市議会だより 令和5年第1回臨時会6月定例会合併号(テキスト版)
高砂市議会だより 第223号 令和5年第1回臨時会6月定例会合併号
発行
高砂市議会 高砂市荒井町千鳥1-1-1 電話番号 079-443-9061
編集 市議会だより編集委員会
トピックス
市内消費活性化事業(プレミアム付商品券事業)、中小事業者エネルギー価格高騰対策支援事業を含む補正予算を可決!
日程
第1回臨時会
5月22日(1日間)
22日 開会、市長の提案理由の説明、質疑、委員会審査、委員長報告、討論採決、閉会
6月定例会
6月19日から6月30日(12日間)
19日 開会、市長の提案理由の説明、諸報告
20・21日 質疑
23・26日 一般質問
27・28日 委員会審査
30日 委員長報告、討論採決、質疑、討論採決(追加提案)、閉会
(第1回臨時会) 議案概要
可決した事件議案
- 工事請負契約を締結することについて
- 製造請負契約を締結することについて
可決した条例議案
- 高砂市市税条例の一部を改正する条例を定めることについて
可決した補正予算
- 第1回令和5年度高砂市一般会計
委員会審査の概要報告
総務常任委員会
【事件議案】
- 製造請負契約を締結することについては、災害対応特殊はしご付消防自動車の更新にあたり、製造請負の概要、納入期限並びに入札から落札までの経緯、入札率等について確認しました。
【条例議案】
- 高砂市市税条例の一部を改正する条例を定めることについては、地方税法の一部改正に伴い、軽自動車税の環境性能割の税率区分の見直し、種別割のグリーン化特例の延長等必要な改正を行うことであることを確認しました。
【予算議案】
- 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金については、歳出の住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業に充当するための補正であることを確認しました。
文教厚生常任委員会
【事件議案】
- (仮称)福祉総合相談センターの工事請負契約を締結することについては、資材や人件費が高騰している状況が続いており、工事期間中の価格高騰の対応について本事案は影響がないことを確認した上で、工期が長期間にかかる工事において政府が発表する大きな経済的変動がある場合の対応を確認し、了としました。
【予算議案】
- 住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業について、住民税非課税世帯であっても、資産の有無や遺族年金の額など考慮されておらず、生活困窮者の実態把握を検討する必要があると意見をつけ、了としました。
- 低所得者の子育て世帯生活支援特別給付金給付事業については、家計急変世帯の現状と相談件数を確認し、今後も丁寧に相談対応することとスムーズな給付ができるように意見をつけ、了としました。
(第1回臨時会)議案等の表決結果
注釈:議長は採決に加わりません。
工事請負契約を締結することについて
可決
新政会
- 入江 啓太 賛成
- 坂本 まり 賛成
- 今竹 大祐 注釈
- 川端 宏明 賛成
- 島津 明香 賛成
- 岩見 明 賛成
- 藤森 誠 賛成
公明党
- 迫川 高行 賛成
- 春増 勝利 賛成
- 森 秀樹 賛成
明風会
- 石崎 徹 賛成
- 鷹尾 治久 賛成
- 芝本 鎮彰 賛成
未来ネット
- 鈴木 利信 賛成
- 北野 誠一郎 賛成
民主クラブ
- 松野 優也 賛成
- 山田 光昭 賛成
日本維新の会
- 横田 英樹 賛成
日本共産党
- 大西 由紀 賛成
製造請負契約を締結することについて
可決
新政会
- 入江 啓太 賛成
- 坂本 まり 賛成
- 今竹 大祐 注釈
- 川端 宏明 賛成
- 島津 明香 賛成
- 岩見 明 賛成
- 藤森 誠 賛成
公明党
- 迫川 高行 賛成
- 春増 勝利 賛成
- 森 秀樹 賛成
明風会
- 石崎 徹 賛成
- 鷹尾 治久 賛成
- 芝本 鎮彰 賛成
未来ネット
- 鈴木 利信 賛成
- 北野 誠一郎 賛成
民主クラブ
- 松野 優也 賛成
- 山田 光昭 賛成
日本維新の会
- 横田 英樹 賛成
日本共産党
- 大西 由紀 賛成
高砂市市税条例の一部を改正する条例を定めることについて
可決
新政会
- 入江 啓太 賛成
- 坂本 まり 賛成
- 今竹 大祐 注釈
- 川端 宏明 賛成
- 島津 明香 賛成
- 岩見 明 賛成
- 藤森 誠 賛成
公明党
- 迫川 高行 賛成
- 春増 勝利 賛成
- 森 秀樹 賛成
明風会
- 石崎 徹 賛成
- 鷹尾 治久 賛成
- 芝本 鎮彰 賛成
未来ネット
- 鈴木 利信 賛成
- 北野 誠一郎 賛成
民主クラブ
- 松野 優也 賛成
- 山田 光昭 賛成
日本維新の会
- 横田 英樹 賛成
日本共産党
- 大西 由紀 賛成
第1回令和5年度高砂市一般会計補正予算
可決
新政会
- 入江 啓太 賛成
- 坂本 まり 賛成
- 今竹 大祐 注釈
- 川端 宏明 賛成
- 島津 明香 賛成
- 岩見 明 賛成
- 藤森 誠 賛成
公明党
- 迫川 高行 賛成
- 春増 勝利 賛成
- 森 秀樹 賛成
明風会
- 石崎 徹 賛成
- 鷹尾 治久 賛成
