市議会だより 令和5年9月定例会号(テキスト版)

更新日:2023年10月26日

高砂市議会だより 第224号 令和5年9月定例会号

発行

高砂市議会 高砂市荒井町千鳥1-1-1 電話番号 079-443-9061

編集 市議会だより編集委員会

トピックス

新しい議会の構成決まる!
〜新体制のもと各議案を審議しました〜

日程

9月定例会

9月12日から9月27日(16日間)

9月12日 開会、市長の提案理由の説明、諸報告(高砂市民病院経営改善対策特別委員会中間報告)

13日 正副議長の選挙、各委員の選任等

14・15日 質疑

20・21日 一般質問

22・25・26日 委員会審査

27日 委員会審査、委員長報告、討論採決、質疑、討論採決(追加提案)、 決算認定質疑、閉会

新しい議会の構成決まる

議長 藤森 誠(市議当選 5回)

副議長 石崎 徹 (市議当選 3回)

就任のごあいさつ

 市民の皆さま方におかれましては日ごろから市議会に対しまして、ご理解、ご協力を賜り、心よりお礼申し上げます。
 このたび、9月定例市議会におきまして、議員各位のご推挙により、議長、副議長に就任いたしました。
 私たちにとりまして、誠に身に余る光栄でありますとともに、その職責の重さに身が引き締まる思いでございます。
 さて、5月に新型コロナウイルス感染症が2類から5類に移行し、まだまだ安心はできませんが、コロナ禍前の生活に戻りつつあります。
 そのような状況の中で、市議会におきましては市民の皆さま方が参画しやすい開かれた議会運営を推進するため、市民の皆さま方への報告と意見交換の場として、議会報告会を行っております。
 今後も、継続的に議会報告会を行うとともに、市内の高校へ出向き、議会報告会を行うなど、若い世代に市議会に親しみを感じてもらえるような取り組みも進めてまいりたいと考えております。
 結びに、市議会といたしましては今後も、高砂市の発展と市民福祉の向上のため、全精力を傾注してまいりますので、市民の皆さま方におかれましても、より一層のご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

高砂市議会

議長 藤森 誠

副議長 石崎 徹

会派代表者

  • 山田 光昭(民主クラブ)
  • 鈴木 利信(未来ネット)
  • 今竹 大祐(新政会)
  • 迫川 高行(公明党)
  • 鷹尾 治久(明風会)

常任委員会名簿

総務常任委員会

主に企画・総務・市税・消防・選挙に関することを審査します。

  • 委員長 岩見 明(新政会)
  • 副委員長 入江 啓太(新政会)
  • 松野 優也(民主クラブ)
  • 横田 英樹(日本維新の会)
  • 迫川 高行(公明党)
  • 石崎 徹(明風会)

文教厚生常任委員会

主に福祉・教育・病院に関することを審査します。

  • 委員長 山田 光昭(民主クラブ)
  • 副委員長 春増 勝利(公明党)
  • 大西 由紀(日本共産党)
  • 北野 誠一郎(未来ネット)
  • 島津 明香(新政会)
  • 鷹尾 治久(明風会)
  • 藤森 誠(新政会)

建設環境経済常任委員会

主に経済・環境・道路・河川・上下水道に関することを審査します。

  • 委員長 芝本 鎮彰(明風会)
  • 副委員長 坂本 まり(新政会)
  • 鈴木 利信(未来ネット)
  • 川端 宏明(新政会)
  • 今竹 大祐(新政会)
  • 森 秀樹(公明党)

各委員会等名簿

議会運営委員会

 議会の運営をスムーズに行うため、会期の決定や議事の取り扱いについて協議します。

  • 委員長 森 秀樹
  • 副委員長 川端 宏明
  • 山田 光昭
  • 横田 英樹
  • 北野 誠一郎
  • 今竹 大祐
  • 鷹尾 治久

高砂市民病院経営改善対策特別委員会

高砂市民病院のあり方及び経営改善について調査・検討を行います。

  • 委員長 鈴木 利信
  • 副委員長 岩見 明
  • 松野 優也
  • 坂本 まり
  • 大西 由紀
  • 春増 勝利
  • 芝本 鎮彰

決算特別委員会

予算の執行状況が適正かどうかを審査します。

  • 委員長 坂本 まり
  • 副委員長 迫川 高行
  • 入江 啓太
  • 大西 由紀
  • 鈴木 利信
  • 石崎 徹

市議会だより編集委員会

議会広報誌の編集及び発行に関し協議・調整を行います。

  • 委員長 入江 啓太
  • 副委員長 松野 優也
  • 横田 英樹
  • 鈴木 利信
  • 春増 勝利
  • 鷹尾 治久

 議案概要

可決した事件議案

  • 損害賠償の額を定めることについて

可決した条例議案

  • 高砂市印鑑条例の一部を改正する条例を定めることについて
  • 高砂市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて
  • 高砂市火災予防条例の一部を改正する条例を定めることについて

可決した補正予算

  • 第3回令和5年度高砂市一般会計
  • 第1回令和5年度高砂市国民健康保険事業特別会計
  • 第1回令和5年度高砂市後期高齢者医療事業特別会計
  • 第1回令和5年度高砂市介護保険事業特別会計
  • 第3回令和5年度高砂市水道事業会計
  • 第1回令和5年度高砂市工業用水道事業会計
  • 第1回令和5年度高砂市下水道事業会計
  • 第4回令和5年度高砂市一般会計

陳情

継続審議
  • 高砂市教育センター駐車場の拡張を求める陳情書
  • 加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助を求める陳情

