おうちでエコ生活を実践~環境にやさしい省エネな暮らしをはじめましょう~ 2. キッチン編
おうちでできる簡単省エネ生活

冷蔵庫
〇詰め込みすぎない。
★いっぱいに詰め込んだ場合と、半分にした場合との比較
年間で電気43.84kWhの省エネ → 年間 約1,632円の節約
〇むやみに開閉しない。開ける時間は短めに。
年間で電気10.40kWhの省エネ → 年間 約384円の節約
〇季節に合わせて温度調整
★周囲温度22℃で設定温度を「強」から「中」にした場合
年間で電気61.72kWhの省エネ → 年間 約2,304円の節約
※エネルギー消費量は省エネルギーセンターの実測値を使用。
◎冷蔵庫は壁から5~10cm離すだけでも省エネになります。

電子レンジ
〇下ごしらえ、レンジとガスの差
★100gの食材を、1Lの水(27℃程度)に入れ沸騰させ煮る場合と、電子レンジで下ごしらえをした場合(食材の量等によって異なります)
根菜(ジャガイモ、里芋)の場合
電子レンジ:年間で電気22.01kWh → 年間 約816円
ガスコンロ:年間でガス 9.48m3 → 年間 約1,951円
【年間差額】約1,135円の節約
※エネルギー消費量は省エネルギーセンターの実測値を使用。
電子レンジを使った時短調理でビタミンCの損失も抑えられます。
焦げ目を付けたあとにレンジで中まで火を通すと、ガス代の節約になります。
◎電子レンジで液体の食品を温めるとき
丸い容器に入れて、途中でかき混ぜましょう。熱ムラを抑え、速く加熱できます。

電気ポット
〇使わないときはプラグを抜く。
★ポットに満タンの水を入れ沸騰させ、使用後に6時間保温状態にした場合と、プラグを抜いて保温しないで再沸騰させて使用した場合の比較
年間で電気107.54kWhの省エネ → 年間 約4,008円の節約
※エネルギー消費量は省エネルギーセンターの実測値を使用。
◎上手なお湯の沸かし方
電気ケトルでお湯を沸かして、魔法瓶で保温するほうが省エネです。電気ポットは常にお湯を使う方(お茶をよく飲む方)向き。電気ケトルはある一定の時間、短時間のみお湯を使う方向き。用途に合わせて使ったほうが省エネになります。

食器洗い乾燥機
〇食器洗い乾燥機は手洗いよりも省エネです。
食器洗い乾燥機 手洗い
<年間>電気 525.20kWh <年間>ガス 81.62m3
水道 10.80m3 水道 47.45m3
→ 年間 約22,791円 → 年間 約30,740円
【年間差額】約7,949円の節約
※エネルギー消費量は省エネルギーセンターの実測値を使用。
軽くすすいでから洗浄すると洗浄時間が短くなり省エネになります。
洗浄終了後には扉を開けて余熱で乾燥させましょう。

ガスコンロ
〇炎の大きさを調節しましょう。
★水1L(20℃程度)を沸騰させるとき、強火から中火にした場合(1日3回)
年間でガス2.38m3の省エネ → 年間 約490円の節約
※エネルギー消費量は省エネルギーセンターの実測値を使用。
◎ガスコンロの使い方
・温度調節やタイマーなどの機能が付いたものは有効に使いましょう。
・鍋底から炎がはみ出ないように調整しましょう。
・ふく射の妨げにならないよう受け皿をきれいにしておくと効果的です。
◎高効率でクリーンなIHクッキングヒーター
IHクッキングヒーターは部屋の空気を汚しにくいので、換気は必要最低限にできます。部屋の換気による冷暖房エネルギーの損失を抑えることで、省エネにつながります。
◎上手な省エネ調理法
●フタをして調理する
鍋から逃げるエネルギーのロスを抑えることができます。
●食材を小さめに切り、短時間で調理
熱が早く通るので、時間を短縮できます。
●圧力鍋で短時間に調理
高い温度で短時間に調理することができます。
●保温を上手に使って調理
鍋の余熱を上手に活用しましょう。

ジャー炊飯器
〇使わないときはプラグを抜く。
★1日に7時間保温し、プラグをコンセントに差し込んだままの場合と保温せずにコンセントから抜いた場合の比較
年間で電気45.78kWhの省エネ → 年間 約1,704円の節約
※エネルギー消費量は省エネルギーセンターの実測値を使用。
保温時間を短くすることが一番の省エネです。食べる時間に合わせて炊き上がるように、タイマー予約を使いましょう。ご飯を炊飯器で保温するには、4時間までが目安です。保温のためのエネルギーより、電子レンジで温め直すエネルギーのほうが少なくなります。
出典:経済産業省北海道経済産業局「実践!おうちで省エネ」経済産業省北海道経済産業局, 2022年
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生活環境部 環境経済室 環境政策課 ゼロカーボン担当
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更新日:2024年04月01日