- 芝本 鎮彰 賛成
未来ネット
- 鈴木 利信 賛成
- 北野 誠一郎 賛成
民主クラブ
- 松野 優也 賛成
- 山田 光昭 賛成
日本維新の会
- 横田 英樹 賛成
日本共産党
- 大西 由紀 賛成
(6月定例会)議案概要
可決した事件議案
- 工事請負契約を締結することについて
可決した条例議案
- 高砂市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例を定めることについて
- 高砂市新型コロナウイルス対策基金条例を廃止する条例を定めることについて
- 高砂市生石体育センター条例を廃止する条例を定めることについて
- 高砂市総合運動公園体育施設管理条例の一部を改正する条例を定めることについて
- 高砂市火災予防条例の一部を改正する条例を定めることについて
可決した補正予算
- 第2回令和5年度高砂市一般会計
- 第2回令和5年度高砂市水道事業会計
- 第1回令和5年度高砂市病院事業会計
陳情
採択
- 子どものために保育士の配置基準を引き上げるよう、国に対して、意見書の提出を求める陳情書
- 「高砂市野球場の改修」に関する陳情書
- 少人数学級・教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度2分の1復元に関する件
- 手話・要約筆記の費用を公費で負担することに関する陳情書
- 「高砂市野球場スコアボードの電光掲示板への改修」に関する陳情書
不採択
- 国に対し、適格請求書等保存方式(インボイス制度)の延期・見直しを求める陳情書
- 消費税インボイス制度(適格請求書等保存方式)の実施延期を求める陳情書
- 日本全体で解決すべき問題として、普天間基地周辺の子どもたちを取り巻く空・水・土の安全の保障を求める陳情
継続審議
- 加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助を求める陳情
実施される主な事業
- 市内消費活性化事業(高砂商工会議所が取り組むプレミアム付商品券事業への補助及び、より効果的な事業になるよう市が広報を行うもの)
- 中小事業者エネルギー価格高騰対策支援事業(エネルギー価格等の物価高騰の影響を受け、厳しい経営状況に直面している市内中小事業者に対し、事業継続の支援を行うもの)
- 外国人児童生徒等サポート事業(原則在留期間36か月までの日本語指導が必要な外国人児童生徒等の日本語習得や習得が困難な教科の学習をサポートするため、外国人児童生徒等サポート員を配置するもの)
- 学校給食事業(物価高騰による保護者の負担を軽減するために、学校給食の食材の値上げ分を市が負担するもの)
- 水道事業100周年記念事業(水道事業が100周年を迎えるにあたり、これまでの水道事業の歩みを祝い、今後も「市民と共に、信頼を未来につなぐ(安全・強靭・持続)」ために歩んでいくことをPRするもの)
(6月定例会)議案等の表決結果
紙面の都合上、賛否の分かれた議案等を掲載しています。
注釈:議長は採決に加わりません。
工事請負契約を締結することについて
可決
新政会
- 入江 啓太 賛成
- 坂本 まり 賛成
- 今竹 大祐 注釈
- 川端 宏明 賛成
- 島津 明香 賛成
- 岩見 明 賛成
- 藤森 誠 賛成
公明党
- 迫川 高行 賛成
- 春増 勝利 賛成
- 森 秀樹 賛成
明風会
- 石崎 徹 賛成
- 鷹尾 治久 賛成
- 芝本 鎮彰 賛成
未来ネット
- 鈴木 利信 賛成
- 北野 誠一郎 賛成
民主クラブ
- 松野 優也 賛成
- 山田 光昭 賛成
日本維新の会
- 横田 英樹 賛成
日本共産党
- 大西 由紀 反対
陳情
国に対し、適格請求書等保存方式(インボイス制度)の延期・見直しを求める陳情書
不採択
新政会
- 入江 啓太 反対
- 坂本 まり 反対
- 今竹 大祐 注釈
- 川端 宏明 反対
- 島津 明香 反対
- 岩見 明 反対
- 藤森 誠 反対
公明党
- 迫川 高行 反対
- 春増 勝利 反対
- 森 秀樹 反対
明風会
- 石崎 徹 反対
- 鷹尾 治久 反対
- 芝本 鎮彰 反対
未来ネット
- 鈴木 利信 反対
- 北野 誠一郎 反対
民主クラブ
- 松野 優也 反対
- 山田 光昭 反対
日本維新の会
- 横田 英樹 反対
日本共産党
- 大西 由紀 賛成
消費税インボイス制度(適格請求書等保存方式)の実施延期を求める陳情書
不採択
新政会
- 入江 啓太 反対
- 坂本 まり 反対
- 今竹 大祐 注釈
- 川端 宏明 反対
- 島津 明香 反対
- 岩見 明 反対
- 藤森 誠 反対
公明党
- 迫川 高行 反対
- 春増 勝利 反対
- 森 秀樹 反対
明風会
- 石崎 徹 反対
- 鷹尾 治久 反対
- 芝本 鎮彰 反対
未来ネット
- 鈴木 利信 反対
- 北野 誠一郎 反対
民主クラブ
- 松野 優也 反対
- 山田 光昭 反対
日本維新の会
- 横田 英樹 反対
日本共産党
- 大西 由紀 賛成
日本全体で解決すべき問題として、普天間基地周辺の子どもたちを取り巻く空・水・土の安全の保障を求める陳情
不採択
新政会
- 入江 啓太 反対
- 坂本 まり 反対
- 今竹 大祐 注釈
