わが家の安全対策

更新日:2021年11月01日

災害はいつ襲ってくるか分かりません。大地震が起きたとき、あなた自身はもちろん、あなたの家族は無事でいられるでしょうか。

被害を最小限に抑えるためには、日頃からの備えが必要です。家具の転倒防止対策をしたり、非常持出品の準備をしたり、家族で話し合って地震時の連絡方法や避難場所、役割分担などを確認しておきましょう。

家族一人ひとりの役割分担を決めましょう

地震はいつ起こるかわからないことから、時間帯や誰が在宅しているかなど様々なケースを想定し話し合っておきましょう。

話し合いでは、想定したケースごとに分担を決めるほか、高齢者や乳幼児など家族構成も考慮し、家の中でどこが一番安全か?避難場所、避難経路はどこか?非常持出品はどこに置いてあるか?など、事前に相談しておきましょう。

連絡方法・避難場所等を確認しましょう

いざというときに家族が落ち合う場所を、優先順位をつけて、きちんと決めておくことが必要です。「優先順位をつけて」というのは、たとえば「○○小学校の校庭」と決めておいても、校舎が倒壊して校庭が使えなくなるかもしれないからです。その場合には「△△中学校」、そこもダメだったら広域避難場所の「××公園」、そして「××公園」は広い場所だから「毎年お花見をする桜の木の下」というように、具体的な目標まで決めておくといいでしょう。

非常持出品のチェックをしましょう

最低3日分の食料や飲料水が必要です。

専用の保存食も販売されています。水を必要としない物など、できるだけ手がかからない物を用意しておきましょう。

また、年に1回以上、非常食料品などの防災用品の確認、点検をしましょう。

家具の転倒防止対策をしましょう

地震が起きると、家具が倒れ、物が落ちてけがをしたり、外へ逃げるときの障害になります。これらは、家具を固定したり、家具の上に物を置かないなど、ちょっとした工夫で防げます。

家の中をチェックし、危険な個所があれば安全対策を行いましょう。

また、食器棚などのガラスには、飛散防止フィルムを貼りましょう。

わが家の耐震診断をしましょう

いつやってくるか分からない地震、あなたの家は大丈夫ですか。平成7年の阪神・淡路大震災では、亡くなった人の約9割が建物の倒壊などによる圧死や窒息しでした。東南海・南海地震などの大規模地震に備え、わが家の耐震性を知り、必要な耐震改修・補強をすることが大切です。

簡易耐震診断推進事業については、高砂市都市創造部建築住宅課までお問い合わせください。

自治会等の行事や防災訓練へ参加しましょう

生死がかかった極限状態では、「その人のことを大切に思っているかどうか」で人は動くものです。

家族以外に自分のことを気づかってくれる顔見知りが、地域の中にどれだけたくさんいるか?言い換えればふだんから、地域の人たちとどのようなつきあいをしているかということが、いざというときに自分の生命を守るために重要な鍵となります。

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