映像通報システム「Live119」の運用開始について
高砂市消防本部指令センターでは、令和7年6月1日からスマートフォンを活用した映像通報システム「Live119」の運用を開始しました。
映像通報システム「Live119」とは、火災や救急など通報現場の状況を消防指令員が映像で確認できるシステムです。
映像情報を加えることで、音声だけでは把握が難しかった詳細な現場の状況をリアルタイムに通報者と消防指令員で共有することができ、的確な指示や支援を行う事が可能になります。
また、心肺蘇生法や異物除去など応急手当の方法が分からない場合でも、指令センターから送る動画ファイルを見ながら応急手当をすることができるようになります。
手順1

消防指令員が通報者に対し、Live119による映像伝送のご協力をお願いします。
手順2

了承いただくと、消防指令員が通報者の電話番号宛てにショートメッセージ(SMS)を送信します。
手順3

メッセージを受け取ったら、記載されたURLをタップします。
手順4

ウェブブラウザからLive119が起動します。
※ブラウザはAndroidの場合「Chrome」、iPhoneの場合は「Safari」をご利用いただく必要があります。
手順5

撮影前の注意事項を確認します。問題がなければ承諾いただき次へ進みます。
手順6

Live119ではマイクやカメラ、位置情報を使用します。使用の許可をして次へ進みます。
手順7

開始ボタンをタップして撮影を開始します。
手順8

撮影している映像は消防指令員へ伝送されます。消防指令員が現場の状況を映像で確認します。
注意事項
・システム使用料は無料ですが、データ通信料が発生し、通報者様の負担になります。
(1分当たり15MB程度で、システム利用時の環境等により異なります。)
・スマートフォンのみ使用可能で、事前にアプリをダウンロードする必要はなく、ショートメッセージ(SMS)とブラウザ(chrome・safari)を使用します。
・安全確認を行った後に映像通信システムの使用をお願いしますが、周囲の状況を確認し安全な場所での撮影にご協力をお願いします。
・撮影については、高砂市消防本部から依頼されていることをお伝えください。
・撮影した映像はスマートフォンには保存されず、送られてきたショートメッセージ(SMS)のURLは5分経過すると無効になります。
≪消防隊員による利用について≫
消防隊員が災害現場の状況を、Live119の機能を利用しスマートフォンにて撮影する場合があります。
撮影した映像を指令センターや他の隊員と共有することで現場の状況をリアルタイムで把握でき、迅速な活動に繋げます。ご理解とご協力をお願いします。
なお、映像には個人情報が含まれるため、高砂市個人情報保護条例および高砂市情報セキュリティポリシーに基づき、適切な管理と運用を行います。
更新日:2025年05月26日