- 川端 宏明 反対
- 島津 明香 反対
- 岩見 明 反対
- 藤森 誠 反対
公明党
- 迫川 高行 反対
- 春増 勝利 反対
- 森 秀樹 反対
明風会
- 石崎 徹 反対
- 鷹尾 治久 反対
- 芝本 鎮彰 反対
未来ネット
- 鈴木 利信 賛成
- 北野 誠一郎 反対
民主クラブ
- 松野 優也 反対
- 山田 光昭 反対
日本維新の会
- 横田 英樹 反対
日本共産党
- 大西 由紀 賛成
陳情※継続審議とすることについて諮りました
加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助を求める陳情
継続審議
新政会
- 入江 啓太 賛成
- 坂本 まり 賛成
- 今竹 大祐 注釈
- 川端 宏明 賛成
- 島津 明香 賛成
- 岩見 明 賛成
- 藤森 誠 賛成
公明党
- 迫川 高行 賛成
- 春増 勝利 賛成
- 森 秀樹 賛成
明風会
- 石崎 徹 賛成
- 鷹尾 治久 賛成
- 芝本 鎮彰 賛成
未来ネット
- 鈴木 利信 賛成
- 北野 誠一郎 賛成
民主クラブ
- 松野 優也 賛成
- 山田 光昭 賛成
日本維新の会
- 横田 英樹 賛成
日本共産党
- 大西 由紀 反対
委員会審査の概要報告
総務常任委員会
【事件議案】
- 工事請負契約を締結することについては、市内全域への見守りカメラの設置にあたり、請負工事契約を締結するものであり、委託工事ではなく、請負工事契約を選定した経緯及び考え方について確認しました。また設置場所等により価格変動が生じる場合は議会へもつなぐよう求めました。
【予算議案】
- 公有財産管理事業については、対象となる魚橋土地の現地視察も行い、土地整備内容および工事期間等について確認しました。また新緑については過去の経緯も踏まえ、地元に寄り添った形で、地元と協議し方向性を決めていくことも確認しました。
【陳情】
- 「消費税インボイス制度(適格請求書等保存方式)の実施延期を求める陳情書」については、全会一致で不採択と決しました。
- 「国に対し、適格請求書等保存方式(インボイス制度)の延期・見直しを求める陳情書」については、全会一致で不採択と決しました。
- 「日本全体で解決すべき問題として、普天間基地周辺の子どもたちを取り巻く空・水・土の安全の保障を求める陳情」については、全会一致で不採択と決しました。
文教厚生常任委員会
【予算議案】
- 生活保護システム改修委託料については、物価高騰対策として保護費を増額する改修を実施することであり、複数人世帯では5千円程度増額するものの、単身世帯では基準額の変更から保護費はほぼ増額しない基準であることを確認しました。
【陳情】
- 「高砂市野球場の改修」に関する陳情が2件あり、一般財団法人兵庫県高等学校野球連盟より主要な野球場として今まで同様に求められていることから、スコアボードの電光掲示板化を含め、排水の改善や設備の改修の必要があることや、公共施設全体最適化計画でも今年度にあり方を計画することになっている点を指摘し、適切に計画していくことを意見して、採択しました。
- 「手話・要約筆記の費用を公費で負担することに関する陳情書」については、講演会・シンポジウム等に必要な手話及び要約筆記の派遣は、障害者差別解消法の中で合理的配慮の提供が主催者に義務付けられているものの、地域共生社会の実現に向けて取り組む事業などには公費での負担も必要である。全ての市民活動に公費負担はできないものの、どの範囲の活動に公費で情報保証するかについては研究することと、障害者に対する社会の理解を促進することを意見して、採択しました。
建設環境経済常任委員会
【予算議案】
- 空き店舗等活用支援事業補助金について、補助見込額が当初予算を上回ったことによる増額補正であるものの、数値目標が明確であったのか、また個別計画における課題解消に向けての位置づけや支援後のフォローアップ、更に対象地域を限定した誘導策の可能性など空き店舗対策について、多くの議論を展開し、今後の施策に活かしていくことを求めました。
- プレミアム付商品券事業について、コロナ禍の影響により売上高が減少した事業者の経営支援と地域商業の活性化を図ることを目的として高砂商工会議所が取組む事業への補助であること、また対象店舗や販売店舗等を確認するとともに、協調事業においては政策方針や協議手法などを踏まえ、効果を捉えて判断することを意見しました。
- 中小事業者エネルギー価格高騰対策支援事業について、急激な原油・物価高騰等に厳しい経営状況にある市内中小事業者に対し、燃料費・光熱費の影響分を補助する事業であり昨年実施における課題を踏まえ、対象者数の算出根拠や支援金額、また迅速かつ簡易に支援が行き届く制度設計に再構築されているかなど確認しました。
表彰
全国市議会議長会8年正副議長表彰 今竹 大祐
全国市議会議長会20年永年勤続議員表彰 鈴木 利信
人事
-
農業委員会委員を任命するにつき同意しました。
高砂市荒井町 大濱 正則
高砂市中島 北野 保夫
高砂市中筋 本庄 捨伸
高砂市曽根町 北野 益生
高砂市曽根町 前橋 瑞紀
高砂市神爪 野村 富夫
高砂市阿弥陀町 北原 知子
高砂市阿弥陀町 駒井 隆彦
高砂市阿弥陀町 長谷川 巧
高砂市阿弥陀町 松本 慶一
