子どもの予防接種
子どもの定期予防接種について
子どもは病気にかかりやすく、かかると重くなることがありますが、予防接種で予防できる病気もあります。
予防接種のタイミングは、感染症にかかりやすい年齢などをもとに決められています。
特に、生後2か月から予防接種を受け始めることは、お母さんからもらった免疫が減っていくときに、赤ちゃんがかかりやすい感染症(百日せき、細菌性髄膜炎など)から赤ちゃんを守るために、とても大切です。できるだけ標準的な接種期間で接種しましょう。
お手元の「予防接種と子どもの健康」をよくお読みになり、予防接種の効果や目的、副反応や予防接種健康被害救済制度などについて理解した上での接種をお願いします。接種後副反応の疑いがある場合は、診察した医師、健康増進課(電話番号079-443-3936)にご相談ください。
新型コロナウイルス対策について
- 健康が気になる今だからこそ、子どもの予防接種はスケジュールどおりに受けましょう。
- 医療機関では、接種を行う時間や場所に配慮し、換気や消毒を行うなど、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策に努めています。
- 受診の前には、体温を測定するなど、体調に問題がないことを確認してください。体調が悪いときは、予防接種に行くことはやめましょう。元気になったら、あらためて予定を立ててください。
- 家に帰ったら、赤ちゃん、保護者とも、手洗いなどの感染対策をしっかりしましょう。また、予防接種を受けた日もお風呂に入れます。
詳しくは下記リンクのページをご覧ください。
予防接種手帳と予防接種シール
高砂市に住民票がある人
生後2か月頃に、予防接種手帳引換券と予防接種シールを郵送します。
予防接種手帳は、こんにちは赤ちゃん訪問、または健康増進課(本庁舎2階)、市民サービスコーナー、地域交流センターにて引き換えてください。
転入された人
高砂市に転入された13歳までの人を対象に、転入月の翌月に接種状況を確認する手紙を郵送します(毎月10日頃)。
必要事項を記入し、返送してください(切手不要)。未接種の予診票と予防接種シールを郵送します。
調査票が届いていない人は、健康増進課(電話番号079-443-3936)までご連絡ください。
予診票および予防接種シールを紛失した人
再交付が必要です。母子健康手帳を持って、健康増進課(本庁舎2階)までお越しください。
接種方法
定期予防接種実施医療機関に予約をしてください。
接種当日は、朝から子どもの状態をよく観察し、普段と変わったところがないことを確認してください。
定期の予防接種は対象年齢内に接種してください。対象年齢を過ぎますと任意接種(有料)になります。
持ちもの
- 母子健康手帳
- 予防接種手帳
- 記入した予診票(予防接種シール貼付)
接種場所
令和7年度高砂市定期予防接種実施医療機関 (PDFファイル: 205.9KB)
高砂市指定の実施医療機関で接種
明石市、加古川市、稲美町、播磨町の実施医療機関でも同様に接種できます。
各市町の実施医療機関については、下記担当課へお問い合わせください。
- 明石市福祉局こども健康センター 078-918-5656
- 加古川市育児保健課 079-427-9216
- 稲美町こども課 079-492-9155
- 播磨町健康福祉課 079-435-2611
兵庫県における広域的予防接種の参加医療機関または兵庫県立こども病院で接種
3市2町(高砂市、加古川市、播磨町、稲美町、明石市)の実施医療機関以外で定期予防接種を受ける場合は、必ず接種前に申請が必要です。
【電子申請】こちらから申請してください。
https://logoform.jp/form/GdUU/464815
【電話での申請】健康増進課(電話番号079-443-3936)へ電話で申請してください。
【窓口での申請】健康増進課にて申請受付をします。
- 申請の受理から発送までに1週間程度かかります。
- 必要書類がお手元に届いてから、接種を受けてください。
- 接種後の申請は受付できませんのでご注意ください。
- 手続きをされた上で、兵庫県における広域的予防接種の参加医療機関または兵庫県立こども病院で接種を受ける場合は、当日の接種費用はかかりません。
兵庫県外など上記以外の医療機関で接種
兵庫県外などの医療機関で定期予防接種を受ける場合は、必ず接種前に申請が必要です。
【電子申請】こちらから申請してください。
https://logoform.jp/form/GdUU/535707
【電話での申請】健康増進課(電話番号079-443-3936)へ電話で申請してください。
【窓口での申請】健康増進課にて申請受付をします
- 申請の受理から発送までに1週間程度かかります。
- 接種後の申請は受付できませんのでご注意ください。