実施される主な事業

  • 旧入江家住宅保存整備事業(旧入江家住宅の駐車場用地を買収し、保存修理工事完了後に駐車場として利用するもの)
  • 文化財保存整備事業(市有地にある阿弥陀3号墳の整備工事を実施するもの)
  • 水道料金減免事業(電気・ガス料金を含む物価高騰等への対策として、新水道料金の基本料金を2期(4箇月)分減免するもの)

議案等の表決結果

紙面の都合上、賛否の分かれた議案を掲載しています。

(注釈)議長は表決に加わりません。

条例議案

高砂市印鑑条例の一部を改正する条例を定めることについて

可決

新政会
  • 入江 啓太 賛成
  • 坂本 まり 賛成
  • 川端 宏明 賛成
  • 島津 明香 賛成
  • 岩見 明 賛成
  • 今竹 大祐 賛成
  • 藤森 誠 (注釈)
公明党
  • 迫川 高行 賛成
  • 春増 勝利 賛成
  • 森 秀樹 賛成
明風会
  • 石崎 徹 賛成
  • 鷹尾 治久 賛成
  • 芝本 鎮彰 賛成
未来ネット
  • 鈴木 利信 賛成
  • 北野 誠一郎 賛成
民主クラブ
  • 山田 光昭 賛成
  • 松野 優也 賛成
日本維新の会
  • 横田 英樹 賛成
日本共産党
  • 大西 由紀 反対
高砂市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて

可決

新政会
  • 入江 啓太 賛成
  • 坂本 まり 賛成
  • 川端 宏明 賛成
  • 島津 明香 賛成
  • 岩見 明 賛成
  • 今竹 大祐 賛成
  • 藤森 誠 (注釈)
公明党
  • 迫川 高行 賛成
  • 春増 勝利 賛成
  • 森 秀樹 賛成
明風会
  • 石崎 徹 賛成
  • 鷹尾 治久 賛成
  • 芝本 鎮彰 賛成
未来ネット
  • 鈴木 利信 賛成
  • 北野 誠一郎 賛成
民主クラブ
  • 山田 光昭 賛成
  • 松野 優也 賛成
日本維新の会
  • 横田 英樹 賛成
日本共産党
  • 大西 由紀 反対

予算議案

第3回令和5年度高砂市一般会計補正予算

可決

新政会
  • 入江 啓太 賛成
  • 坂本 まり 賛成
  • 川端 宏明 賛成
  • 島津 明香 賛成
  • 岩見 明 賛成
  • 今竹 大祐 賛成
  • 藤森 誠 (注釈)
公明党
  • 迫川 高行 賛成
  • 春増 勝利 賛成
  • 森 秀樹 賛成
明風会
  • 石崎 徹 賛成
  • 鷹尾 治久 賛成
  • 芝本 鎮彰 賛成
未来ネット
  • 鈴木 利信 賛成
  • 北野 誠一郎 賛成
民主クラブ
  • 山田 光昭 賛成
  • 松野 優也 賛成
日本維新の会
  • 横田 英樹 賛成
日本共産党
  • 大西 由紀 反対
第1回令和5年度高砂市後期高齢者医療事業特別会計補正予算

可決

新政会
  • 入江 啓太 賛成
  • 坂本 まり 賛成
  • 川端 宏明 賛成
  • 島津 明香 賛成
  • 岩見 明 賛成
  • 今竹 大祐 賛成
  • 藤森 誠 (注釈)
公明党
  • 迫川 高行 賛成
  • 春増 勝利 賛成
  • 森 秀樹 賛成
明風会
  • 石崎 徹 賛成
  • 鷹尾 治久 賛成
  • 芝本 鎮彰 賛成
未来ネット
  • 鈴木 利信 賛成
  • 北野 誠一郎 賛成
民主クラブ
  • 山田 光昭 賛成
  • 松野 優也 賛成
日本維新の会
  • 横田 英樹 賛成
日本共産党
  • 大西 由紀 反対
第1回令和5年度高砂市介護保険事業特別会計補正予算

可決

新政会
  • 入江 啓太 賛成
  • 坂本 まり 賛成
  • 川端 宏明 賛成
  • 島津 明香 賛成
  • 岩見 明 賛成
  • 今竹 大祐 賛成
  • 藤森 誠 (注釈)
公明党
  • 迫川 高行 賛成
  • 春増 勝利 賛成
  • 森 秀樹 賛成
明風会
  • 石崎 徹 賛成
  • 鷹尾 治久 賛成
  • 芝本 鎮彰 賛成
未来ネット
  • 鈴木 利信 賛成
  • 北野 誠一郎 賛成
民主クラブ
  • 山田 光昭 賛成
  • 松野 優也 賛成
日本維新の会
  • 横田 英樹 賛成
日本共産党
  • 大西 由紀 反対

陳情 ※継続審議とすることについて諮りました。

高砂市教育センター駐車場の拡張を求める陳情

継続審議

新政会
  • 入江 啓太 賛成
  • 坂本 まり 賛成
  • 川端 宏明 賛成
  • 島津 明香 賛成
  • 岩見 明 賛成
  • 今竹 大祐 賛成
  • 藤森 誠 (注釈)
公明党
  • 迫川 高行 賛成
  • 春増 勝利 賛成
  • 森 秀樹 賛成
明風会
  • 石崎 徹 賛成
  • 鷹尾 治久 賛成
  • 芝本 鎮彰 賛成
未来ネット
  • 鈴木 利信 賛成
  • 北野 誠一郎 賛成
民主クラブ
  • 山田 光昭 賛成
  • 松野 優也 賛成
日本維新の会
  • 横田 英樹 賛成
日本共産党
  • 大西 由紀 反対
加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助を求める陳情