高砂市阿弥陀町 松本 眞実子
高砂市北浜町 芦谷 博務
高砂市北浜町 杉田 住夫
高砂市高砂町 宮下 多惠子 -
公平委員会委員を選任するにつき同意しました。
神戸市中央区 小川 政希 -
人権擁護委員の候補者の推薦について適任としました。
高砂市荒井町 網干 年明
高砂市中筋 岡田 章
高砂市曽根町 南 勘四郎
高砂市米田町 石堂 美紀代
高砂市阿弥陀町 衣笠 祥子
一般質問
くわしい内容については図書館や各公民館に備え付けられている「兵庫県高砂市議会定例会会議録」をご覧ください。(6月定例会の会議録は9月に完成する予定です。)
市長の教育理念について ほか 北野 誠一郎
質問
1.新しい教育大綱について、総合教育会議において教育委員会と協議はなされているか2.教育委員会では、第4期高砂市教育振興基本計画策定に向けて、国の教育振興基本計画の特徴、コンセプトを解釈し、反映するのか。また「高砂の特性」をどのように盛り込んでいくのか。
回答
次期高砂市教育振興基本計画策定に合わせ、高砂市教育大綱についても改定を予定しており、基本計画で掲げる教育目標や施策の根本となる方針を高砂市教育大綱としたいと考えている。
今後開催される総合教育会議において、次期基本計画の骨子案の段階から教育に対する考えをお伝えし、第5次高砂市総合計画の将来像を実現するため、次期基本計画及び教育大綱の策定に向け、協議・調整を行っていく。
国の教育振興基本計画の5つの方針などを参酌しつつ、第5次高砂市総合計画における基本目標の達成に向けて何ができるかを考えていくとともに、自然・景観、文化・伝統、産業・経済などの地域の特性を生かして策定していきたい。
ChatGPT等生成AIの活用について
質問
昨年11月にChatGPTが開発、公開されて以降、世界規模で爆発的に進展、広がりを見せている。
高砂市では現行の「DX推進」に生成AIの活用をどう取り入れるのか。国、県の動向を待つのではなく積極的に取り組むべきではないか。
回答
行政のAI活用は、市民の利便性の向上、職員の業務効率化や高度化、ひいては社会課題の解決に寄与するツールであると考えている。
今後、施策をより推進するため、社会全体の急速な変化に機敏に対応し、積極的に取り組んでいく。
子育て支援 赤ちゃんの駅導入について ほか 迫川 高行
質問
乳幼児の親子が外出しやすい環境づくりに向けて、授乳、おむつ交換ができる施設を登録する「赤ちゃんの駅」の制度を導入し、子育て家庭を応援する取り組みが必要である。
回答
授乳室やおむつ交換台などの整備を行っている公共施設や民間施設等にご協力をいただき、「赤ちゃんの駅」として登録を行うことは可能であると考える。「赤ちゃんの駅」であることが分かるようなステッカー等の表示についても実施に向けて検討していく。
また、イベント時にも安心して子どもを連れて参加していただけるよう、移動式の「赤ちゃんの駅」となる、持ち運びが可能なおむつ交換台や、テントの活用についても検討していく。
質問
市に氏名や住所、緊急連絡先といった基本情報、エンディングノートや遺言の保管場所、葬儀・納骨の生前契約先などの終活情報を、市に登録する終活登録の事業を実施すべきと考える。
回答
横須賀市の「わたしの終活登録」と同様の事業を実施することは、地域共生社会の推進に資するものと考えているが、横須賀市は担当職員4名体制で対応を行っており、同様の体制を早期に整備することは容易ではないと考える。事業の実施については、先進市の状況を参考にしながら、課題整理も含めて、様々な地域資源との連携を模索し、将来的な実現の可能性を探っていきたい。
その他質問項目
- ご当地ナンバーについて
愛着と誇りを感じるまちの促進について ほか 芝本 鎮彰
質問
「観光まちづくり」への方向性の明確化について
回答
観光振興とは、地域が主体となって、地域にある文化財をはじめ、公園やスポーツ施設、秋まつりなどの伝統行事や各種イベントなどを通じて、交流を振興することとしている。そのため、活力のあるまちを実現する活動である、「地方創生」や「観光まちづくり」といった視点に重きを置いて推進してきた。
総合計画において、大きな方向性について示していたが、コロナ禍を経て観光に対するニーズも変化する中、改めて状況等を確認しながら、今年度中により具体的な方向性について示していきたい。
質問
ナッジの実装に向けた全庁的な普及促進について
回答
ナッジとは、行動経済学の知見の活用により、人々が、自分自身にとってよりよい選択を自発的に取れるよう手助けする政策手法や、望ましい行動をとれるよう人を後押しするアプローチと定義付けられている理論である。
ナッジは、手間や費用を抑えながら、高い効果がえられ、課題解決の一つの手法として有効なものであると考えている。
今後、ナッジについて職員の理解を深めるため、先進自治体の活用事例の研究や、職員研修等の題材として取り入れること、効率的な行政運営や市民サービスの向上を目的としている職員提案、日常業務における職場での指導などを通じて、公務に活かせるよう取り組んでいく。
その他質問項目
- 観光の考え方について
市民・団体・行政の役割分担と連携・協働の考え方について - 観光交流ビューロー関連
自立・自走の当市の捉え方について
補助事業の整理など補助金要綱の改訂について
