高砂駅南地区まちづくり計画〈改訂版〉
高砂駅南地区まちづくり計画〈改訂版〉(まちづくり協議会作成)
令和7年3月に高砂駅南地区まちづくり協議会より「高砂駅南地区まちづくり計画〈改訂版〉」が市長へ提案されました。
〇 地域の課題
高砂地区は古くから商業・工業の中心地として発展してきましたが、人口は減少傾向にあるとともに、少子高齢化が進んでいます。
大型商業施設の閉店等、密集市街地における空き家や低末利用地の増加などによる地域の活力の低下が懸念される中、都市の魅力を向上させ、まちなかににぎわいを創出することが求められています。
〇 計画策定の経緯
山陽電鉄高砂駅南地区の駅周辺整備を検討するにあたり、計画の段階から沿線住民や事業者等との対話の取り組みを進めることにより、駅周辺の施設整備、駅前広場、街路や側道の整備、高架下公共空間のあり方等について検討し、魅力ある地域づくりの実現を目的とし、地元自治会・各種団体・企業・交通関係者等により、平成30年7月21日に「高砂駅南地区まちづくり協議会」が設立されました。
まちづくり協議会での検討を経て「高砂駅南地区まちづくり計画」が令和元年11月に策定され、高砂市はこの計画に配慮し「高砂駅南周辺整備計画」を令和2年2月に策定しましたが、山陽電鉄本線(高砂駅~荒井駅付近)連続立体交差事業の検討が進捗していることに加え、社会情勢の変化も踏まえて、令和4年度より計画の見直しが行われました。
計画の見直しにあたり、より具体的な意見を集約するために部会(鉄道高架下空間の利用を検討するウォーカブル部会、まちの利便性や防災性の向上を検討する密集市街地整備部会)が設置され、検討が行われました。また、さまざまな世代から意見を聞くために、次世代の高砂のまちを担う小学生・中学生・高校生たちの意見を聞く機会を設け、保護者にアンケートが実施されました。
約3年間、駅前広場の整備、高架下公共空間のあり方、密集市街地の改善等について検討され、「高砂駅南地区まちづくり計画〈改訂版〉」が作成され、市に提案されました。
更新日:2025年04月08日