継続審議

新政会
  • 入江 啓太 賛成
  • 坂本 まり 賛成
  • 川端 宏明 賛成
  • 島津 明香 賛成
  • 岩見 明 賛成
  • 今竹 大祐 賛成
  • 藤森 誠 (注釈)
公明党
  • 迫川 高行 賛成
  • 春増 勝利 賛成
  • 森 秀樹 賛成
明風会
  • 石崎 徹 賛成
  • 鷹尾 治久 賛成
  • 芝本 鎮彰 賛成
未来ネット
  • 鈴木 利信 賛成
  • 北野 誠一郎 賛成
民主クラブ
  • 山田 光昭 賛成
  • 松野 優也 賛成
日本維新の会
  • 横田 英樹 賛成
日本共産党
  • 大西 由紀 反対

委員会審査の概要報告 

総務常任委員会

【条例議案】
  • 高砂市火災予防条例の一部を改正する条例を定めることについては、様々な蓄電池が普及するのに合わせて、単位をアンペアアワー・セルからキロワット時に改正し、構造要件についても改正を行うこと、また、固体燃料を熱源とする厨房設備についても壁からの安全上の距離を変更することについて確認し、了としました。
【予算議案】
  • 第3回令和5年度高砂市一般会計補正予算については、物価高騰により影響を受けている指定管理者に対して継続してサービスの提供が行えるように光熱費の高騰分の一部を支援することについて確認を行い、了としました。なお、指定期間が来年度以降も続く指定管理者については、来年度以降の運営について丁寧な話し合いを行うことを意見として付け加えました。

文教厚生常任委員会

【条例議案】
  • 高砂市印鑑条例の一部を改正する条例を定めることについては、スマートフォン用電子証明書を活用してコンビニ等で印鑑登録証明書が発行できるようにすることを確認しました。

【予算議案】
  • 旧入江家住宅保存整備事業については、駐車場用地と周辺道路の現地視察を行い、令和9年までの整備スケジュールと工事完了後の公開・活用について確認しました。
【陳情】
  • 高砂市教育センター駐車場の拡張を求める陳情書については、周辺駐車場の利用手続きの簡素化、体育センター解体後の利活用について調査研究が必要であることから、継続審査としました。
  • 加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助を求める陳情については、県アンケート調査の分析結果と、すでに購入費助成を実施している県下8市町の状況研究などを通じて検証すべきであることから、賛成多数で継続審査としました。また、保険適用外のものに対する助成金について、市の考え方をまとめるよう意見をつけました。

建設環境経済常任委員会

【条例議案】
  • 高砂市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例を定めることについては、し尿処理の全面委託化により想定される災害時のリスクにおけるバックアップ体制として、兵庫県災害廃棄物処理計画や兵庫県災害廃棄物処理の相互応援に関する協定等について確認し、了としました。
【予算議案】
  • 物価高騰により影響を受けた指定管理者への支援については、算定基準を一律にした支援制度の妥当性について(1)施設ごとにメリハリのある支援手法の検討(2)良質なサービスの持続的提供のため受益者負担の検討がどのようになされたのか、また、今後、それらを整理検討することを確認し、了としました。
  • 農地用地番図データ作成業務委託については、農現地視察写真地保全にとどまらない活用懸念はあるものの、農地有効利用への効果も大いに期待できることから、了としました。
  • 水道料金(基本料金)の減免については、これまでの3回の減免についての効果を確認し、了としました。

 

議会選出各種委員会委員名簿

高砂市交通安全対策会議委員

  • 藤森 誠

高砂市環境保全協議会委員

  • 芝本 鎮彰 
  • 坂本 まり

東播臨海救急医療協会評議員

  • 山田 光昭

加古川歯科保健センター運営協議会委員

  • 山田 光昭

高砂市社会教育委員

  • 入江 啓太

高砂市国民健康保険運営協議会委員

  • 大西 由紀
  • 横田 英樹

高砂市民生委員推薦会委員

  • 岩見 明
  • 芝本 鎮彰

高砂市都市計画審議会委員

  • 松野 優也
  • 坂本 まり
  • 北野 誠一郎
  • 今竹 大祐
  • 迫川 高行

議長及び副議長の選出について

議長及び副議長の選挙の実施にあたり、選出過程や任期を明らかにするため、所信表明を行っています。

議長選挙

投票結果

藤森 誠 議員 15票

北野 誠一郎 議員 4票

副議長選挙

投票結果

石崎 徹 議員 19票

高砂市民病院経営改善対策特別委員会中間報告書(抜粋)

令和5年9月8日

高砂市議会

議長 今竹 大祐 様

高砂市民病院経営改善対策特別委員会

委員長 鈴木 利信

委員会の報告

委員会として意見の一致した点
 経営コンサルティング業務委託の最終報告書においては、医師数の減少、病床数の縮小、建て替えにおいては移転建て替えなど具体的な案が提示されたが、この条件では経営改善については非常に厳しい状況が続くとの見込みが示された。
 委員会では、以下の点で意見の一致が見られた。
 経営改善をもっと強力に進めるためには、具体的な内容を高砂市民病院将来構想庁内検討委員会で、議論し検討する必要がある。
 高砂市民病院の方向性を説明するときは、市全体の地域医療をどうするか、また経営改善の更なる対策も含めて市民に対して丁寧な説明が必要である。
 また、医師の確保の具体的な方法及びその見通し、高砂市全体の医療供給体制の精査及びその中での高砂市民病院の役割など、まだ多くの整理できていない課題がある。

 