教職員の働き方改革のための教育DX推進について 坂本 まり
質問
学校と保護者のデジタル連絡ツール「スクリレ」について教職員の負担軽減、用紙削減、保護者利便性向上のため有料オプションを公費負担にて導入することについて見解を伺う
回答
保護者との連絡ツールについて、各学校が使っているメーリングリストからスマートフォンアプリのデジタル連絡アプリへの変更を進めている。
高砂中学校区、荒井中学校区で「スクリレ」を試験導入し、荒井中学校では、PTA会費により有償オプションを活用している。
今後、令和6年度から有償版「スクリレ」を活用し保護者に連絡等が配信できるように費用対効果も含めて、計画的に移行できるように市長部局と協議していく。
質問
校務のDX化について
様々な校務のDX推進状況確認と、家庭調査票、保健調査票、各種問診票等の保護者提出書類のデジタル化について見解を伺う、また、その推進体制について伺う
回答
グループウェア「ミライム」に出退勤管理や、服務等のワークフロー機能を追加し、今年度より試行として運用している。
しかし、保護者への家庭調査票、保健調査票などではデジタル化が進んでいないことも認識している。
今後もデジタル化が可能な業務の洗い出しを続けながら、教職員が児童生徒と向き合える時間を拡充できるように努めていきたい。
教育DXの推進に当たっては、全庁的、組織横断的な推進体制が必要であると認識している。
教育DXをより一層推進するには、校務のクラウド化や一元化が必要となってくるため、ICT支援員の増員や教育委員会におけるICT担当員の配置、ICT推進課との業務連携等、効率的に推進できる体制について市長部局と協議していく。
視覚障害者のためのスマホサポートについて 島津 明香
質問
スマートフォンは音声だけでも操作が可能であり、視覚障害を持たれている方の情報保障にも有用であると考えられる。使用したいと考える方が使用できるよう、視覚障害者の方へのスマートフォン利用の周知について市の考えを伺う。
回答
全ての人がデジタルの恩恵を受けるためには、スマートフォン等のデジタル機器やサービスを活用できることが、非常に重要なことであると認識している。
今後、視覚に障害のある方や、その周囲の方がスマートフォンなどのデジタル機器を活用することで、生活があらゆる面でより便利になるよう、関係部局と連携し、様々な広報媒体を活用しながら、周知に取り組んでいく。
質問
視覚障害者を対象としたスマホ講座の実施について現状と今後の方向性を伺う。
回答
視覚障害者を対象としたスマートフォン講習会については、障害の特性の違いから様々な状況を想定した講習内容、サポートする人員体制の構築など、従来のスマートフォン講習会とは違う視点も加えながら、検討する必要がある。
障害者を対象としたスマートフォン講習会の実施に関する事例を調査するとともに、関係部局と連携しながら検討していく。
また、福祉総合相談センターの1階に開設予定の誰でも立ち寄りステーションの運営に当たり、学生も含めた様々な世代・分野の方々に参画をいただき、スマホ講習会を含めたイベントを通じ、障害者のスマホ利活用についての周知、サポーターの育成だけではなく、障害者の社会参加と地域コミュニティの推進に努めていきたいと考えている。
今後も障害のある方々にICT技術に触れる機会の創出を図っていきたい。
「COCOLOプラン」を受けて高砂市の不登校支援について ほか 春増 勝利
質問
文科省「COCOLOプラン〜誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策〜」を受けて、高砂市の1.保護者への支援充実2.校内のスペシャルサポートルームの環境整備、「のびのび教室」の教育支援センターとしての整備拡大3.不登校の児童生徒の教室以外での学習評価について
回答
進路や学びの場、「保護者の会」の情報提供に努めながら、不登校児童生徒の保護者との連携を深め、児童生徒が社会的自立できるように支援を行っていく。
他市町の工夫を参考にしながら、自分のクラスに入りづらい児童生徒も、自分に合ったペースで学習・生活できる環境づくりを研究していきたい。
「のびのび教室」については、学校以外の多様な学びの場の一つとして新たな教室の設置も含め検討していく必要があると認識している。
学校では、「不登校児童生徒の一人一人がどのように成長しているか」とプラス思考で学習状況をとらえ、成績に生かしていきたいと考えている。
質問
「児童福祉法等の一部を改正する法律」を受けて、1.「こども家庭センター」の設置による庁内の健康子ども、教育、福祉の連携強化2.不登校の児童と保護者を支援する平日昼間の居場所づくりについて
回答
こども家庭総合支援拠点と子育て世代包括支援センターを「こども家庭センター」に一体化することで、市民にとってわかりやすい子どもに関する総合窓口となり、相談体制と支援のさらなる充実を図るため、組織や人員について庁内で調整を進めている。
他市町で先進的に取り組む子どもの居場所づくりなどを参考に研究し、子どもたちが安心して過ごせる環境について検討を進めていきたい。
地域包括ケアシステムについて 岩見 明
在宅医療需要と供給体制について
質問
