脱炭素に向けて私たちにできること

地球温暖化は、洪水や干ばつ、氷河の融解、気温上昇等の気候変動を引き起こし、生態系への影響、食料生産や健康など、私たちの生活にも影響を与えます。
私たちの暮らしと脱炭素の関係
日本の二酸化炭素排出量の約6割は、衣食住を中心としたライフスタイルから起因しており、私たちの生活も大きく関係しています。
【消費ベースでの日本のライフサイクル温室効果ガス排出量】
(出典:環境省COOLCHOICEホームページ)
日常生活の中で、無駄をなくしたり、環境に優しい製品を使用するなど少し工夫をすることで二酸化炭素排出量削減に貢献することができます。
国が掲げている、「COOLCHOICE」や「ゼロカーボンアクション30」など日常生活で実践できるものから取り組んでみましょう。
【参考ホームページ:環境省COOLCHOICEホームページ】
私たちの暮らしでできること
(出典:環境省「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしの10年後」の関連資料より)
日常生活の中で取組できる例として、自宅や会社の照明をLED照明に交換することや、通勤や通学、近距離移動の交通手段を自転車や徒歩、公共交通機関に見直すことで二酸化炭素排出量削減に繋がります。
また、自宅や会社に太陽光パネル等の再生可能エネルギーを導入したり省エネ住宅への引っ越し、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車等を購入することも二酸化炭素排出量削減に繋がります。
以下の表には取組の一例として、取組の内容と二酸化炭素排出量の削減効果を示しています。
詳細は環境省「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしの10年後」の関連資料をご覧ください。
「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしの10年後」関連資料(PDFファイル:2.3MB)
【A】機会がある方は:10年後までに新築・持ち家の購入機会、次世代自動車の購入意向がある世帯
【B】機会がある方は:10年後までに引っ越し・リフォームの機会、自動車の購入意向がある世帯
【C】みんなで:すべての世帯
対策 |
対策内容 |
CO2削減効果 |
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)購入【A】 |
断熱性能の向上と太陽光発電等の再生可能エネルギーの導入などによって、エネルギー消費量を実質ゼロにするZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を購入する。 |
2,551.0kg-CO2/世帯 |
太陽光発電設備の設置【A】 |
太陽光発電設備を設置する |
919.8kg-CO2/世帯 |
次世代自動車の購入【A】 |
自動車購入時に、次世代自動車(FCV,EV,PHEV,HV)を選択する |
610.3kg-CO2/台 |
省エネ性能の高い高い住宅への引っ越し・断熱リフォーム【B】 |
引越しの際に、建築物の省エネ性能表示なども参考に、省エネ ルギー基準を満たした住宅を選択する。断熱性能の高い窓ガラスやサッシへの交換等の断熱リフォーム を実施する。 |
1,130.7kg-CO2/戸 |
高効率給湯器の導入【B】 |
従来型の給湯器から高効率給湯器(ヒートポンプ式、潜熱 回収型給湯器、家庭用燃料電池)へ更新する。 |
70.9 ~ 525.6 kg-CO2/台 |
LED等高効率照明の導入【C】 |
LED等高効率な照明を導入する。 |
27.2kg-CO2/世帯 |
通勤手段や頻度の見直し【C】 |
通勤手段を自転車や公共交通機関にする |
35.1 ~ 161.6 kg-CO2/人 |
ごみの削減【C】 |
マイボトル、マイバックの利用、分別などにより容器包装プラスチック等のごみを削減する。 |
28.8kg-CO2/世帯 |
(出典:環境省「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしの10年後」の関連資料より一部抜粋)
関連ホームページはこちら:環境省「脱炭素につながる新しい豊かな暮らしの10年後」

(提供:環境省)
COOLCHOICEとは
「COOL CHOICE」は、CO₂などの温室効果ガスの排出量削減のために、脱炭素社会づくりに貢献する「製品への買換え」、「サービスの利用」、「ライフスタイルの選択」など、日々の生活の中で、あらゆる「賢い選択」をしていこうという取組です。
関連ホームページはこちら:環境省「COOLCHOICE特設サイト」

(提供:環境省)
ゼロカーボンアクション30とは
「ゼロカーボンアクション30」は、再生可能エネルギー、衣食住、移動など日常生活で脱炭素につながる行動を、8つのカテゴリーに分けて整理しています。
この記事に関するお問い合わせ先
生活環境部 環境経済室 環境政策課 ゼロカーボン担当
〒676-8501
兵庫県高砂市荒井町千鳥1丁目1番1号
電話番号:079-443-9065
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更新日:2024年04月01日