委員会として意見の分かれた点
(ア)経営形態について
(イ)建て替えについて
(ウ)介護医療院について

 

まとめ

 高砂市民病院の将来像は、経営コンサルティング業務委託の最終報告書を参考にし、高砂市民病院将来構想検討委員会の答申を踏まえて、12月末までに高砂市として方向性を示すことになっている。
 また、新しい高砂市民病院経営強化プランも今年度中に作成することになっている。
 議会としても、その経緯を確認した上で議論を尽くし、意見を集約していくという大切な時期となるため、さらに議論を深める必要がある。
 9月以降も市民病院事務局、市長部局を交え議論をできるように委員会の継続が必要ではないかと考えている。

一般質問

くわしい内容については図書館や各公民館に備え付けられている「兵庫県高砂市議会定例会会議録」をご覧ください。(9月定例会の会議録は12月に完成する予定です。)

熱中症対策の推進について ほか 追川 高行

質問

 災害級の猛暑が続く中で、クーリングシェルターとして、市役所や公民館など市内公共施設を活用し、熱中症対策に取り組んでいくべきである。
 公共施設へのミストシャワーの設置、マイボトル用給水スポットの設置も行うべきである。

回答

 クーリングシェルターは、既存の施設で実施可能な取組であるため、実施に向け全庁的に検討していく。また、民間施設、特に大型ショッピングセンターとも協議を進めていく必要があると考えている。
 ミストシャワーは、現在、24施設に設置しており、他の施設についても、設備環境などを考慮しながら検討していく。
 給水スポットは、水道水のPRに加えて、環境負荷の低減をする水確保、熱中症対策、魅力的なまちづくり、新たなコミュニケーションの創出など、給水スポットの可能性を生かした取組方法、設置場所、設置のための財源確保など検討を始めていきたい。

質問

 学校の体育館は、災害時に住民の避難所となる。子どもたちの熱中症防止のためにも緊急性を増しており、体育館のエアコン設置を早急に進めるべきである。

回答

  教育委員会としては、熱中症対策及び教育環境の向上のため必要であると考えている。学校施設全体としては、老朽化に伴う修繕なども検討する必要があり、課題となっている。国の支援制度の動向も踏まえながら、優先順位を定めつつ、引き続き市長部局と調整し、事業化を目指していきたい。

その他質問項目

  • 共生社会の実現を推進する認知症対策について

避難所となる学校施設における防災機能の強化に向けて ほか 坂本 まり

質問

 災害時においても教育活動においても学校体育館の空調設備導入は優先課題と考える 見解を伺う

回答

 災害時では、エアコン設備が不要とは考えておらず、現時点では緊急的、応急的対応として災害協定を締結しており、冷房機器等を調達できる仕組みになっている。
 教育環境としては、引き続き市長部局と調整し、事業化を目指していく。今後は、国の集中対策期間も考慮して、庁内で検討していきたいと考えている。

探究学習の充実に向けた取組みについて

質問

 理不尽な世の中を生き抜く力ではなく、理不尽ではない社会を創る力を育むための教育、未来のための教育だけでなく「今」楽しいと思える教育の実践に向けて、更に探究学習を充実させていくことが必要と考える 見解を伺う

回答

  高砂市の学校教育、社会教育について発展させるには、地域とともに・ほっとかない・学びを変えるの3つのキーワードが大切であると考えている。推進していくには、本市の目指す姿に向けて整理・分析を行い、学校及び地域に情報発信をしていき、また、市長部局とも連携・協議し、取組を進めていく。
 探究学習については、子どもたちが、主体的に活動する機会を今まで以上に多く設定していき、児童・生徒が探究的な学習に興味を持って、取り組むことができるように、進めていきたいと考えている。

市民サービスを向上させるDXへの取り組みについて 島津 明香

質問

 アナログから始めるDX推進として、申請様式を統一できるものは統一し、記入する部分を最小限にすることが重要であると考える。市の見解を伺いたい。

回答

 様式を統一化することにより、市民の負担軽減、利便性向上につながるものと考えている。
 現在、窓口業務のデジタル化の推進として、書かない窓口の導入、併せて事務処理の見直しなどについて検討している。様式の統一化についても正確性の確保等を十分に考慮し検討を進め、準備が整い次第、統一した様式の運用を実施していきたいと考えている。

質問

 子育て支援分野のD X推進として、「出産・子育て応援交付金」と「就労証明書」のDX推進について状況と展望を伺う。

回答

 妊娠8か月頃の妊婦の方へのアンケートは、インターネットで実施している。産後の新生児訪問希望の連絡手段については、現在のはがきを、Q Rコードでできるよう、D X化の実施に向けて準備を行っている。また、出産・子育て応援金申請時の公金受取口座についても、早期に実施できるよう進めていく。
 保育所入所時の就労証明書のオンライン提出については、国の方針に従い、従来通りの提出方法でいく予定である。就労証明書の様式については、国より示されている標準的な様式を原則使用し、本市でも令和6年4月入所受付時から国の標準様式を使用する予定としている。
 今後も、国の動向を注視しながら負担軽減が図れるよう、子育て分野の化について検討していく。

市民サービスを向上させるDXへの取り組みについて 島津 明香

質問

 アナログから始めるDX推進として、申請様式を統一できるものは統一し、記入する部分を最小限にすることが重要であると考える。市の見解を伺いたい。

回答

 様式を統一化することにより、市民の負担軽減、利便性向上につながるものと考えている。
 現在、窓口業務のデジタル化の推進として、書かない窓口の導入、併せて事務処理の見直しなどについて検討している。様式の統一化についても正確性の確保等を十分に考慮し検討を進め、準備が整い次第、統一した様式の運用を実施していきたいと考えている。