半数以上の人が自宅で亡くなることを希望しており、今後死亡者数や在宅死比率が増加する中、在宅医療の需要は増加します。需要予測及び供給体制についてどのように検討していますか。
回答
令和5年2月に実施した高齢者福祉及び介護保険事業計画の次期計画策定のためのアンケート調査結果では、在宅介護サービスを利用しながら、自宅で暮らし続けたいとの回答が6割を超え、最も多いことが確認されている。
今後の本市における在宅医療提供体制の確保に向けては、従前による医療と介護の連携の推進が重要であるとの考えのもとで、東播磨圏域健康福祉協議会医療・介護連携推進会議及び高砂市在宅医療・介護連携推進協議会を通じ、協議していきたい。
本人・家族の選択と心構えについて
質問
本人と家族が正面から死について話し合う機会を作ることは非常に重要です。高砂市では、本人・家族の選択と心構えを進めるため、どのように発信しようとしていますか。
回答
本市では終活支援として、平成30年度から「エンディングプラン・サポート事業」を実施している。
また、平成31年2月と、令和2年2月には、「高砂市マイエンディングノート」を計2,000部作成し、老人クラブ連合会や高砂市社会福祉協議会などを通じて、関心のある方に配布した。
市民の皆様が安心して最期を迎えていただくために、今後市としてどのような形で何ができるのかをしっかりと考えていきたい。
その他質問項目
- 地域ケア会議
- 地域の支え合いづくり(互助)
- 社会の大きな変化
自転車の交通安全啓発について 入江 啓太
質問
自転車運転時の利用者への交通ルールの周知やマナー向上への取り組みについて、また、令和5年4月1日から努力義務となっている自転車用ヘルメットの着用促進について
回答
これまで小中学校や高校生、高齢者など、あらゆる世代の自転車利用者に対して、自転車交通安全教室や啓発活動を強化し、交通ルールや利用マナーの向上を図るよう努めてきた。
自転車の安全利用の街頭啓発については、市、高砂警察署、各関係機関を始め、通勤等で自転車を利用される方が多い企業とも連携をしながら、市内における通勤・通学による自転車の利用が多い地点や、自転車に関係する事故の発生が多い自転車指導啓発重点路線において、重点的に実施している。
自転車の運転者のヘルメット着用を強く推奨していくとともに、交通ルールや利用マナーについて周知を行い、引き続き、市民の皆様の安全安心の向上に努めていく。
質問
子どもの模範となるべき保護者に対しての交通安全啓発について
回答
学校においては、交通安全教室や登校指導を実施し、その様子をホームページで掲載し、保護者へ啓発している。
今後は、交通安全教室への保護者の参加の呼びかけ、子どもと保護者がともに考える機会となるワークショップ、参観日や引き渡し訓練など保護者が来校する際に保護者への安全啓発の取り組みなど、保護者が子どもとともに、交通安全について考える機会を増やしていけるように努めていく。
農業者支援の取組みについて ほか 松野 優也
質問
高砂市の農業を維持し守る為、支援の充実・新たな取組みが必要となっている。今後の新規就農に繋がる「就農・定着応援プラン」・農業分野と福祉分野が連携した「農福連携」等への取組みについて伺う。
回答
「地域主導型就農・定着プラン」は、市の支援制度、生活や子育て支援等の情報を就農希望者に広くPRできるもので、今後の担い手確保や、新規就農施策にも活用できる施策の一つであると考えている。
ただし、策定には、プロジェクトの主役になる「就農・定着応援チーム」の立ち上げが必要となってくるため、他市町の先進事例などを調査・研究していきたい。
農業生産の基盤である優良な農地の確保、担い手不足、労働力不足の解消のためにも、農福連携の推進は解決策の一つであり、市ができる支援策についても、他市町の先行事例を参考に調査・研究していきたい。
地域とともにある学校について
質問
「地域と連携した郷土愛を育む活動」とあるが、これからの時代を生きる子供達が、地域に誇りをもち郷土愛が育まれるよう、どのように活動を進めていくのか。
回答
学校運営協議会で協議された内容や活動状況等の報告をもとに、連絡会等において、実践事例の交流、成果と課題の共有、改善に向けた意見交流などを行い、地域とともにある学校づくりの充実につなげていきたいと考えている。
各校から依頼のあった場合は、運営協議会の会合の場合、指導主事が足を運び、意見等を把握しながら助言を行い、学校、地域、教育委員会が連携協働して、地域とともにある学校づくりが進んでいくように伴走支援していきたい。
公立園への看護師の配置のあり方について ほか 山田 光昭
質問
市内公立の保育所、こども園、幼稚園等への園内看護師の配置について
回答
こども園等での保育中に園児が体調不良となり、保育士で対応できないような場合は、看護師の配置により一層園児の体調管理が行えるため、保護者保育士いずれにとっても安全安心な園運営が行えると考えている。
現在本市の就学前教育保育施設において、公立園では看護師の配置は行っていないが、民間園では4施設にて看護師や准看護師の配置を行っている。
令和3年9月に施行された「医療的ケア児及びその他家族に対する支援に関する法律」により、医療的ケア児が入園する場合に適切な支援を行うことが責務とされた。
