高砂駅南周辺整備基本計画

更新日:2021年10月29日

高砂駅南周辺整備基本計画について

令和2年2月に高砂駅南周辺整備計画を策定しました。

1.高砂駅南周辺の現状と課題

  • 大規模商業施設が閉鎖し、徒歩圏内にスーパー等の商業施設がありません。
  • 人口は減少傾向にあり少子高齢化が進んでいます。
  • 駅南には十分な歩行空間が少なく、乗降口と車道が近接しているなど歩行者にとって危険な状況です。
  • まちが線路で分断され、人の移動が不便です。
  • 駅前には賑わい空間がなく、駅前の商店街も老朽化しています。
  • 駅周辺では未利用地が多く有効な土地利用が図られていません。
  • 高砂踏切では狭い踏切内に歩行者・自転車・自動車が混在し、かつ踏切に接近した交差点があることから危険な状態です。

 これらの問題を解決することによって、まちの活力の低下に歯止めをかける必要があります。

2.高砂駅南地区のまちづくり協議会の取組み

 平成30年7月に、高砂駅南地区の将来を考えるため地元自治会・各種団体・各種団体・企業・交通関係者等により協議会が設立されました。令和元年5月に、協議会が策定した高砂駅南地区まちづくり構想に基づき、市は構想を策定しました。そのまちづくり方針に基づき、令和元年11月に協議会は、連続立体交差事業(以下、連立事業)がある場合とない場合を併記した高砂駅南地区まちづくり計画を策定しました。

3.高砂駅南周辺整備基本計画の策定

 協議会が策定した高砂駅南地区まちづくり計画を、本市の基本計画を策定するにあたり、現在の連立事業に対する市・県・山陽電鉄の三者による取り組みをより推進するため、また協議会においても高架下の活用ができ、ゆとりのある駅前広場となる連立事業を推進し、連立事業のある場合でのまちづくり計画で進めるべきであるとの意見でありました。

 本市の基本計画は、これらのことを考慮し、連立事業がある場合を前提とした計画策定とし、連立事業のない場合は参考資料として記載しています。

4.事業の実現に向けて

 連立事業を行う場合は、その進捗に併せて駅前広場等の整備を行うのが一般的で、駅前広場等の完成は連立事業の完了後となり長期に渡ります。

 そのことによる駅周辺への影響をできる限り最小限にするため、周辺整備事業のうち先行して行うことが可能な事業や暫定的な対応で連立事業の完了後に再度整備する事業などに分けて検討する必要があります。

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