令和7年度高砂市中学生サイエンスキャンプの様子について
令和7年8月19日に高砂市立図書館で開催した「高砂市中学生サイエンスキャンプ」の様子です。
明石工業高等専門学校の講師を招き、通常の授業ではできない実験や解説をいただき、中学生の皆さんが思考力・判断力・表現力等をのばし、日常生活と関連づけながら、数学・理科等の知識、理解を深め、活用する能力を磨くことを目的とし、「高砂市中学生サイエンスキャンプ」を実施しました。
講師:明石工業高等専門学校 教養学群 櫻井康博 氏
講義テーマ:「物質と温度」
参加者:高砂市内在住・在学の中学生13名
1 はじめに実験でもっとも重要なことを確認し、講義スタート!
・予測して考えること
・ケガをしないこと<安全・いのちを守る>
2 「温度」とは何か知ろう
非接触温度計やサーモグラフィーを用いて、体温や机、椅子など身のまわりの温度を計測しました。その後、それぞれの物質で、温度のちがいがなぜでるのかを考え、物質状態と温度について学びました。

3 液体窒素を使用し、実験スタート!
沸点が-196℃の時に起こる現象を体験しました。
<実験例>
・机の上に液体窒素をこぼすと起こる現象について
・液体窒素の中に入れ冷やしたキッチンペーパーを取り出し、小さいな蓋付きボトルに入れた後に起こる現象について
・液体窒素の中に入れ冷やしたゴムボールを取り出すと起こる現象について
その他にも様々な実験を通して、普段見ることができない超低温で起こる物質の状態変化を学ぶことができました。
※講師指導の下、教室内を十分に換気をし、安全面を考慮したうえで行っています。
参加した中学生の声
・自分の知らないことを教えてもらえる良い機会でした。探求心が深まる場でした。
・知らない気体や性質などを知れ、液体窒素を使った面白い実験も見れて楽しかったです。
・詳しく知らなかったことを深掘りしてくれたので、なるほどと感じました。







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更新日:2025年10月22日