質問

 子育て支援分野のD X推進として、「出産・子育て応援交付金」と「就労証明書」のDX推進について状況と展望を伺う。

回答

 妊娠8か月頃の妊婦の方へのアンケートは、インターネットで実施している。産後の新生児訪問希望の連絡手段については、現在のはがきを、Q Rコードでできるよう、D X化の実施に向けて準備を行っている。また、出産・子育て応援金申請時の公金受取口座についても、早期に実施できるよう進めていく。
 保育所入所時の就労証明書のオンライン提出については、国の方針に従い、従来通りの提出方法でいく予定である。就労証明書の様式については、国より示されている標準的な様式を原則使用し、本市でも令和6年4月入所受付時から国の標準様式を使用する予定としている。
 今後も、国の動向を注視しながら負担軽減が図れるよう、子育て分野の化について検討していく。

より安全・安心な街を目指してほか 鷹尾 治久

質問

 今春、救急車で運ばれた事案のあった高砂市総合運動公園サブグラウンドとその外側すぐ近くに遊具の設置された状況は危険。当該エリアの遊具の配置場所やネットの高さ等含め改善を求める。

回答

 現在行うべき安全対策としては、サブグラウンド内に再度、ボールを使用するときの注意喚起や利用するためには予約が必要であることが分かる看板の設置と、公園内の遊具があるところへボールが飛ばないよう防ぐ方法について、指定管理者とともに安心して利用できる施設、公園となるよう協議していく。
 なお、総合運動公園内の体育施設について、令和5年度に今後の更新や改修の在り方について大きな方向性を定める予定としており、併せて、サブグラウンドについても利用者が安心して利用できる整備を検討していく。

質問

 サンモール跡地に対する行政の動きの丁寧な広報を求める。行政が先方を訪問し交渉を求めたことだけでも(折衝の内容は開示できないとしても)例えば高砂コミュニティセンター掲示板に掲示する等の動きはすべきでは。

回答

 サンモール跡地については、以前からアスクグループホールディングス株式会社に対し早期整備を要望している。
 令和5年5月、本社を訪問し代表と面会、早期に開発計画を公表し、着手する旨を要請した。
 交渉状況の定期的な情報開示に対しては、適時、進捗があれば可能な範囲で情報提供を検討していきたい。
 高砂コミュニティセンターや各地区の掲示板に先方を訪問して交渉したことを、その都度掲示していくことに関する考え方は、今のところない。

学校の働き方改革について ほか 春増 勝利

質問

 学校における働き方改革を進める上で、(1)夏季休業日を短縮した期間の活用(2)本市の授業時数の確保と教職員が心身ともに健康を維持できる働き方について

回答

 夏季休業日の短縮に伴い、各校で宿題の量を見直したり、校内の研修等の精選を行ったりすることで、夏季休業日及び2学期当初の教職員の負担は軽減されている。
 授業時数については、小中学校の各学年において標準時数を満たしている。
 次年度の教育課程の編成に向けて、授業時数の確保状況も鑑みながら時間割の編成の工夫を図り、日常の業務の中でゆとりをつくっていくことを学校とともに検討していく。

質問

 人口減少と高齢化が進む中、持続可能な自治会等の地域コミュニティ活動のために、(1)自治会等への支援(2)デジタル技術を活用した自治会活動の取組について

回答

 自治会運営を維持していただくためには、自治会の運営方法の見直し、自治会役員等の負担軽減及び多様な人材の確保につながる支援が必要である。
 支援策としては、自治会ハンドブックを作成し、自治会活動のヒントとなる各種情報等を掲載しており、自治会活動の見直しに活用いただいている。
 また、今年度、新たに新任自治会長向け研修会を実施した。自治会アプリが複数開発されているが、現在は主にLINEの活用に取り組んでいる。
 今年度は新たに地区連合自治会活動支援補助金を創設し、自治会活動のデジタル化の推進につながる事業も補助対象としている。

その他質問項目

  • 若者の薬物乱用防止の取組について

避難所等での多様性について 川端 宏明

質問

 多様となっている市民のニーズに合わせた市のサービスが必要となってきている。
 危機管理部門などにおける女性の割合はどうか。
 性別に関しての安全やプライバシーについてガイドラインや訓練プログラムはあるか。
 妊婦さんや新生児、生命維持に電源が不可欠な人などへの配慮と設備、そして在宅避難者や車中泊避難者等への支援について情報提供、医療支援、食料や水の供給などの対応策は整備されているのか。

回答

 危機管理室は8名の職員で構成されており、そのうち1名が女性職員である。
 職員の配置については、組織全体のバランスも踏まえ検討する必要がある。
 避難所運営においては、配慮が必要な方、例えば、高齢者、障がい者、乳幼児、妊産婦などの体調が悪化しないよう、避難スペースの確保や避難者全員で見守る体制づくりが必要となってくる。
 多様性に配慮した避難所運営については、環境整備に努めるとともに、多様な主体の意見を取り入れ取り組んでいきたい。

食の安全について

質問

 気候変動や紛争による影響は顕著に表れている。食の安全保障を進めるべきだがどうか。

回答

 食料・農業・農村基本法が25年ぶりの改正に向けて議論されており、食料安全保障の定義を不測時に限らず、平時からの備えの重要性、適正な販売価格等について検討されている。本市においても農業従事者の高齢化や担い手不足から農地転用や遊休農地化が進んでおり、基本法の改正内容を待つ必要はあるが、不測時の食の安全については、市ができる取り組み、市民の方ができる取り組みについて注視して、調査研究していきたい。