本市としては、医療的ケア児の受け入れが行えるよう、まずは医療の専門的知見がある看護師の配置が必要であると考えており、園内看護師のあり方について検討している。
今後引き続き医療的ケア児の受け入れ体制も含め、こども園等の利用者の多様なニーズに応えていけるよう、看護師の配置のあり方について検討していく。
質問
エコクリーンピアはりまのリユースに対する今後の事業展開について
回答
今後の事業展開としては、ベビー用品以外の再生品のリユース事業の拡大等を研究していきたいと考えている。
持続可能な運営を行うため、事業の委託化についても検討を行い、今後もさらなる資源効率性の向上に努めていきたいと考えている。
その他質問項目
- 自転車用ヘルメットの努力義務に対する本市の考え方について
高砂市における自治体DXの推進について、そのPDCAの共有 横田 英樹
質問
自治体DXとは、行政が最新のテクノロジーを活用して市民に提供するサービスや業務フローなどを変革させることです。
来るべき労働人口減少による市民サービス低下を防ぐには行政の労働生産性を高め、今後多様化する社会において市民の方々の立場に立って、お一人お一人に寄り添った相談業務を充実させる必要があります。
そのためにはデジタルテクノロジーを駆使し、人にしかできない仕事に重点を置くため業務時間の見直しを図らねばなりません。
この自治体DXの高砂市における進捗について伺います。
回答
全庁的な方針決定や進捗管理については、市長を本部長とし、市長部局及び他部局で構成する高砂市行政経営推進本部において取り組んでいる。
専門的なデジタル知識・能力を有する人材の確保や、デジタル技術を利活用できるような人材育成により、「変えようとする」、「変えることができる」という職員全体の能力の向上を図る必要があると考えている。
高砂市DX推進ビジョンは、これまでのICT施策を強化するとともに、市民一人一人の幸福度向上と、社会課題解決を図ることとしている。
国においては、情報通信技術やデジタル活用を通じた地域課題解決に精通した人材を派遣する「地域情報化アドバイザー人材派遣制度」等が示されており、本市も申請に向けた準備を進めている。
兵庫県においては、兵庫県電子自治体推進協議会において、自治体情報システムの標準化に関して情報共有を図っている。
地域の脱炭素の取り組みについて ほか 鈴木 利信
質問
高砂市として、環境省主体の脱炭素メニューを検討してゆく必要は。
回答
環境省の補助事業を活用した具体的な事業計画及び脱炭素先行地域等について、調査研究し、ゼロカーボン実現に向けた事業化につなげられるかの検討を進めていく。
また、昨年度、本市の温室効果ガス排出量の多くを占める産業部門と、脱炭素化に向けた連携を図るために市内14の大規模事業者の参画を得て立ち上げた、高砂市ゼロカーボン推進協議会では、環境省の職員にもオブザーバーとして参画いただいている。今後もこのような機会を有効に生かしながら国の支援策の活用を検討していきたい。
子どもの貧困対策について
質問
子どもの生活に関するアンケートにより、高砂市の子どもたちの実態が明らかになっている。高砂市は、しっかりとした子どもの貧困対策を早急に推し進める必要があると考えている。子どもたちの居場所づくりなどの今後の対応や、具体的な学習支援等について聞く。
回答
令和4年度に実施した子どもの生活に関するアンケート調査結果から、子どもの居場所づくりや学習支援に地域住民の参加を促し、多様な大人と関わる場を提供することや、経済的な状況にかかわらず子どもが学習習慣を身につけられるような環境づくりが重要であると考えている。
アンケートや生活保護世帯への学習支援に関わる意向調査の結果を庁内で共有し、今後どのような施策を進めていくべきか、支援体制の確認や課題等の整理に引き続き取り組んでいく。
漁業環境の整備について 森 秀樹
質問
水産資源の創出と漁場環境の保全や生態系の維持のため、漁業関係者や沿岸部の企業、県・関係機関との連携をはかりながら、適正規模の藻場整備について伺う。
回答
藻場育成については、「高砂市豊かな海を守る会」が、豊かな海創生支援事業の一環として、保護区域を設け、ノリ網を用いた藻場礁を高砂沿岸海域で実施しており、ダイバーによる育成状況の確認も行っている。
水産資源回復のための藻場の必要性については、以前から、市、漁業者ともに認識している。藻場育成に向けた実証試験や藻場を活用したブルーカーボンオフセットについても、実現可能性も含め、調査・研究していきたいと考えている。
質問
産業振興の観点から、漁業従事者との連携により養殖や観光漁業についての研究などを進めるとともに、ブランド化による流通経路の拡大や情報発信、6次産業化に向けた取り組みなど、より生産性の高い漁業経営基盤の強化を図るための支援について伺う。
回答
水産業の活性化に向けた新たな取り組みとして、本市と漁協青年部での水産資源創出のための養殖業の調査・研究がある。中でもカキ養殖については、技術確立のための実証試験を重ね、漁業者の閑散期におけるカキ養殖の確立のため、「高砂オイスター結」と名称をつけ、ブランド化を目指し、安定生産技術の確立や、販路開拓、拡大を図っている。
播磨灘に面している本市は、以前から漁業が盛んな地域である。地場産業ともいえる漁業については、今後も重要な産業として捉え、支援していきたい。
