リチウムイオン電池の出火に注意してください!!
リチウムイオン電池って?
リチウムイオン電池はパソコンやスマートフォン、モバイルバッテリーなど広く使用されています。
近年、リチウムイオン電池を搭載した製品から出火する火災が多く発生しています。
ニッケルカドミウム電池などの電池に比べてエネルギー密度が高いため、過充電や過放電時に発熱し、最悪の場合、破裂・発火することもあります。
モバイルバッテリーの発火について注意事項をお伝えします!!
リチウムイオン電池による火災はどのような時に起こるの?
◇ リコール製品を使用するなど、製品の不具合により出火した。
◇ 外部からの衝撃や水が掛かったりしたことで、内部でショートし異常発熱し出火した。
◇ 充電中に寝具がかぶさり、機器に熱がこもり出火した。
◇ 専用の充電器で充電しなかったため、過充電となり出火した。
◇ スマートフォンのイヤホンジャックの清掃や、電池の交換しようした際に、鋭利な物を差し込んだため内臓電池が損傷し、出火した。
◇ 長年使用したことによる経年劣化で出火した。
提供:NITE
実際の火災事例
〇事例1
スマートフォンを落としてしまい、その後、充電していると出火した。
【原因】
落下による強い衝撃を受けたことでリチウムイオン電池が損傷、短絡したことにより出火に至ったもの。
〇事例2
電動アシスト自転車用バッテリーを充電中に出火した。
【原因】
出力電圧が異なる充電器で充電したため、時間の経過とともに過充電となり、短絡し、出火に至ったもの。
〇事例3
リコール製品を使用していると、突然出火した。
【原因】
製造工程における不具合や伝導性異物の混入などにより、短絡し出火に至ったもの。
リチウムイオン電池の火災防ぐために
◇ 充電器やバッテリーは製品に付属されていた物やメーカー指定の商品を使用すること。
◇ 膨張したり、異音や異臭がするなどの異常が生じた物を使用しない。
◇ 充電が最後までできない、使用時間が短くなった、充電中に熱くなるなどした際には、メーカーや販売店に相談する。
異常発生時の対処法
提供:NITE
リチウムイオン電池の廃棄方法
市内においてリチウムイオン電池を適切に分別せずに廃棄したことにより、ごみ収集車やクリーンセンターにおいて火災が発生しています。
リチウムイオン電池の廃棄方法については、定められている方法により、適切に廃棄してください。
更新日:2025年05月14日