生きづらさを抱える子どもの命と心を守る施策について 芝本 鎮彰

質問

 学校における自殺予防教育について

回答

 安全・安心な学校環境を整えるために、小学4年生以上の児童生徒には生活アンケートを実施している。その中で、「命の大切さ実感尺度」や「ストレスの度合」を測り、その結果で気になる児童生徒については、注意深い観察や個別の教育相談を行っている。スクールカウンセラーとも連携を図り、児童生徒の心のケアに努めている。
 また、年に一度は、各校においてスクールカウンセラーが児童生徒向けの研修会を行って、ストレスとの上手な向き合い方や、しんどいときのSOSの出し方について学ぶ場をつくっている。
 引き続き、児童生徒が安心して学び、生活できる学校環境を整えられるように努めていきたい。

質問

 「生きづらさ」といった困難を解消する予防策について
 -スクールアシスタントの増員など人員体制の強化-

回答

 通常学級に在籍する支援が必要な児童生徒への指導補助として、令和5年度、スクールアシスタントを小中学校に11名配置している。令和5年度のスクールアシスタント配置に係る調査を進めていく中で、今後、これまで以上に個に応じた支援を必要とする児童生徒が出てくる可能性がある。スクールアシスタントの配置については、市長部局と協議・連携しながら検討していきたい。

その他質問項目

  • 高砂市自殺対策計画の進捗・評価について
    計画策定以降の自殺の現状と分析、取組み
  • 境界知能・グレーゾーンにある子どもへの気づきと支援について

将来に向けた地域公共交通について 松野 優也

質問

 バス停に上屋・ベンチ・背面パネル等を設置し、見やすい時刻表・ルート系統図を掲示する事が利用者に優しい、利用しやすいバス停だと考える。また、DX の活用として、動的データを利用したバスの「見える化」についても伺う。

回答

 利用状況や必要性を十分に把握した上で、バス停留所の環境を整備することを検討し、コミュニティバスの利用促進に取り組んでいきたい。
 バスに関する情報には、時刻表等の静的情報と、遅延情報や位置情報などリアルタイムで変動する動的情報がある。
 静的情報について、令和4年4月に公開しており、他の交通機関や徒歩を含めた検索が可能となっている。
 運行情報をリアルタイム発信することの必要性は十分認識しており、引き続き調査、検討していきたい。

質問

 車を運転出来ない子供や学生、若者の移動手段となるような取組みも必要だと考えられるがどのように考えているのか。

回答

 誰もが安心して利用できる移動手段の確保については、コミュニティバス事業において、地域で守り育てるじょうとんバスを目指して、令和3年10月に路線の再編を行い、利便性の向上や便数増加などの対策を行っている。
 路線再編の考え方としては、アンケート調査において、現在5年後及び10年後の流動調査を行うとともに、利用目的や時間別利用状況を調査し、地区別の流動や利用時間帯を分析することにより路線を決定している。
 ただし、大幅な見直しではないが、本年10月には、通勤・通学の時間帯に応じた見直し、バス停の新設等、一部の路線と時刻を見直す予定としている。

令和5年度高砂市学校教育の基本方針について 横田 英樹

質問

 特別支援教育充実のためのインクルーシブ教育への取り組み

回答

 本市においては、通常学級や特別支援学級に在籍する特別な支援を必要とする児童生徒を支援するために、スクールアシスタントや介助員を配置している。
 小中学校における何らかの特別な支援が必要な児童生徒数は増加しており、児童生徒一人一人に求められる支援も多岐にわたっていると認識をしている。
 各学校におけるスクールアシスタント介助員など多数のスタッフの配置の必要性については、個に応じた指導と学級経営の安定のため、教育委員会から要望を受けている。適切な人材配置など、学校における特別支援教育の推進については、教育委員会と協議しながら調整していきたい。

質問

 職業教育・キャリア教育の充実

回答

 小中学校においては、子どもたちの発達段階に応じて、教育活動全体を通じた職業キャリア教育に取り組んでいる。
 その一環として、職業人に学ぶ体験を行っている。
 保護者や地域の方々にご協力いただいて、児童生徒に対して、仕事の内容を紹介したり、安全面に配慮して、実際に職業を体験させていただく活動を行っている。
 中学校においては、職業人に学ぶ体験の発展版の一つとして、トライやる・ウィークがあると考えている。

その他質問項目

  • 学力向上
  • 眠育
  • 主権者教育
  • 地域と連携した学校教育の推進

行政経営について 岩見 明

質問

 市長は、民間経営と行政経営を両方経験されその違いをどのように思われているか。
 事業の目的(目標)を具体的でわかりやすく発信し、職員と目標共有する必要があり、事業目標の達成は熱意を持って取り組む必要があるが、行政では責任の所在や原因の追及が不明確である場合がありますが、市長はどのように思われますか。
 民間企業は日常業務においても常に改善を積み重ねることで大きな改善につながっています。行政でも取り組めると思いますが、市長はどのように考えられますか?

