食事と健康
食育とは
食べることは、私たちが生きていくうえで欠かせないものです。「食育」はいろいろな経験をしながら食べ物に関する知識や食べ物を選ぶ力を身につけ、健康に暮らせる食べ方ができる人を育てることをいいます。
毎年6月は「食育月間」、毎月19日は「食育の日」
平成17年7月「食育基本法」が施行され、この法律に基づき平成18年3月「食育推進基本計画」が決定されました。今後食育を国民運動として推進していくために食育推進基本計画の中で毎年6月を「食育月間」毎月19日が「食育の日」と定められました。
なぜ6月が食育月間なの?
食育基本法が成立した月が6月であることや、学校生活や社会生活活動の節目にあたる年度明けの時期で、進学や就職、転勤などの影響が少ない月が適当ということで、6月が食育月間となりました。
なぜ19日が食育の日なの?
食育の「育(いく)」という言葉が、「19」という数字を連想させること、また「食(しょく)」という言葉も「しょ→初→1、く→9」ということで、「19」を連想させることから19日が食育の日になりました。
毎年10月は「ひょうご食育月間」
県民の食育の関心や実践力を高めるため、食べ物を通して実りの季節を感じ、農産物の恩恵への感謝の気持ちを育むきっかけとなる10月が、「食育月間」となりました。
高砂市の食育
高砂市では「第3次高砂市食育推進計画」(令和3年度~令和8年度)を策定し、市民、地域、関係機関、団体と連携し協力して食育を推進していきます。
た たくましい「からだとこころ」を食を通じて育て
か 感謝の気持ちをいつも心に抱き
さ 山海の恵みを大切に
ご ご飯を主食に毎日元気
を柱に、郷土の食文化の継承と感謝の気持ちで、健やかなこころと体の育成を目指した食育です。

高砂市の食育推進計画については、下記リンクをご覧ください。
高砂市食育推進メニュー
こちらでは広報に掲載している食育情報や、栄養士が考案したレシピを紹介しています。インタビューや、レシピを説明しながら作っている動画も掲載しているので、ぜひご覧ください。
毎日きちんとバランス食レシピ集~時短レシピでいただきます!~
時短レシピでバランスのよい食事を作りませんか!
<時短レシピのコツ>
コツ1 ある材料で料理を決める
コツ2 食材をあらかじめカットしておく
コツ3 常備菜を作り置きしておく
コツ4 食材をセットし、冷凍しておく
コツ5 缶詰、冷食等ストック食材を使用する
コツ6 調理器具は、極力少なくする
レシピは下記ファイルをご覧ください。
朝食を食べよう
みなさんは朝食を食べていますか?朝食にはとても大切な役割があります。
1.眠っていた体の体温を上昇させる
朝食を食べると、胃や小腸などの消化器官が動き始め、それにより体温が上がり1日の活動の準備を整えます。
2.胃腸が活発に活動し、排便を促す
朝食を摂取することで体内リズムが整います。胃の中に食べ物が入ってくると、その刺激を受けて、胃や大腸がぜん動運動をおこし、便を送り出します。
3集中力を高める
朝食は、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖(ごはん、パン、麺などの炭水化物が体内で分解されたもの)を補給することが出来ます。ブドウ糖は体内にたくさん蓄えておくことはできないので、朝食を食べないとエネルギー不足でイライラしたり、集中力が低下します。朝食を食べ、エネルギー補給することが大切です。
ビタミン・ミネラルが豊富な簡単朝ごはんの副菜を紹介しています。
レシピは下記ファイルをご覧ください。
毎日きちんと朝ごはんレシピ集
朝ごはんを食べて体も頭もスイッチオン!
健康増進、維持に毎日きちんと朝ごはんを食べましょう!
毎日きちんと朝ごはんレシピ集(PDFファイル:836.5KB)
毎日きちんと朝ごはんレシピ集part2(PDFファイル:385.9KB)
毎日きちんと朝ごはんレシピ集part3(PDFファイル:356.8KB)
免疫力を高めよう
毎日の食事で免疫力を高めることができます。日本型食生活(主食・主菜・副菜のそろった食事)を基本に、下記の栄養素をぜひ積極的に取り入れてみてください。
免疫力を高める栄養素として「ビタミンC」、「たんぱく質」、「発酵食品」などがあります。
ビタミンC…オレンジ、キウイフルーツ、りんご、ブロッコリー、パプリカなど
体内に侵入した、病原体やウイルスを死滅させる白血球のはたらきを助け、免疫力を高めます。
たんぱく質…魚介、肉、卵、大豆、大豆製品、乳、乳製品など
たんぱく質は免疫細胞の働きを良くします。それに加えて運動をすることで、筋肉量を増やすことが出来ます。筋肉量が増えると体温が上昇し、免疫力も上昇させることが出来ます。
発酵食品…納豆、ヨーグルトなど
発酵食品は体内で乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を増やし、腸内環境を良くし、免疫力を高めることにつながります。
たんぱく質が豊富な牛肉を使用したレシピを紹介しています。
レシピは下記ファイルをご覧ください。
特定原材料を除いたアレルギー対応デザート
(注釈)特定原材料…食物アレルギーの原因となる食品で、アレルギー発症率と重症度が高い食品のこと。食品表示法で乳、卵、小麦、落花生、えび、そば、かにの7品目が表示義務となっています。
レシピは下記ファイルをご覧ください。
豆乳とバナナのプリン風 (PDFファイル: 133.9KB)
高砂市の郷土料理にくてんを作ろう!
にくてんって?
戦前、兵庫県では「にくてん」はお好み焼の名称でした。高砂市ではキャベツやねぎに加え、関東炊きに入れる具材のうち、すじ肉やこんにゃくなどとともにじゃがいもを入れて焼き、2つ折りに仕上げた独自のものです。名前の由来は定かではありませんが、おそらく「すじにく」と「てんかす」が入っていることからと伝えられています。
レシピは下記ファイルをご覧ください。
※高砂市の郷土料理…高砂市食育推進計画では、地元でとれた産物などを使用し、長い間その地域で慣れ親しまれてきた料理のことを指す。(にくてん・いかなごのくぎ煮・あなご料理・さば寿司等)
高砂市の特産品・グルメ
郷土料理だけでなく、高砂市には様々な特産品があります!
詳しくはこちらをチェック!
アレンジメニューで食品ロスを減らそう
食品ロスについて
日本では年間約600万トンの食品ロスが発生しています。これは、毎日10トントラック1770台分の食品を捨てている計算になります。(農林水産省 平成30年度推計値)
食材を美味しく、無駄なく使いきるために、
- 冷蔵庫や食品庫にある食材をチェックする
- 食品に記載されている保存方法で食品をおいしく食べきる
- 残っている食材から使う
- 作りすぎてしまった料理はリメイクやアレンジレシピで食べきる
などで食品ロス削減にチャレンジしてください。
健康増進課よりアレンジメニューを紹介しています。レシピは下記ファイルをご覧ください。
※食品ロス…本来食べられるにもかかわらず、捨てられる食品のこと。
この記事に関するお問い合わせ先
健康こども部 健康文化室 健康増進課
〒676-8501
兵庫県高砂市荒井町千鳥1丁目1番1号
電話番号:
(健康増進課)079-443-3936
(こども健康担当)079-443-3950
ファックス:(健康増進課)079-443-5991
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更新日:2025年02月26日