消火器の破裂事故にご注意ください!
消火器を設置されている皆様へ
事故の概要
令和3年5月、兵庫県姫路市において、火災の際に使用した点検未実施の消火器(1989年製造)が破裂し、初期消火を行っていた従業員が負傷する事故が発生しました。また、過去には同様の事例により死亡事故も発生しており、製造から10年以上が経過したものや、容器に錆や変形がみられる消火器は、重大な事故が発生するおそれがあり注意が必要です。
消火器の適切な維持管理についての留意事項
消火器は、湿気の多い場所や、たえず風雨にさらされている場所に設置されているものは、製造から10年以内であっても容器の劣化が進んでいる可能性があるため、小まめに外観の点検や容器の清掃を行うなど、維持管理には十分ご注意ください。
著しい腐食等が認められる消火器は、破裂事故のおそれがあることから、当該消火器の使用を中止し、速やかに交換してください。
最寄りの消火器リサイクル窓口を検索することができます。
古い消火器を廃棄するには
消防署では、消火器の廃棄処分等は行っておりません。
廃棄処分の要否・費用等につきましては、ホームセンター等の消火器販売店、消火器を点検している消防設備業者に直接お問い合わせください。
自ら消火器の解体、内部の放出等は絶対に行わないでください。また、粗大ごみや一般ごみには出さないでください。
古くなった消火器をリサイクルする制度(廃消火器リサイクルシステム)の運用が開始されています。古い消火器を廃棄するには、リサイクル窓口へ持ち込むか、又は引取りを依頼してください。引取りを依頼する場合には、リサイクルシール代と引取りに係る収集運搬費が必要になります。
消火器のリサイクルシステムについては、「消火器リサイクル推進センター」のホームページをご覧ください。ホームページ内の「リサイクル窓口検索」から最寄りの消火器リサイクル窓口を検索することができます。
更新日:2025年03月21日