回答

 民間と行政の違いとして、対応の速度が挙げられ、市政の改革推進にはスピード感が重要である。JR曽根駅の南側からの乗降や、地域の長年の懸案事項に対して、スピード感を持って一定の対応ができたと考えている。
 また、共通する点である「人材育成」では、各部各課のリーダーが、市長の示した方針のもと、自ら目標を立てて取り組んでいく組織を目指している。
 大きな理想は、ともすれば伝わりにくい場合もあるので、市民の皆様や職員へわかりやすく、本市の目標や方針をお伝えしていくことは非常に重要である。今後も市民や職員の声に耳を傾け、よりよい市政運営になるよう取り組んでいく。
 自治体における役割は、福祉や教育、まちづくりや産業振興、社会インフラ整備まで、非常に幅が広いため、将来像実現のために各リーダーの努力が重要になってくる。
 制度的なものを含め、職員が能動的に日々の改善に取り組んでいけるよう推進していく。

熱中症予防対策の 推進について ほか 山田 光昭

質問

 「熱中症予防対策×庁舎DX」との連携を目指す取組と人材育成の考え方について

回答

 来庁者の熱中症対策としては、分庁舎1階の多目的スペース、本庁舎内のソファーなどで休憩していただくことが可能であり、自動販売機も各庁舎に設けている。
 本庁舎の正面玄関に設置してあるサイネージについては、庁舎での催事を表示する機能のみで他の情報表示ができないが、西玄関付近の太陽光パネルの発電量などを表示するモニターに外気温を表示している。
 熱中症予防として、関係部局によるホームページ等を含めた情報発信などを充実させ、さらに必要に応じて、来庁者にわかりやすく情報発信できる方法を検討していきたい。
 外部講師による階層別職員研修を実施し、人材育成を図るとともに、高砂市DX推進ビジョンに基づき、未来技術社会実装事業での実証を通して、熱中症予防についても視野に入れながら、地域社会のデジタル化について取り組みを検討していく。

質問

 職員互助会廃止に伴う、職員の福利厚生への考え方について

回答

 職員互助会廃止以前から多くの事業は休止状態にはあったが、市や市町村職員共済組合が行っていた事業で補完ができたものや、市に事業を移管することで、福利厚生の一定の継続はできたと考えている。
 職員の福利厚生は、業務に対するモチベーションや新規採用職員の確保、離職防止においても重要なものであり、社会情勢や他市の状況も勘案しながら、変更すべきところは変更し、より適切な福利厚生となるよう検討していきたい。

公園墓地整備計画策定 について ほか 鈴木 利信

質問

 加古川市の日光山墓園は、バリアフリーで、車いすやベビーカーでも、墓石まで行くことが出来ます。
 しかし、高砂市の公園墓地は、バリアフリーとは言い難く、根本的に作り直す必要がある。またトイレの利便性も低く、使いづらい状況です。
 合葬式墓地も含めて、公園墓地の整備計画を策定する必要があるのではないか。

回答

 公園墓地内のバリアフリー化及び合葬式墓地の整備にあたっては、インフラ整備を含む公園墓地全体の再整備を総合的に検討する必要があるため、他市の事例も参考にしながら、公園墓地整備計画等の策定について検討していきたい。

子どもの貧困対策について

質問

 長期休暇中の学童保育での食事提供に関する近隣市の状況や高砂市の現状と考え方についてお聞かせください。

回答

 兵庫県下の長期休暇中の学童保育等の給食提供の状況としては、明石市、川西市、養父市において、夏休み期間の昼食を提供しており、神戸市においては、一部の地域にて実施している。
 本市の現状としては、認定こども園と併設している民間の学童保育所では給食を提供しているところがあるほか、市が委託している学童保育所においても、夏休み期間中の数日ではあるが、弁当の宅配サービスを活用しているところもある。
 令和6年度には、子ども・子育て支援事業計画の見直しに伴い、小学校の児童の保護者等を対象とするニーズ調査を行う予定としており、学童保育所の昼食など、様々な利用者のニーズを聞いていく。

高砂市民病院の面会の状況 考え方と取り組みについて ほか 大西 由紀

質問

 入院患者の病状などを聞く体制について。

回答

 令和5年5月8日から対面による面会を再開したが、コロナ専用病棟の入院患者が増加傾向となり、院内感染の発生防止のため、5月19日から再度面会禁止の措置をとった。
 患者数が減少傾向となってきたので、9月11日から対面による面会を再開している。
 現在は、一部条件付き面会となっているが、面会の全面解除は、市民病院感染制御室が中心となって、コロナ感染状況や他院の状況を踏まえ決定していく。
 入院患者様にとって面会が一番の心の励みになると考えており、また、高齢の入院患者様の場合、入院によるせん妄、認知の進行、身体機能の低下の恐れがあるので、ご家族との面会の必要性は非常に高いと考えている。
 入院患者様の状況をお知りになりたい場合は、市民病院内に設置している「安心サポートセンター」で、看護師やソーシャルワーカー等の専任の職員が対応している。

ごみを捨てることが困難な市民に 「ふれあいごみ収集」の制度がある

質問

 要件を満たしていない場合でも対象となる場合があるがその方法は。

回答

 申請受付後にエコクリーンピアはりま担当者が、申請者及びケアマネージャーまたは民生委員と面談し、内容を総合的に判断した上で、市長が特に必要があると認める方に認定している。

その他質問項目

  • エアコンの補助と学校体育館に エアコン設置を求める。
  • 「マイナ保険証」を持たない市民への「資格確認証」発行について

地域公共交通計画の策定について 北野 誠一郎

質問

 新たな移動支援策に向けた取り組みに、有償ボランティア、福祉輸送、スクールバス等、地域の多様な輸送資源を最大限活用することを盛り込む、地域公共交通活性化再生法に基づく「地域公共交通計画」の策定が必要ではないか。

回答

 地域公共交通計画については、多くの地方公共団体において、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律第6条に基づく、「法定協議会」を設置しており、法律上の設置義務はないが、円滑な計画設定を行うために、その必要性について検討していく。
 また、地域公共交通計画は、この地域に合う公共交通サービスについて、地域の移動ニーズに合ったものとしなければならない。
 そして、高砂市に合った計画となるよう、近隣市町の計画や実施状況など、事例を研究、調査し、全体的な方向性を示していきたい。

