有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)の水質検査結果について

更新日:2025年02月24日

日本各地で有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)が検出されている問題を受け、高砂市では安全確認のため自主的に水質検査を行いました。


本市では年に4回浄水出口で測定しており、測定結果(令和2年度から令和6年度分)は以下のとおりです。すべての結果において国の暫定目標値50ng/Lを下回っていることを確認しています。定量可能な下限値は5ng/Lであり、この値を下回った場合は<5と表記します。

有機フッ素化合物(PFOS及びPFOAの合計値)測定結果 (単位:ng/L)

PFOS及びPFOA

有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)について

有機フッ素化合物の一種であるPFOS、PFOA(PFOS:ペルフルオロオクタンスルホン酸、PFOA:ペルフルオロオクタン酸)は、その性質から撥水剤や泡消火薬剤などに幅広く使用されていました。

現在、その製造、輸入は原則禁止されていますが、環境中では分解されにくく、長期にわたって残留すると考えられています。また人体への影響についても指摘されており、現在水質管理目標設定項目(※1)として、暫定目標値を50ng/L(※2)と定めています。

※1 一般環境中で検出されている物質、使用量が多く今後水道水中で検出される可能性がある物質等で、水質管理上留意し、関係者の注意を喚起すべき項目。

※2 PFOS、PFOAの合計値50ng/Lとは、水道水1リットル当たり10億分の50グラム含まれていることです。

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上下水道部 技術管理室 施設課(米田水源地)

〒676-0801
兵庫県高砂市米田町米田新300番地

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