インターネットにおける人権侵害
インターネットやSNSは、スマートフォンなどの普及により、自宅にいながら世界中のさまざまな情報に簡単にアクセスできるようになり、生活する上で欠かせない存在になりました。その一方で、インターネット上では匿名で簡単に発信できることから、他人への誹謗中傷や個人の名誉やプライバシーの侵害、差別的な書き込み、いじめ等、人権にかかわる問題が多数発生しています。
また、一度掲載された情報は、発信者の意図に関わらず急速に拡散されてしまう可能性があり、完全に削除することは困難です。
インターネットを利用する場合の配慮
- 他人を誹謗中傷する内容を書き込まない。
- 差別的な発言を書き込まない。
- 安易に不確かな情報を書き込まない。
- 他人のプライバシーに関する情報を書き込まない。
- 書き込みが不特定多数の人に見られる可能性があるという事を意識する。
インターネット上で人権侵害にあったら
インターネットの掲示板や投稿サイトで、プライバシーの侵害や差別的な書き込み等の人権侵害を受けた場合は、情報の発信者や情報を掲載している掲示板の管理人やプロバイダに削除の依頼をすることができます。
被害にあわれた方が、自ら削除を求めることが困難な場合は、最寄りの法務局にご相談下さい。
●神戸地方法務局 加古川支局:電話番号079-424-3555
高砂市インターネットモニタリング事業
1 目的
インターネットの掲示板等を検索することにより、悪質・差別的な書き込みを監視し、差別事象の早期発見、拡散防止に努め、抑止効果を図ります。
2 モニタリングの対象
1. 市内の部落差別に関する悪質・差別的な書き込み
2. 市内の在留外国人に関する悪質・差別的な書き込み
3. 市内の性的少数者に関する悪質・差別的な書き込み
4. 1~3以外の市内の悪質・差別的な書き込み
※兵庫県では、弁護士によるサポートチームが解決に向けた対応を行っています。
更新日:2024年04月22日