域民主主義を守る方策について (若者の政治離れ、投票率の低下に歯止めをかける対策)

質問

 現状を「地方の政治の存在意義にかかわる問題」としてとらえ、「主権者教育」を、学校任せでなく市長・議会が積極的に関わり、高砂市独自の取り組みとすべきではないか。

回答

 選挙全般において投票率の低下が見られ、強い懸念、危機感を持っている。 主権者教育として、将来の有権者である児童、生徒、学生と政治家が接する機会を持ち、若者が参加しやすい意見交換の場を作っていくことが必要であると考えている。
 教育委員会、議会と地域の民主主義の醸成にともに取り組んでいきたい。

本会議・委員会をインターネットで放映中!

高砂市議会は「市民に開かれた議会」を目指すために、定例会中の本会議(ライブ・録画)と委員会(ライブ)を配信しておりますので、ぜひご覧ください。

ライブ中継はこちらからご覧になれます。

 

議会運営委員会視察報告

日程/令和5年7月5日(水曜日)、6日(木曜日)

●決算審査と予算審査を連動させる政策サイクルの仕組みについて(三重県四日市市)

 四日市市議会では、通年議会の中で8月に決算審査を行い、次年度予算に決算審査内容を反映させるべく、政策サイクルの仕組みを作られていました。決算常任委員会の分科会方式で行われる決算審査の中では、論点整理シートや提言チェックシートという様式を活用し、行政当局とも事業等の改善に関する論点を共有しながら、予算への反映状況についてもチェックされる仕組みが出来上がっています。他にも通年議会や市民モニター制度など様々な議会改革が行われていました。高砂市議会でも参考にしながら、今後も市民の皆様のお役に立てる議会として議論を続けていきたく思います。

 

●議会のあり方調査特別委員会の取り組みについて、大規模災害発生時の市議会の対応(議会BCP)について(三重県伊勢市)

 伊勢市議会では、予算・決算の審査方法として分科会方式についてお話を伺いました。平成28年より、予算を審査する予算特別委員会とほぼ同じ構成での分科会で決算特別委員会として審査されているとのことで、そのメリットとデメリット、課題を伺いました。また、広報広聴活動として高校生議会や議会ツアーを行っているとのことで、開かれた議会としても参考にできる部分が多くありました。議会BCPとしては、高砂市議会同様、コロナ禍での運用のみしか経験がないとのことでしたが、定期的な訓練等も実施されているとのことでした。高砂市議会でも取り入れられる点を取り入れ、議会改革に取り組んでまいります。

高砂市民病院経営改善対策特別委員会視察報告

日程 /令和 5年 8月1日(火曜日)、2日(水曜日)

●公立穴水総合病院寄附講座について(石川県鳳珠郡穴水町)

 石川県が主導して、公立穴水総合病院内に「能登北部地域医療研究所」を設置。国の地域医療再生基金を利用し、能登北部地域の寄附講座として「総合医療学」4年間を開設。能登北部地域の医療環境の充実や、地域で活躍する総合医の育成を目指し、金沢医科大学の中橋教授を招聘した。
 「能登北部地域医療研究所」は、若い医師が多く学びに来ており、病院の活性化にもつながっている。また、中橋所長には副院長として診療にも携わっていただいている。
 県が主導で設置されたため、わが高砂市民病院でも、県との連携が十分にできるかどうかといった課題があると考える。

●町立富来病院介護医療院について(石川県羽咋郡志賀町)

 平成29年度「志賀町第7期介護保険計画」を策定する際に、病棟を介護医療院に転換する計画とした。
 医療療養病床利用率が50%を割っていたものを、令和元年度介護医療院とすることで、99%の利用率とすることができた。そのため、病院全体の病床利用率が、令和元年度には87.8%となり、経営収支が128百万円の黒字となる。
 改革を断行した川畑副管理者は、健康福祉課長の時に第7期介護保険計画の策定を担当し、介護医療院の設置を進めて、入所対象者の情報をしっかりと管理して、待機待ち者を確保し、介護施設や居宅介護支援事業者との連携も重要視してきたことが黒字経営につながった。

「高砂市議会だより」の表紙写真を募集します

ぜひ、ご応募ください!

市民のみなさまに親しまれ、身近に感じていただけるよう、年5回(1月、5月、7月、10月、12月)発行する高砂市議会だよりの表紙写真を募集します。

応募方法など詳しくは、高砂市議会のホームページをご覧ください。

編集後記

 9月から議会構成が新体制となり、新たな一歩を踏み出しました。
 新型コロナウイルスの感染症法による位置付けが2類相当から5類になり、市民生活も徐々に以前と変わらぬようになってきましたが、物価高騰など新たな課題が出てきています。
 市民の皆様に開かれた議会を目指すため、様々な関心事や情報を心温まる紙面でお届けしていきたいと考えています。
 また、表紙の写真を募集していますので、市内で撮影したイチオシの風景や楽しい写真などを是非ご応募ください。

本会議・委員会はどなたでも傍聴できます。

12月定例会は12月5日(火曜日)開会予定です

詳しい日程は後日、高砂市議会ホームページにてお知らせいたします。

日程その他詳しいことは議会事務局 (Tel 443-9061)までお問合せください。

この記事に関するお問い合わせ先

議会事務局

〒676-8501
兵庫県高砂市荒井町千鳥1丁目1番1号

電話番号:(総務課)079-443-9051

     (議事課)079-443-9061

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