このお店のすぐ裏にある、日笠山がお気に入りの場所です。作業所から近く手軽に登ることができるので、利用者のみなさんとの散歩にも利用しています。高い山ではないですが、初めて上った時はその展望の良さに驚きました。これからの桜の時期は、ソメイヨシノはもちろん、4月中旬~5月上旬頃に咲く八重桜がとても綺麗です。

■移住を考えている人へメッセージ

 当時私が高砂市に移住したのも、「住みやすいよ!」と知人から教えてもらったことがきっかけでした。移住先を考える際には、「どんな人が住んでいるんだろう?」「ご近所付き合いはうまくいくかな?」と心配することも多いと思いますが、恐れずに来ていただきたいと思います。高砂市には、温かい人がたくさん待っていますよ。

この記事に関するお問い合わせ先

政策部 シティプロモーション室(移住定住)

〒676-8501
兵庫県高砂市荒井町千鳥1丁目1番1号

電話番号:079-441-9904

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