旧入江家住宅

更新日:2021年10月29日

文化財の概要

概要

入江家は江戸時代から製塩業を営み、曽根村の庄屋をつとめました。

当家を代表する人物である樵風(1792-1848)は、家業のかたわら俳諧をたしなみ、この家で多くの文人たちと交流しました。

屋敷地は南北に長く、面積は約1,436平方メートルです。

建物は南側に表門・表屋、中央に主屋・新座敷、北側に蔵が配置され、土塀で囲まれています。

主屋の南には築山式枯山水の庭園が広がります。

江戸時代後期の屋敷構えがよく保存されており、棟札や家相図の史料などから建物の変遷が確認できます。

平成13年(2001)に、高砂市は入江家から土地・建物の寄贈を受け、同14年(2002)に兵庫県指定重要有形文化財に指定されました。

旧入江家住宅の表門と表屋の外観の写真

表門・表屋

旧入江家住宅敷地内より撮影された、主屋の外観の写真

主屋

主屋

  • 建築年…天明5年(1785)
  • 様式…つし2階、本瓦葺、東面が入母屋造、西面が切妻造。
  • 間取り…正面8間×奥行6間の本屋に角屋がつきます。3室が南北方向に2列ならぶ六間取。
主屋の外装の側面図

新座敷

  • 建築年…文政11年(1828)
  • 様式…平屋建、本瓦葺、切妻造。
  • 間取り…座敷(9畳)と次の間(8畳)の北側に2室、建物北側に坪庭があります。入江樵風が増築し、別名「酔古亭(堂)」と呼ばれていました。
旧入江家住宅屋内の座敷の内装写真

表屋

  • 建築年…天保年間(1830~1844)
  • 様式…つし2階建、本瓦葺、切妻造。
  • 間取り…通り土間に、4畳と6畳の2室。平成20年度(2008)~平成22年度(2010)に保存修理工事を実施。
表屋の外装の側面図

その他の建物など

  • 表門…文政13年(1830)、薬医門形式。
  • 土蔵…18世紀後期~元治元年(1864)。7室に分かれる漆喰塗り縦板張りの外壁。
  • 庭園…築山式枯山水の庭園。かつては心池のある池泉式。
旧入江家住宅北面にある、土蔵の外観の写真
旧入江家住宅敷地内にある、庭園の風景の写真

ご案内

案内図

旧入江家住宅への経路を示した案内地図

〒676-0082 兵庫県高砂市曽根町493番1

入江家周辺に駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。

公開

現在、非公開です。

毎年、11月第1土曜日、第1日曜日に、一般公開しています。

その他、施設利用や建物の詳細等に関しては、生涯学習課文化財係までお問合せ下さい。

この記事に関するお問い合わせ先

教育推進室 生涯学習課(文化財係)

〒676-0823
兵庫県高砂市阿弥陀町生石61-1

電話番号:079-448-8255

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