- 接種費用は、一旦全額自己負担となります。接種費用還付(上限額あり)の手続き(事前申請の場合に限る)をされる場合は、下記のものを接種日から6カ月を経過した日又は予防接種を受けた日の属する年度の末日のいずれか早い日までに健康増進課に郵送または持参してください。
- 予防接種費用助成申請書
- 医療機関の発行する領収書等(予防接種の種類と金額が明記されたもの)
- 母子健康手帳又は予防接種済証等の写し
高砂市定期予防接種実施依頼書交付申請書 (PDFファイル: 92.3KB)
予防接種費用助成申請書 (PDFファイル: 141.2KB)
(記入例_予防接種費用助成申請書 (PDFファイル: 152.8KB)
定期の予防接種の種類と接種時期
ロタウイルスワクチン
- ワクチンは2種類あり、同様の効果があります。ワクチンにより接種回数が異なります。
- ワクチンの種類については接種医とご相談ください。
- 最初から最後まで同一のワクチンを使用してください。やむを得ず同じ種類のワクチンが接種できない場合は、事前に子育て包括支援センターまでご相談ください。
対象年齢
1価:ロタリックス
出生6週0日から24週0日まで
5価:ロタテック
出生6週0日から32週0日まで
備考
腸重積の既往歴のある者、先天性消化管障害のある者(その治療が完了した者を除く)、重症複合免疫不全症の所見が認められる者は除く。
標準的な接種機関
初回接種 生後2月から14週6日まで
接種方法
1価:ロタリックス
27日以上の間隔をおいて2回接種
5価:ロタテック
27日以上の間隔をおいて3回接種
備考
接種後1~2週間は「腸重積症」に注意が必要(突然はげしく泣く、嘔吐を繰り返す、便に血が混じる、ぐったりして顔色が悪い、機嫌が良かったり不機嫌になったりを繰り返す等)
ヒブワクチン
対象年齢
生後2月以上生後60月に至るまで
標準的な接種期間
1期初回
生後2月から7月に至るまで
1期追加
1期初回終了後、7月から13月までの間隔をおく
接種方法
生後2月から7月に至るまでにはじめた場合
1期初回
27日以上の間隔で3回接種
1期追加
1期初回終了後7月以上の間隔で1回
生後7月から12月に至るまでにはじめた場合
1期初回 27日以上の間隔で2回接種
1期追加 1期初回終了後7月以上の間隔で1回
生後12月から60月に至るまでにはじめた場合
1回接種
小児用肺炎球菌ワクチン
対象年齢
生後2月以上生後60月に至るまで
標準的な接種期間
1期初回
生後2月から7月に至るまで
1期追加
生後12月から生後15月に至るまで
接種方法
生後2月から7月に至るまでにはじめた場合
1期初回 27日以上の間隔で3回接種
1期追加 1期初回終了後60日以上あけて1歳以降に1回
生後7月から12月に至るまでにはじめた場合
1期初回 27日以上の間隔で2回接種
1期追加 1期初回終了後60日以上あけて1歳以降に1回
生後12月から24月に至るまでにはじめた場合
60日以上の間隔で2回接種
生後24月から60月に至るまでにはじめた場合
1回接種
BCG
対象年齢
生後1歳に至るまで
標準的な接種期間
生後5月から8月に至るまで
接種方法
1回接種
五種混合(ジブテリア・百日せき・破傷風・ポリオ・ヒブ)
・交互接種について、原則同一のワクチン接種を行うこととしています。
対象年齢
生後2月から90月に至るまで
標準的な接種期間
1期初回(3回)
生後2月から7月に至るまで
1期追加(1回)
1期初回終了後、6月から18月までの間隔をおく
接種方法
1期初回
20日以上の間隔で3回接種
1期追加
初回接種終了後に6月以上の間隔で1回
四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ) 単独の不活化ポリオ
対象年齢
生後2月から90月に至るまで
標準的な接種期間
1期初回(3回)
生後2月から12月
1期追加(1回)
1期初回終了後、12月から18月までの間隔をおく
接種方法
1期初回
20日以上の間隔で3回接種
1期追加
初回接種終了後に6月以上の間隔で1回
二種混合(ジフテリア・破傷風)
対象年齢
11歳以上13歳未満
標準的な接種期間
11歳から12歳に達するまで
接種方法
1回接種
麻しん及び風しんワクチン(混合ワクチン)
対象年齢
1期
生後12月から24月に至るまで
2期
小学校入学前の1年間
接種方法
1期と2期各1回接種
麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)の定期接種期間延長について
ワクチンの供給不足により令和6年度中に接種できなかった下記の対象者は、定期接種の期間が2年間延長されることとなりました。
【対象者】
MR1期:令和6年度内に生後24月に達する又は達した方
MR2期:令和6年度に小学校就学前の前年度(年長児相当)の方
(平成30年4月2日から平成31年4月1日生まれの方)
【延長期間】
令和7年4月1日から令和9年3月31日まで