じょうとんバス路線について ほか 大西 由紀
質問
じょうとんバスの空白地域の考え方について、公共交通は「人権」であるという考え方について
回答
現在、コミュニティバスは5年ごとに再編を行い、路線や時刻を大きく見直しているが、コミュニティバスが走らなくなった場所については、乗客が少なく、利用が見込めない路線であったため休止となっている。
今後もコミュニティバスなどの公共交通において市民満足度が向上するように、引き続き市民の皆様のご意見を伺いながら、公共交通や移動支援についてもさらに利便性の高いものとなるよう検討していく。
市民の命を守る施策について
質問
生活保護世帯や、高齢者世帯へのエアコン設置と修繕費助成制度の創設を
回答
生活保護世帯に対するエアコン設置の支援については、保護開始時及び単身者が長期入院から退院し、新たな居宅場所にエアコンがないような場合、また、犯罪や暴力を受けた被保護者の危険回避に向けた転居など、必要に応じた家具什器費として6万2千円を支給している。
低所得世帯へのエアコン購入費助成制度については、他市の実施状況や費用対効果などを見据えた中で、制度の実施の必要性と併せて今後の在り方についても検討をしていきたい。
その他質問項目
- じょうとんバス75歳以上の高齢者半額割引
- 高齢者タクシー料金助成制度の周知
- コロナ後遺症、ワクチン接種後の後遺症相談窓口について
- 高砂市民病院将来構想検討委員会の情報公開について
意見書を提出しました
令和5年6月30日に議決された下記の意見書を内閣総理大臣、各担当大臣、衆議院議長、参議院議長に対し提出しました。
保育士の配置基準の抜本的な見直しを求める意見書
少人数学級・教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2024年度政府予算に係る意見書
内容については高砂市議会のホームページをご覧ください。
請願・陳情について
請願や陳情は、市民の皆さんが市議会に対して意見や要望を提出することができる制度です。
※請願及び陳情は随時受付します。詳しいことは議会事務局(電話443-9061)までお問い合わせ下さい。
視察報告
令和5年6月1日(木曜日)、カーボンニュートラルに向けた取り組みとして、水素を活用した実証実験に取り組んでおられる市内2企業の視察を行いました。株式会社神戸製鋼所高砂製作所におかれては、NEDO採択による水素社会構築技術開発事業として、中間媒体式液体水素気化器の開発及び水素利活用モデルに関する調査を実施。具体的には、安定・安価による水素ガス供給に寄与するハイブリッド型水素ガス供給システムの実証設備を構築され水素を創る側と使う側の両視点により実装に向けて取り組んでおられました。水素を活用した燃料転換により脱炭素化に向けてグループ全体で挑戦されていることも確認できました。
三菱重工業株式会社高砂製作所におかれては、電力の安定供給やエネルギーの脱炭素化の促進に貢献する実証設備複合サイクル発電所をはじめ、燃料を天然ガスから CO2を排出しない水素に転換できる大型水素ガスタービンを利用したガスタービンコンバインドサイクル発電所、また、水素製造発電一貫システムである高砂水素パークによるゼロエミッション火力開発と実証への取り組みについて、さらに、人材育成システムの拠点であるものづくり教育センター内において障害者雇用の取り組み状況を内覧することができました。
今般の視察を通して、市内企業の脱炭素社会に向けた取り組みを拝見することができ、さらなる知見を高めることができました。
本会議・委員会をインターネットで放映中!
高砂市議会は「市民に開かれた議会」を目指すために、本会議(ライブ・録画)と委員会(ライブ)を配信しておりますので、ぜひご覧ください。
ライブ中継はこちらからご覧になれます。
「高砂市議会だより」の表紙写真を募集します
ぜひ、ご応募ください!
市民のみなさまに親しまれ、身近に感じていただけるよう、年5回(1月、5月、7月、10月、12月)発行する高砂市議会だよりの表紙写真を募集します。
応募方法など詳しくは、高砂市議会のホームページをご覧ください。
お問い合わせ先:議会事務局 443-9061
本会議・委員会はどなたでも傍聴できます。
9月定例会は9月12日(火曜日)開会予定です
詳しい日程は後日、高砂市議会ホームページにてお知らせいたします。
日程その他詳しいことは議会事務局 (Tel 443-9061)までお問合せください。
編集後記
今回の表紙写真は、黄昏時の高砂海浜公園です。
BBQエリアでは「ランチBBQ」や、「サンセットBBQ」がお楽しみいただけますので、ぜひご利用ください。
市議会だよりを身近に感じていただけるよう市民の皆様からの表紙写真を募集しております。市内で撮影した写真をぜひ、ご応募ください。
この記事に関するお問い合わせ先
議会事務局
〒676-8501
兵庫県高砂市荒井町千鳥1丁目1番1号
電話番号:(総務課)079-443-9051
(議事課)079-443-9061
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更新日:2023年07月26日