縁の輪2021-移住・定住編-「たかさごで輝く魅力人」No.29・30 手束アンドリュー・エマさんご夫妻
高砂市で市の特性、資源を活かしながら、様々なつながりの中で生活している市民の方の高砂市における魅力ある暮らし方をリレー方式でご紹介します。
高砂市民の方はもとより、高砂市がたくさんの「住みたい」が実現できる街として市外の方に選んでいただけるよう、本市の素敵な魅力をお届けしていきます。
シンプルライフ = 高砂市

■高砂市居住歴
私(手束エマ)は生まれも育ちも高砂市です。夫のアンドリューとは、アメリカ在住時に出会い、結婚し、11年前に夫婦で高砂へ帰ってきました。
■仕事について
荒井町で「Life Design カウンセリング」を経営しています。先生は夫、通訳は私が担当し、夫婦で“結婚問題や家族相談専門機関として心理カウンセリング”を行っています。様々な相談をいただく中でも、半数以上の方が夫婦の葛藤で相談に来られます。また、英語対応のため、在留外国人、国際結婚の方にもご利用いただいています。
不安や悩みを抱えて相談に来られる方のため、まずは、信頼できる・ホッと(安心)する場所を提供できるように心掛けています。また、一人ひとりに時間をかけて丁寧な面談をすることを大切にしており、聞くだけのカウンセリングではなく、個々の悩みに応じたアドバイスを送っています。最終的には、カウンセリングに頼り続けるのではなく、自分たちで問題を解決できるような関係を取り戻していただけることを目標としています。
近年はコロナ禍ということもあり、WEB面談も開始しました。それにより、今まで以上に気軽に、また全国各地からお申し込みをいただいています。
■この場所での開業を決めた理由
長い間アメリカにいたので、両親の近くに住むことで親孝行したいという思いと夫が日本を好きなこと、そして、結婚や家族専門の心理カウンセラー機関が日本に少ないことを理由に、この場所での開業を決めました。
■高砂市に住んでいて「よかった!」
コンパクトなまちなので、必要なものが近くに揃っており、様々な面において便利だと思います。人口も多すぎず少なすぎず、ゆったりとリラックスして暮らすことができます。ご近所同士もちょうど良い距離感なので、生活がしやすいです。また、古いものを悪いとするのではなく、まち全体で上手に活用しているところも、素晴らしいと思います。
子育ての面では、アメリカから高砂へ帰ってきたときに地元の知人が多く残っていたことや、学校の規模が大きすぎないことにも助けられ、すぐに打ち解けられました。また、高砂市は“待機児童がゼロ”なので子どもをスム―ズに入園させることができました。帰国した当初は、高砂市の国際交流協会にも大変お世話になりました。
■私のおすすめ・お気に入り(場所・食べ物など)
あらい浜風公園や市ノ池公園は、広い敷地が魅力的です。子どもが幼いときには遊具で遊ばせるために連れていき、リフレッシュしていました。子どもが大きくなった今も、自然を感じながら散歩をするためによく訪れています。
エステサロン「ALBiVO」さんは、美容のことだけでなく健康のことも相談でき、落ち着く空間のお店です。地元高砂町内の「Kitchen & cafeやまも」も大好きです。また、JR宝殿駅近くの和食店「眉月」さんは、魅力的に改装された古民家で、お食事を堪能することができます。
近年はコロナ禍で開催されていませんが、高砂町での「たかさご万灯祭」はお気に入りのイベントの一つです。
■移住を考えている人へメッセージ
高砂市は、市がコンパクトなため、車があれば容易に市内を移動することができます。また、都市へのアクセスもよく、豊かな自然もあり、住みやすいまちだと思います。 “シンプルな生活”を送ることができるのが高砂市だと思います。
そして、夫アンドリューは高砂教会(キリスト教)の英語牧師スタッフでもあり、日曜日に開催している英語礼拝は、高砂市とその近隣の外国人コミュニティーの方への交流の場としても提供していますので、お気軽にお越しください。
更新日:2023年07月25日