※予診票に関してはお手持ちのもので引き続き可能です。
水痘
対象年齢
生後12月から36月に至るまで
標準的な接種期間
1回目
生後12月から15月に達するまで
2回目
1回目終了後、6月から12月までの間隔をおく
接種方法
3月以上の間隔で2回接種
B型肝炎
対象年齢
生後1歳に至るまで
標準的な接種期間
生後2月から9月に至るまで
接種方法
27日以上の間隔で2回、更に初回接種から139日以上を経過した後に1回接種
日本脳炎
対象年齢
1期
生後6月から90月に至るまで
2期
9歳以上13歳未満
標準的な接種期間
1期初回(2回)
3歳から4歳
1期追加(1回)
1期初回終了後1年後
2期
9歳から10歳
日本脳炎予防接種の特例措置
平成17年度から21年度までの積極的勧奨の差し控えにより、接種機会を逃した方は、特例措置により予防接種法に基づく接種が受けられます。
詳しくは下記リンクのページをご覧ください。
接種方法
1期初回
6日以上の間隔で2回接種
1期追加
初回接種終了後6月以上の間隔で1回接種
2期
1回接種
ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症予防ワクチン
- ワクチンは3種類あり、ワクチンによって回数や間隔が異なります。
- ワクチンは、同じ種類のワクチンを接種を完了することを原則としますが、途中から異なるワクチンの接種を希望する場合は、医師とご相談いただくようお願いします。
対象年齢と接種期間
(1)定期接種対象:小学6年生から高校1年生相当年齢の女子
接種期間:12歳となる日の属する年度の初日から16歳となる日の属する年度の末日までの間
(2)キャッチアップ接種対象:平成9年4月2日から平成21年4月1日の間に生まれた女子
キャッチアップ接種の期限が条件付きで延長されます。
条件:上記のキャッチアップ対象者で令和4年4月から令和7年3月末までに少なくとも1回以上接種しており、接種完了(3回)していない方
上記の条件を満たしていれば、令和8年3月31日までの1年間公費で接種することができます。
接種方法
2回もしくは3回の接種を完了するには、標準的に6か月かかります。
詳細
詳細については、以下のリンク(ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種(HPVワクチン)について)からご確認ください。
ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種(HPVワクチン)について
予防接種の保護者同伴について
予防接種を受けるには、原則として保護者の同伴が必要です。
保護者が、特別な理由で予防接種を受ける子どもに同伴できない場合
保護者の代わりとして子どもの健康状態を普段からよく知っている親族等が同伴することで接種できます。
保護者からの委任状が必要です。ご記入のうえ、予診票等とともに医療機関に提出してください。
委任状(プリントアウトできない場合は健康増進課にあります) (PDFファイル: 32.5KB)
13歳以上の予防接種希望者のうち、保護者が同伴しない場合
保護者からの同意書が必要です。ご記入の上、予診票等とともに医療機関に提出してください。
同意書(プリントアウトできない場合は健康増進課にあります) (PDFファイル: 189.5KB)
長期療養を必要とする疾患により、定期予防接種を受けられなかった人へ
長期療養を必要とする重篤な疾患にかかったこと等により、やむを得ず対象年齢内に定期予防接種が受けられなかった方への接種の機会が特例措置として確保されています。
対象の方は、予防接種法に基づく対象年齢外であっても、医師が接種可能と判断してから2年間は、接種できなかった予防接種を定期予防接種として受けることができます。(予防接種の種類によっては上限年齢あり)
詳しくは下記リンクのページをご覧ください。
長期療養を必要とする疾患により、定期予防接種を受けられなかった人へ
骨髄移植等により、それまでの定期予防接種により得られていた免疫が低下または消失した人へ
骨髄移植等(骨髄移植、末梢血幹細胞移植、さい帯血移植)により、それまでの定期予防接種により得られていた免疫が低下または消失したため、再度予防接種を受ける必要がある方を対象に、再接種の費用の一部を助成します。平成31年4月1日以降の再接種が対象です。
詳しくは「骨髄移植後等の予防接種の再接種費助成について」のページをご覧ください。
関連情報
この記事に関するお問い合わせ先
健康こども部 健康文化室 健康増進課
〒676-8501
兵庫県高砂市荒井町千鳥1丁目1番1号
電話番号:
(健康増進課)079-443-3936
(こども健康担当)079-443-3950
ファックス:(健康増進課)079-443-5991
お問い合わせはこちら
更新日:2025年04月18日